ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス

  • 小学館
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093886581

作品紹介・あらすじ

世界とニッポンの「裏」をディープに読む!

世界中のインテリジェンスの専門家に接する佐藤優氏が、「これは敵わない」と瞬時に白旗をあげる人物がいる。それがゴルゴ13、通称「G」だ。

ゴルゴの圧倒的な強さの秘密は、奇跡的な狙撃力だけでなく、実はその「インテリジェンス能力」にもある、と佐藤氏は分析する。

欺瞞に満ちた情報が氾濫する現代社会を生き抜くため、私たちは今、「Gのインテリジェンス」を学ぶ必要がある--。



本書は、ゴルゴのインテリジェンスの秘密を解き明かすだけなく、物語の題材としても人気を集めた「トランプ大統領」「貿易戦争」「AI」「仮想通貨」「ドローン兵器」「フェイクニュース」といった旬のテーマについて、インテリジェンスの視点も交えつつ、ディープに解説します。

その上で、ビジネスパーソンに必要なインテリジェンス能力の本質と、それを得るための具体的な方策についても提案します。

また、「『ゴルゴ13』連載50周年」を記念し、作者のさいとう・たかを氏に、佐藤氏が直撃取材を敢行! 「ゴルゴはなぜ人前で食事をしないのか?」「孤独でも100%仕事を成功させる極意」など、意外な事実が明かされます。


【編集担当からのおすすめ情報】
512日間もの勾留に耐え、信念を貫き通した佐藤優氏。
50年もの間、入院中も休まず連載を続けたさいとう・たかを氏。

そして、いまなお2人は、佐藤氏は月間90本もの締め切りをこなし、さいとう氏は月産ページ数がコミック界最多となるなど、鉄人的なペースで、休むことも失敗することもなく、仕事を続けています。

まさに、この2人こそ「現代のゴルゴ」と呼ぶに相応しい存在です。

「2人のゴルゴ」による類い希な共作は、混沌たる未来を生き抜くための「自己防衛術」の指南書としても、大いに役立ちます!

感想・レビュー・書評

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  • ゴルゴ13て「麻生太郎ちゃんが愛読している」くらいしか知りませんでした。
    今回、一部ですが初めて読みました。
    こんな面白い漫画だったんですね!
    50年も続いている「連載継続中の漫画としては日本一の長寿漫画」なんだ!

    それで、肩書も今回初めて知りました。
    佐藤優さんと同じく、高いインテリジェンス能力を持つ人。
    そして佐藤さんと同じく、逮捕されるようなことをしている人なんですね!

    ちょっと前に佐藤さんと西原理恵子さんのコラボを見て、西原さんの漫画を読むようになりました。
    今回も名前だけは知っていた、さいとう・たかをさんとゴルゴ13を知って、読んでみたいと思いました。
    これからもこういうコラボをたくさん企画してほしいです。

  • これは面白かった。ゴルゴ13と佐藤優の組み合わせを考えて上梓させた編集者は天才だ。最近の話題でゴルゴ13に登場した内容を佐藤氏が解説するというスタイル。素晴らしい。少し過去の作品で続編も期待したい。佐藤氏とさいとうたかを氏の対談も付いていて更に良い。

  • 面白かった

  • 50年以上の連載が続くゴルゴ13。人気の秘密は
    そのリアルな世界情勢がストーリーに組み込ま
    れていて、まるでゴルゴ13が実在するかのよう
    に錯覚してしまう点でしょう。

    ただそれだけではありません。

    絶対に約束を破らないプロとしての姿勢、情報
    収集能力の高さなど、普通のビジネスマンが
    お手本とするべきポイントが数多くあります。

    そんなゴルゴの「プロ論」を佐藤優氏の考察で
    読み解く一冊です。


  • 読了。ゴルゴ13 195巻を買いました。


  • 佐藤優の最近の著作のわかりやすいまとめになってる。これを読むとゴルゴ13を読みたくなってくる。インテリジェンスオフィサーのお手本としてのゴルゴ13が描かれてる。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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