0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 485
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093886451

作品紹介・あらすじ

落合陽一の本史上最も平易!でも深い

「今のような学校教育はいらない」と語るのは、現代の論客といわれるメディアアーティストの落合陽一氏。
「人生100年時代」に本当に必要な教育とは?デジタルネイチャーの時代に身につけておくべきことは?・・・学び方のヒントがわかる“教科書”です。

「学び始めるのに適正年齢はない」ので、学生、社会人、子育て中の親、生涯教育について知りたい人・・・あらゆる世代や立場の方に響くものがあるはず。

落合氏自身の幼児期から今に至る軌跡もたどり、時代を牽引する天才がどう形成されてきたかも探ります。

読み解くのに思考体力を要するといわれる落合氏の本の中でも、平易に書かれているので、落合陽一を知る入門書としてもぜひ手に取ってほしい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 一生懸命勉強するのは大学生まで、その後の社会人人生はそこまでの蓄積で生きていくー。そんな時代ではもちろんないし、むしろ社会に出るとそれまでの日本の教育とは全く違うアクティブな学習が求められてくる。
    多くの人はそこのギャップに苦しんだ経験があるのではないだろうか。

    この書籍では、改めて我々がどのように学習するべきで、何がその学習への態度を難しくさせているか、どのようにマインドシフトすることが望ましいのかを落合陽一氏の実体験交え伝えてくれる。

    書籍中でも言及されているとおり、社会人でもロジカルシンキングできない人は意外なほど多い。
    いや、できるほうが少ないのではないか。
    また文系理系での区別、もっというと学科単位レベルでの区別が染みつき、自分の限界を定めてしまう人もいる。
    なにより「正解」ありきでの教育の弊害か、相手の顔色を伺いながら「正解」を探そうと会話する人のなんと多いことか。
    しかしこの書籍は「何才からでも学ぶことはできる」という救いを与えてくれる。

    とかく難解という印象を持たれがちな落合陽一氏の著作だが、本書は非常に読みやすい。それでいて本質は他の著作と同様に深淵であり、落合陽一入門としてもとてもよい一冊。

  • 学び続けること、自らをアップデートし続けていく姿勢を持つこと、またそういった人を育んでいくことについての、落合さんの考察。
    超早口で難しいことを喋っている印象とは全然違って、めっちゃ分かりやすく書かれていて、あぁ、頭の良い人はこういう文章も書けるんだなと尊敬の念を感じながら読み進めた。
    そんな落合さんがどんな環境で育ったのかが分かる二章が一番面白かった。とにかく子ども自身の興味関心を追求させること、多様性のある環境に身を置くことが大事なんだなと改めて感じた。

  • ツイッターとかテレビ(スマホで反省会を見ているだけだけれど)の雰囲気と比べると、本はずいぶんきちんとしている。「どんな状況にあっても楽しく学び続けられる人」私自身そういう人間でありたいと思っているし、子どもたちにもそうあってほしいと思って接してきた。教育についてほぼ全面的に同意できる内容だった。まあ、ニーチェを読むのはちょっとつらいかなあ。オンラインサロンは興味深い。サイエンスカフェとか、時間的にも空間的にも無理があって、参加する機会がほとんどないが、オンラインでできるならのぞいてみたい。学校は急には難しいかも知れないが、塾なんかだったら、オンラインで、一人一人にあったカリキュラムで指導してあげることは意外と簡単に進むかもしれない。もっと、できる喜びを味わうことができるようにさせてあげたい。一方で、すぐにできなくても粘る力も身につけてほしいから、そのころあいが難しい。私は、ここまでリスクを避ける人生を歩んできたけれど、子どもが手を離れ、退職したあとは、ちょっと何かチャレンジしてみようかな。まずはクラウドファンディングのやり方を学ばないとだな。それに、自分でオンラインサロンをつくることだってできるかもしれない。自分は専門家でも芸術家でもないけれど、「学問のファン」として。ところで、2章あたり誤植が多かった。著者は忙しんだから、編集者か、あるいは校正専門の人がいるなら、なんとかしないとね。小学館なんだし。

  • 2018.12.11 読書メーターの週間ランキングより。

  • 今回の本はとても読みやすい。知人や友人に落合陽一さんのことを紹介するときもこの本だと興味を持ってくれる。
    与えられた問題を解くのではなく、
    自ら問題を見いだし、答えをみつけ、実践できる人になりたい!

    <読書メモ>
    STEM教育
    Science 科学
    Tecnology 技術
    Engineering 工学
    Mathematics 数学

    +α必要なもの

    言語 ロジック化
    物理 物の理という意味で
    数学 統計的分析やプログラミング
    アート 審美眼・文脈・ものづくり

  • 「高偏差値学校→大企業=いい人生」モデルの崩壊を確信しつつも、子どもたちでABテストを繰り返すわけにもいかず、今後の教育については若い世代に教えを乞いたいなあと思っている矢先に本屋で出会った本書。素晴らしい。
    ド文系の僕にとって「数学が役に立たないのは、役立つように数学を学んでいないから」という指摘には、ごもっとも!と言うほかなし。世のお父さんは将来子どもと酒を酌み交わすのが夢とかいいますが、僕は子どもと一緒に理数系を学びなおすのが夢です。父としてのレゾンデートルを胸を張って喧伝できるよう、可能性・オプションをできるだけ広げてあげたい。
    本文中に「「よい作品」と「そうでない作品」を分ける基準のひとつは、その作品が作者の哲学やロジックに則って、自身の文脈の中で、やり切って作られているかどうかです」とあります。これってほんと、仕事にも当てはまるよなあ。

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著者プロフィール

落合陽一(おちあい よういち)
メディアアーティスト、研究者。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教、デジタルネイチャー研究室主宰。2015年Pixie Dust Technologies.incのCEO。2017年から筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。2017年12月からは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長 及び 准教授を兼務。
代表作に、最初の著書『魔法の世紀』、『日本再興戦略』『デジタルネイチャー』など。ほかにも様々な作品と著作に関わる。

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