池上彰の世界の見方 インド: 混沌と発展のはざまで

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  • 小学館
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093887540

作品紹介・あらすじ

知られざる大国・インドの素顔を紹介!

2027年には人口で世界一に、28年には日本を抜いてGDPが世界3位になれることが予想されているインド。この新しい大国の実情や日本との知られざるつながりについて、池上彰が徹底解説!

・『男はつらいよ』の舞台、柴又帝釈天の「帝釈天」や、上杉謙信が信仰した毘沙門天がもとはヒンドゥー教の神様だったこと、知っていましたか?

・カースト制度はバラモン、クシャトリヤなど4つの区分と思っていませんか? 実は区分は3千以上もあるのです!

・植民地だったインドを日本が励まし、占領下の日本をインドが鼓舞した歴史があること、ご存じでしたか?

・さらに現在、日本とインドはたがいに緊密な関係をつくらねばならない切実な事情があります。さて、その事情が何かわかりますか?

知っているようで知らないインドの実情や日本との深い関係などをわかりやすく紹介。
インドについて知るうちに、中国の一帯一路戦略から、アフガニスタンのタリバン政権の成り立ちまで、国際情勢が手に取るようにわかります!

都立大泉高校附属中学校で人気を博した授業をもとに大幅加筆。受験生、就活生、ニュースの背景を知りたい社会人にもおすすめです!

【編集担当からのおすすめ情報】
世界の国と地域を学ぶ大人気シリーズの第10弾!
このシリーズには、読者のみなさんから多くの声が寄せられています。
「この本に出会い勉強になった」
「現在を知るには歴史を知ることが必要だとよくわかった」
「歴史の勉強が初めて面白く感じた」などなど。

今回のインド編も、おもしろくてためになる池上解説は健在です。インドにはカレー粉がないという話から始まって、インドの宗教、歴史、倍率100倍の大学や、IT産業にまで話は広がります。
さらに、元は同じ国(英領インド)だったパキスタンとの対立や、中国との微妙な関係についても、面白いくらいよくわかります。ぜひ、ご一読ください。

感想・レビュー・書評

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  • とても嬉しかったのは、
    インドが親日ということですね。
    (東アジア、とくに韓国にはイジワルされてばかりと
    常日頃思っているので。)

    46頁には安倍晋三さんとナレンドラ・モディ首相の
    握手している写真があります。
    本日安倍さんが辞意を表明されました。
    戦争にならないように、さまざまな国と仲良くしようとしていた安倍さんを、私は高く評価しています。
    長いことお疲れさまでした。

    次の首相も、「Japan、first!」とか言わないで
    他の国と仲良く、いろんな問題を平和的に解決していける人が良いと思います。

    インドは、日本から見ると、価値観が違うというか、
    不思議だったり神秘的だったりしますが
    お互い理解しあって、上手くやっていけたらいいなと思いました。

    今回は池上さんの母校である都立大泉高校の
    付属中学生徒さんのご協力をいただいたものです。

  • 名前はよく知っているけど、思い浮かぶイメージとしてはカレーとダルシムぐらいで、そこまで深くは知らない「インド」。

    今回、初めてインドに関する本を読んでみたのだが、「ボンベイ」「カルカッタ」という地名は実は今は違う名前になっていたり、カースト制度やその歴史の正確な所見だったり、仏教とヒンドゥー教とは実は兄弟宗教だったり等々、今まで知らなかった話も多く、手に取って良かったと思える一冊であった。

    経済的にも政治的にも、インドの存在感は今後ますます増加することを踏まえ、インドが抱える文化(宗教)、強み、課題など、基本的なところを本書で押さえておくことは価値があるように思う。

  • インドという国のことを知りたくこの本を読みました。
    オンライン英会話でインドの先生と話していることもあり、とても興味がありました。
    日本との関係、宗教、カースト制度、ITと数学、地政学についてやさしく書かれており、読みやすかったです。
    この本を読んだ後、インドの先生とインドについてのさらなる話ができたことが、とても楽しかったです。

  • 改めて大国であることを認識。色々な思想(宗教)や文化が混在する中、カースト、ジャーティで統制される?国。

    またITで進んだ国との印象がある一方で、トイレ普及していない!という状況も、インドという国をひとことでは言い表せないところを感じる。

    古い習慣やしきたり(同職種内の結婚など)が、生き方を縛るところもあるが、ITのような新しい分野は身分にとらわれない職で、インディアンドリームを叶えてくれる可能性のあるもの。

    地政学の項では、日本が大国中国と渡り合う上で、インドとの関係強化は、今後ますます重要となってくることが分かった。そもそも、これまでも、世界は敵の敵は味方という戦略を意識しながら進んできた歴史がある。

  • 他書に誘導してるのは宣伝だけど、確かに知りたい

  • インドのIT産業が発展したのは
    アメリカが定時あたりに
    インドに仕事発注すれば

    時差の関係でインドが朝から
    仕事を始めて定時に仕事を終えて
    アメリカに仕事結果を送れば
    アメリカは翌日の朝に
    受け取れるって下りが好き。

  • 他のシリーズの内容に繋がる部分があり、世界の動きの裏にこういう事もあるんだなと違う視点を与えられた。


  • こちらも久々
    池上先生のお勉強本

    ちょうど
    Fの常連さんと、経済談議してる時
    インドの話になったので
    ちょうど良かった笑


    自分が認識してる
    インドのイメージは…

    ・人口が多い
    ・0を発見した
    ・カースト制度
    ・スパイス
    ・ガンジーの非暴力
    ・IT先進国
    ・仏教発祥の地
    ・釈迦

    こんな感じかなー

    本書は
    世界の国と地域を学ぶシリーズ第10弾

    都立大泉高校附属中学校で行った授業を元に
    大幅加筆されている

    毎回思うけど
    このシリーズに登場する
    中学とか、高校の生徒は優秀

    自分も、そんな学生でありたかったなぁーと笑


    内容的には
    自分が、漠然とイメージしていた部分を
    しっかり解説してくれていたので
    非常に、満足度が高かった

    それ以外に印象的だったのは…

    第二次大戦後に、日本で行われた
    極東裁判に於いて

    「A級とC級戦犯に関しては、戦後設定された罪で
    前の行為を裁くことはできない」という
    法の大原則を唱えた
    インドのパール判事の件

    数年前に読んだ
    山崎豊子の「二つの祖国」を思い出した

    東西諸国と争った、根源的な発言は
    戦後、東西諸国とは連まず
    中立の立場を保った、インドという国を象徴してるなーと


    もう一つは
    カースト制度の中のジャーティという
    職業集団の件

    殆どの職業が、世襲で行われて
    同じ職業同士で、姻戚していくという

    広大な国土と、宗教的理由と
    膨大な人口を維持していくために
    配備された制度が

    現在に於いても
    インドの憲法では、カースト制の存在を前提にしながら、その中での差別は認めていないという


    それでも、世界最大の民主主義国と言われている不思議

    トリッキー過ぎる…

    中国に次ぐ、人口を抱えているインド
    両国とも、様々な問題を抱えながら
    IT大国となってるところが
    非常に興味深い








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  • 東2法経図・6F開架:KW/2020//K

  • 知っているようで知らないインドについていろいろ知ることができた。
    インド独立までの歴史や宗教、カースト、中国・パキスタンとの関係について基本的な事柄が押さえてあってわかりやすかった。
    他のシリーズも読んでおきたい。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみあきら)
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局記者主幹に。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに。
主な著書に、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ(第4版)』(海竜社)他、多数。

「2021年 『池上彰の今さら聞けない日本のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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