女に生まれてモヤってる!

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  • 小学館 (2019年6月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784093887076

作品紹介・あらすじ

女の損は見えづらい

生き方が多様化し、女性としてのライフスタイルに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。コラムニストのジェーン・スー氏と脳科学者の中野信子氏が、これからの女性の生き方を対談形式で語り合います。

【一章】「女らしさ」は誰のため?
-「女らしさ」とは自己決定権を手放すこと
-メイクや服は女ウケを狙ったほうがコスパがいい 他
【二章】敵と味方とルールを再検証する
-「女同士はわかり合える」という一枚岩幻想
-新自由主義の流れでカオス社会が爆誕 他
【三章】恋愛と結婚、私たちの戦略
-自分よりも能力が高い人を好きになるという通過儀礼
-パートナーはまっとうに生きるための漬物石 他
【四章】なぜ女は自信を持ちづらいのか?
-男は女よりも自信を持ちやすい
-依存相手は都合のいいスクリーン 他
【五章】いつか結婚も出産もレジャーになる
-妊娠・出産をアウトソーシングする未来
-私たちが本当に後世に残したほうがいいもの 他
【六章】ジャストフィットな生き方は自分で決める
-男社会で設定されたゴールがすべてじゃない
-今の選択が正しかったと思えるように 他

みんなの感想まとめ

女性としての生き方を多角的に探求する本書は、現代の社会における女性の役割や選択肢について、対談形式で深く掘り下げています。著者たちは、女性が抱える「モヤモヤ」を言語化し、心の内を軽くする手助けをしてく...

感想・レビュー・書評

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  • 女性という生き方を多角的に見ている。社会の変容と女性のあり方がなんと人間が発生する前から論じられている!文章は会話形式で進むので、少し学術的な話になっても止まることなく、サクサク読める。

  • 珍しくタイトルに惹かれて衝動買いした本。
    ジェーン・スーさんの本はいつか読みたいと思っていた。

    自分自身、幼少期は男に生まれたかったという強い思いがあったけど、最近は女性であることに楽しさも感じつつある。それでもやっぱり不当に扱われたり理不尽なことが多い毎日で(何も、すべての原因が「女だから」というわけではないけれど)、怒りが爆発しそうになっていた。

    心の内でモヤっとしていたことをお二人が言語化してくれて気持ちが少し軽くなったり、逆にあまり共感できない話もあったり…。自分ならどうかな、と常に考えながら読めて面白かったです。

    人生の選択に正解はなくて、自分で正解にしていく、というのは自分でもよく考えることだったけれど、やっちまったと思ったら自分ですぐに「アイロンをかける」というのは、すごく好きな言い回しだった。
    心の隙間を他人で埋めても満たされることはない、結局自分で頑張るしか満足できないというのは、そうだよなーと共感し、過去を忘れる力が高い人が幸せを掴めるというのには、ドキリとした。

    結局色んなことを考えた結果、却ってモヤモヤが増えたけど、それがいいのかな、と思ったり。モヤモヤしながらあれこれ考えて動かないと、配慮のできない人になってしまうし、搾取されてしまうような気がするから。

    自戒を込めて、イヤなことに声を上げることと、恨み節になってしまうことは違うので、気をつけようと思います。

  • 先月からジェーンスームーブメントが起きている私。以前に中野信子さんとの対談が面白く、これはまさに二人だけの共著!

    中野さんは常に生存戦略としてどうかっていう目線での話が面白いのと、なんつーかナマケモノ戦略で今を生きてるのが痛快。そしてそれがなんか意外でもあった。彼女自身はナマコ戦略と名付けておられたが。でもこれも若い頃にものすごーく勉強されてたからできるのかなって思う。

    一方ジェーンスーさんは若い頃は女っていうジェンダーで生きてくことにコンプレックスが沢山あってそれをいつか自覚し自分の力で凌駕してきたのかなって。

    どっちにせよ、女に生まれたモヤりを超えて、誰にも依存せず、自分の好きな事を戦略的にやり抜くような生き方を勧められてると思う。ちこちゃんじゃないけどぼーっと生きてんじゃないよって言われた^^

  • 結婚や出産を経て初めて、一人前の女性とみなされる世間の風潮。時代はめざましく変化しているにも関わらず、女性であるがゆえに、未だに押しつけられる、様々な価値観。

    全ての女性が持っている無意識の囚われを言語化し、そこに女性の生きづらさの解があるとし、焦点を当て、女性性からの開放を押し進める本。

    多くの男性からは反感を買う内容でしょう(笑)

    逆に、これが一部の現代女性の意見だと、すんなり受け入れられる男性は、かなり懐が深いと感じます。

    人生の節目に悩む10代後半〜30代の女性には是非読んで欲しいと思います。

  • ‪自分は男だが、未婚独身な件について面倒くさい質問を受けることは多々ある。女性はさらに社会バイアスが乗っかると考えるだけでもう…女性は共感して男性は新たな気づきを得られる一冊、というこの雑な性別ひと括りもまた良くないのかもしれないな。色々と考えたくなるきっかけになった。読んで良かった。‬

  • すーっと入ってくる部分とそうでない部分があった。でもそれはそれでよし。いろんな考えを知ることができて嬉しい。
    20代の頃あんなにとんがってたのには脳内物質のせいだったのか。私も40代になって日々が少しずつ楽しくなってきたひとりです。

  • 対談形式で進んでいくため、テンポ良く読めた。

    (共感ポイント)
    ・中野:「女は優遇されている」と思っている人が大勢いるようですが、それは「下に見られている」のと同じことですからね。(p.22)
    →自身の経験上、女は得をしているのでは?と感じた時期もあったが、実際は若さ(外面)を搾取されていたと認識したから早く歳をとりたい。(中身は今くらいの勢いをキープ)

    ・中野: 置かれた場所で咲きなさい、という言葉を見ると、何だか苛立ちを感じてしまう。(p.214)

    この本から何を学んだかというよりは自分が女であることの立ち位置を再認識させられた。

  • 私自身は「女に生まれてモヤってる」ことが特にありません。
    だから「「女らしさ」は誰のため?」「敵と味方とルールを再検証する」の章は「ああ、そうですか」。
    ジェーン・スーさんも中野信子さんも優秀な方だから、いろいろ思うのだと思いました。それは素晴らしいことだと素直に思う。どんどん語ってください。

    その一方で「恋愛と結婚、私たちの戦略」「なぜ女は自信を持ちづらいのか?」「いつか結婚も出産もレジャーになる」は面白かった。
    中野信子さんがリケジョだからではないでしょうか。

    その中でとくに面白かったのは「地質年代の視点から地球を見るとどうなる」とか「Y遺伝子は消滅するんじゃないかという説がある」あたり。

    落ちこぼれの私の中でも特に理科の偏差値は酷いのですが、中野信子さんのようなかたの話はこれからも聴きたいと思っています。

  • 『大事なことなのでもう一度言いますが、誰かに「私にふさわしい相手」として選ばれなくてもいいんです』

    この本を読んで、救われる思いがした。
    この本は背中を押してくれている。女性でも男性でも、性による役割や社会通念に、自分の生き方までもを搾取される必要はないのだ、と。
    (部分的に男性ヘイトに感じられる文章もあったが、個人的にはその部分には共感できなかった。そして筆者たちが本当に伝えたい部分もそこではないと感じた。)

    女に生まれたというだけで嫌な思いをすることが多々あったように思う。損をしていると、よく感じていた。女らしい女の子をうらやみ、妬んでもいた。そして女らしくいられない自分を責めていた。
    でも私だけではなかったのだ。
    自分の意見を言う、場を引っ張る、そういった行為は「女らしくない」と言われ、「選ばれない」「お嫁に行けない」などと言われる。
    そうしていつしか自分を抑え、周囲の期待を優先し、まわりの機嫌を損ねないように振る舞う。
    無意識に、誰かを支える存在として「選ばれる」ために。

    これまでの社会規範から、男性の中には女性を「モノ」としか捉えられない人、おしなべて女性のほうが勉強や仕事ができないと本気で思っている人、慎ましやかで自分の意見を言わず、出産し育児をし、男性を支える女性以外は無能だと考える人が残念ながらかなり多いのが現実である。
    私自身、肌身で感じている。

    人間として、何らかの社会貢献をしても、「結婚は」「子供は」などと仕事や学問、功績とは関係のないことばかりに焦点が当てられる。
    女性も社会進出を、と毎日のようにニュースやメディアで言われる一方、(日本の)人口減少・少子高齢化を憂い、子供を産め、それもたくさん産めなどと言う。そう唱える社会の上層にいる男性たちは、既存の「女性らしい女性」「男性より能力が低い女性」感を本気で根底に抱いているというのに。

    けれど今、単純に「男女平等」を声高に叫ぶのではなく、人間一人ひとりがもっと「考える」時代が来ているのだと思う。
    その上で、「知」は圧倒的な力を持つ。
    変わっていく社会の在り方に、魚類の繁殖戦略や46億年の地球史を用いてくるあたりはとても面白かった。
    (私自身、シロアリの真社会性の話で知人に励まされた事を思い出した)
    置かれた場所で咲きなさい、に苛立ちを感じるという話も共感できてかつ、理由が明確に言語化されていて気持ちがよかった。
    もっとマクロな視点をもって、多様化する社会と向き合っていかなくては。

    ジェーン・スーさん、中野信子さんは本当に賢くて、この人たちのようにはなれないよ、と思う部分もあるけれど、別になれなくていいのだ。
    自分で考えて、迷って、間違えて。それでも選んだ答えを正解にしていけるのだ。誰しもが。
    私自身も自分の生き方に迷いや、自責や、劣等感がいつもあるけれど、それでも進んでいこうと思う。自分で選んで、自分の今を正解にしていくために。

  • 女だから何かを我慢したり、諦めたりした経験のある人に読んでほしい。
    そして男性にも読んでほしい。
    女性が「損している」ということを解消することは、男性が損するということではない。

  • 一度読んでいたのに、また図書館で借りてしまい、再読。またもや励まされた。私は私でいいのだ、他の誰にもならなくていいんだ、という力強い応援歌。そして、「選んだ答えを正解にする」という中野信子さんの言葉に射抜かれた。自分を見つめ直すために何度でも読みたい本。

  • 【きっかけ】
    『私がオバさんになったよ』を読んだ時、中野さんとの対談で脳科学的視点から男女を見ていたのが面白くて、他に共著があることを知り読んでみたいと思ったから。
    …思ってから早半年以上…図書館で見つけてようやく借りた笑

    【あらすじ】
    「女に生まれたというだけで、個性や実力が身近な人たちからないがしろにされる」…そんな「人生のバグ」を、コラムニストのジェーン・スーと脳科学者の中野信子が明らかにしていく。

    【心に残ったところ】
    ◉“でも大人になった今は、女性のほうも結構面白いかなと思うようになってきたところ。女性のほうが生物として圧倒的にきれいだし、生き方のバリエーションが豊かという状況になったと思うので。”

    ◉“でも、私自身はおごられることは好きじゃない。できれば避けたい。それってなぜなんだろうとじっくり考えてみたんだけど、結局はさっきスーさんが言った「自己決定権を手放すことだから」なんだよね。おごられることを受け入れるのは、相手の支配を受け入れることと等価になる。”

    ◉“10代と40代の脳って全然違うんだよ。10代の脳には不安がどんどん増幅するような回路が組まれている。でもその回路によって増幅されていた不安感情は、年齢を重ねるごとに緩やかに降下していく。だから何かを達成したりしなくても、40歳前後で人は落ち着いてくる。”

    【感想】
    中野さんの女性にまつわるあれこれの話、やはりとても面白かった!!!
    おごられると「支配される」気持ちになるところ、すごく共感するし、こうもはっきりと言語化してくれる人がいるなんて…と感激した。

    私も今の夫と付き合う前は、全部割り勘にしていた!!
    当たり前に割り勘に応じる彼に最初は「奢ろうとかないのかな…」と一瞬思ったことはあったけど、やはりフェアな関係は安心する。

    男性の趣味友達に「奢るよ!!!」と言われ頑なに譲られなかった時は一旦受け入れ、次は必ず自分が奢り返す。
    なんならジャンケンで奢るかどうか決めることもある。
    男性の無意識の支配から相手の機嫌を損ねることなく逃れる処世術である。


    話は逸れるけど、なぜプロポーズの時に「君を幸せにする」って言われがちなんだろうね??

    当時、彼に「同棲1年経つけどいつ結婚するん!?」と脅s…いや、相談を持ちかけた⭐︎ときに、「今の給料で君を幸せにできる自信がない」と言われたことがある。
    でた!!!元カレにも同じこと言われた!デジャヴ!!

    あのね!今の女は!自分で!自分を!幸せにできるんです!!!!
    あんたにゃ関係ないんじゃ!
    勝手に幸せになるんじゃ!!!!!

    いいか、プロポーズするなら、
    「一緒に幸せになりましょう」じゃボケ!!!!

    …当時は心の中ではこう思いつつ、表では優しく諭し、無事彼と入籍を果たした。
    そう、私たちはプロポーズなんて甘い雰囲気はなく、話し合い(?)で結婚を決意したのである。

    このマインドは5年経った今でも忘れないようにしている。
    自分の機嫌は自分で取る。
    自分の人生は自分で選択する。
    自分の幸せは自分で掴むのだ。

  • 題名から、
    「女性はこんなに生きにくいんだ!」ということをぐちぐち言っていくのかなあ、と思われるかもしれない。女性が「そうだそうだー!男なんていらない!」と同調する為の本と思うかもしれない。
    まず、それを否定したいです。
    いつの間にか「女」であることに固定観念を植え付けられている私たちが、「自分」らしく生きていこう、という内容が柱。
    なので特に後半の方は、男性が読んでも、勇気を貰えると思います。
    (ちなみに、このようなテーマに何ら興味のなさそうな男性が 勝手に私の本棚から借りて読んでてギョッとしたのですが、完読しておもしろいと言ってました笑)
    最後の締めの文章が特に良かった。

  • ジェーンスーさんと中野信子さんの対談。スーさんのラジオやPodcastでの喋りに慣れていると、それが字になった瞬間、彼女の当意即妙、瞬発力みたいなものが半減してしまい、文字に書き起こされるころに向いていないのが若干残念。特に前半、2人が女に生まれてもやった瞬間を語る場面は、女性なら多かれ少なかれ10代20代の頃を思い出すと思うが、少し食傷気味に。

    たしかに、体が大きいことがコンプレックスになって女らしさに反発していたスーさんと、頭がよく、そんな彼女を受け入れきれなかった母親との関係をこじらせていた中野さんの若い頃、ずいぶん生きにくかったんだろうなあと思う。だからといってチヤホヤされる美人が徳かというと、常にモノとして見られる辛さがあるという指摘。その後に待ち受けるのは男性に依存する人生であり、どこかで破綻する。どういう容姿であれ、多かれ少なかれ若い頃は男性からの判断基準で右往左往させられていたというのはなんとも悔しい話。

    ただ後半、「中年」となった2人が、若い女性という域を脱したことで「初めて人間になれた」という部分は同感。おばさんは図々しいとかフィルターが無くなるとか言われるけれど、結局男性の目を気にするとか女だからという足枷が取れた本来の姿が出せるからなのかもしれない。自由になった2人が満足のいく選択をして今を楽しんでいる感じが伝わってきて、読後感は爽やかだった。

    「女だからこんな結果になってしまったんだ」とネガティブに捉えることから脱出し、「自分の出した答え/選択を正解にしてしまう」=女に生まれよかったと思える人生を送ろうという、非常に前向きなメッセージで締め括られている。

  • 結婚をきっかけに配偶者が読み直してたので、わたしも拝借。女性だからということで、なぜかうまく行かないことは自分のせいじゃない、「社会のバグ」である。そんな本。バグじゃぁしょうがないわ。そんな気持ちでサラサラと読みすすめる。

    「この人といたほうがちゃんと生きられる/私にとってパートナーって、真人間でいるための漬物石。/偏った集団にい続けて傲慢になった私の考えに一石を投じてくれる。」

    この一節をみて、そうそう、結婚したの、これだわ、と激しく同意。

    ---

    女性だからと、自分が不利益を被った経験は(生理痛くらいしか)ないなと思ってたのだけど、あれも実はそうだったんだろうか、と思い返すこともいくつか。自覚してないだけだろうか。

    でも、読み終わってふと思うのは、一番自意識を育む中高6年間の大切な時期に「女子校(notお嬢様校)」に入れた親の選択は良かったんじゃないかと思っている。私達の先輩たちは当たり前のように社会進出し、理数分野で活躍し、稼ぎ、意思を持って異性と同じフィールドで活躍する。理数の先生に女性が少なかったのが残念だったけど、そういう無意識に育んでもらった価値観が、卒業したあとのわたしの心のバネを強くしてくれたようだ。
    とはいえ、今後もまだ妻、母といった様々なフィールドでの壁にぶち当たるのだろう。困ったら「あ、バグかもしれない」と、すこし冷静に分析するメンタルを忘れないようにしよう…。

  • 面白く読んだはずなのだが、中野信子さんが非常に頭の良い人だという印象しか残っていない。

  • 正解を選ぶより「選んだ答えを正解にできる」人になりたいもの。自分の幸せは自分で決めたい。

  • 大好きな中野信子さんとジェーン・スーさんの共著ということで早速購入しました。
     
    鋭い視点と、
    半端ない言語化力のお二人のお言葉は、
    「はっ」とすることが多すぎて、
    気がつくと思考が広がっていってしまい、
    3回ほど読み直し。
     
    「女はこんなに損している」
    「どっちが得なのか?」
    という二元論ではなく、
     
    もしあなたがこういうことで悩んでいたり、
    自信をなくしているとしたら、
    それは社会のバグであり、
    自分を責める必要はないよ。
    というメッセージとその理由が
    めっちゃわかりやすく書かれています。
     
    私自身は女であることで
    特段差別や搾取されていることはないと思い込んでいたけれども、
    見ようとしていなかっただけで、
    実はいろいろと傷ついていたのだ、
    とも気がつきました。
     
    偶然この本を読む前に、
    日本の自殺者のデータでは、
    圧倒的に男性の方が自殺率が高いことを目にしていたので、
    下駄をはかされているからこその
    男性の辛さやプレッシャーもあるのだろうな、
    とも思います。
     
    男性は特にプライドがあるもので
    女性のように「モヤってる」と言い出せないことで、
    余計に自分を追い込んでいるのかもしれません。
     
    お二人も言っていますが、
    「男と女、どっちが得か」
    という問いに答えは出ないけれども、
    そう考えることが、
    今の自分が置かれている状況下で最も得な選択をする助けにはなる。
     
    自分の特性を把握し、
    それをどこに置けば効率よく使えて、
    目減りさせずに過ごせるかを
    自分なりに考えて行動することが、
    自分にとっての「生存戦略」になる、って
    なるほど!
     
    「男は◯◯」
    「女は◯◯」のような
    絶対的な答えや価値観があると楽だから
    どうしても欲しくなってしまうけど、
    そんなものはあるわけもなく、
    目の前にいるその人にちゃんと目を向けること。
     
    周りに勝手に定義された価値観に
    無理に当てはまろうとしなくていいこと。
     
    「人間」をやっていく上で
    知っておいた方がいいマインドだと思いました。
     
    長文なのでブログに続きます。
    https://www.delenjoylife.net/entry/2019/07/12/184956
     

  • ジェーン・スーさんと中野信子さんの対談をまとめた本
    女性という性に生きること、世のなかのオーソドックスから外れていることが人生や生活に煩わしさをもたらすのかをいろんなテーマで語っていておもしろかったし、すごく納得した。
    『いつか結婚も出産もレジャーになるのでは』という話が非常に興味深く、Y染色体がどんどん小さくなっており無くなるのではないかとか、テクノロジーで出産が可能になるならジェンダー的な問題はどうなっていくのだろうかとか正直この章だけでまるまるやってほしいぐらいだった。

  • 男性は女性の性的な要素を見ると、思いやりや良心を司る脳の領域が働かない。つまりセクシー女性を男性は人と判断できないらしい。
    ほんまかいな。でも性被害をそういう脳の仕組みで捉えると納得できる。
    本書では男性は「美人をモノとみなす」といった視点で議論をしているけど、おいおいブスへの視点はどこいったよ。

    居酒屋で酔っ払った高学歴女子が議論している粗々トークという印象はありますが、とはいえ普段からジェンダーについて発信している彼女たちの話は考えさせられたり、ぐさっとくるものがありました。

    ・女性はキレイにするのにお金や時間をかけているから「おごってもらって当然」という理屈を正当化していると被害者視点でしか物事を考えられなくなる。
    ・「おごられる」は相手の支配を受け入れることと等価。うーん、、、これはちょっと私の中で結論を先延ばし。
    ・「男たるものスキンケアなど言語道断」現代では命取りの社会規範。そもそも男性と女性で入手できる情報に偏りがある。「男性は女性より肌が強い」ということもあったのかもね。「男性は日傘使わない」のはそろそろ見直そうよ。
    ・【ステレオタイプ脅威】「女性は理数系が苦手」というステレオタイプが本当に女性のパフォーマンスを下げている。自分の「〇〇が苦手」は、もしかするとこれによるのかもしれない。
    ・女性は食べ物じゃないから「賞味期限」は無いし、空気も呼吸するものだから「読む」必要もない。女の敵も女じゃない、性差なんてない。


    ・仕事ができない男性管理職がごまんといるのだから、仕事ができない女性管理職だって普通にいたっていい。
    私的には上記が一番刺さりました。たしかに女性はなぜか役職に就くなら完璧を求められるし、「そうであらねば」といった意識は私にもありました。そんなこと言ってるから誰もなりたがらない。そうだよね。ちょっと自信がでました。

    「自分に自信がない」女性への処方箋は【歳を重ねる】【学習して不安を埋めていく】だと本書ではいったん結論としていますが、自分がいかに世の中の社会規範に囚われているか気づくことがいいような気がしますね。気づくためにはある程度の経験値や学習が必要ってことか。

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著者プロフィール

脳科学者、医学博士、認知科学者。1975年、東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在は、東日本国際大学教授として教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。著書に『サイコパス』『不倫』(ともに文藝春秋)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『脳の闇』(新潮社)などがある。

「2023年 『賢くしなやかに生きる脳の使い方100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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