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Amazon.co.jp ・本 (410ページ) / ISBN・EAN: 9784093890557
作品紹介・あらすじ
『戦争論』『台湾論』から5年。構想、執筆1年。戦後60年の節目に、大幅書き下ろし、怒濤の400枚で問う問題作。これはゴーマニストから日本人への新しい挑戦状だ! 第1部…沖縄を考える(米軍ヘリ墜落と基地問題)、第2部…琉球王朝とは何か?(海の王国の物語)、第3部…沖縄戦後史(これが封印された祖国復帰の歴史だ)、最終章(歴史とクニガラ)。真夏の紫外線の中、恐る恐る沖縄に降り立ったゴーマニストは、沖縄の基地、現状を目の当たりにし、やがてその深層に潜む沖縄のアイデンティティと歴史へ足を踏み入れていく。沖縄の戦後史を救ったある政治家の一生、最後に降り立った「神の島」で捧げた祈り…これまでの対立軸に凝り固まったイデオロギーではとうてい立ち向かうことのできない思想的挑戦! しょくん!受けて立てるか!?
感想・レビュー・書評
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琉球王国から沖縄県となり、大東亜戦争後のアメリカ世の時代を経て本土復帰した沖縄の歴史本(マンガ)。
著者の小林よしのり氏は、下手な評論家よりもすごく勉強しているし、情報の出所も確かです。何よりも、物事を美化したり、捏造したりせず、どこの肩を持つこともなく真実を書いてあると思います。
強いて言うならば、日本人としての情熱が強い方です!
マスコミの情報とか自分の浅はかな知識だけで、沖縄の歴史を語ったり、基地問題について語るのはどうなんだろうと思い、拝読させてもらいました。
沖縄の歴史を知ってこそ、日本を知ることにつながる!
清時代の支那、朝鮮、アメリカとのかかわりもわかり、考えさせられる一冊でした。
基地の借地代や、基地内での雇用があるため、基地反対とはなかなかいえない人たちや、自分の土地を切り売りして1坪ずつの土地所有者を作り出し、土地所有者の意見を操作する人たち、サヨクマスコミの情報操作、沖縄の人(ウチナンチュー)の本土の人(ヤマトンチュー)に対する考え方や思いなど、知っておくべき知識が満載です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沖縄を知り、日本を知るために必読の一冊
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2004年取材で滞在中になんと沖縄国際大学にヘリコプター墜落事故。人命喪失がなかったのは奇跡的、世界一危険な普天間飛行場(本土空襲のため米軍に作られた)。本土のニュース冒頭は「オリンピックで高橋尚子金メダル」だった。現場は米軍が閉鎖し日本には原因説明もない。佐藤栄作は沖縄復帰のために米軍に巨額の施設譲渡費と「思いやり予算」以外に米軍兵とその家族一同への司法権も譲り渡していた。ほか、瀬長亀次郎など。本土より愛国心ある風土。例えば1853年ペリーが江戸のあとに沖縄に行って侵略しようとしたのが、絵に描いたようにわかる
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1つ分かった事は、沖縄県民の微妙な米国観です。
基地の存在は煩わしい、然しその恩恵として得られる補助の優遇や基地経済の影響も捨てられない、と言う見方によれば依存ともつかない関係性です。
沖縄ってもしかしたら米国依存の日本の縮小コピーみたいな所なのかも。 -
安保・基地問題のみならず、歴史・文化からも沖縄を深掘りする。沖縄もひと言では語れない。ヤマトンチュとウチナンチュ、シマンチュ同士、レイヤーが複雑に絡み合って、今の沖縄問題がある。亜熱帯のギラつく太陽光に隠れた影をもっと知らなければ
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最近、沖縄に興味を持ったので、「入り口として漫画から入ってみるか」という感じで読んでみた。
明治以前の沖縄のこと、沖縄戦、現在の沖縄、米軍基地との関係。僕は何にも知らなかったなと改めて思う。
本書の中でも繰り返し、指摘されているとおり、どこかで沖縄のことを「余所事」と感じてしまっていたかも知れない。
小林よしのりの主張を全面的には支持しないけど、本書の内容については、蒙を啓かれたことが多かった。 -
沖縄の旅行記をブログでアップする関係で漫画家の小林よしのりさんの漫画を初めて読みましたが、いろいろどうかなと思う部分はあるものの、非常の内容の濃い、小林氏ならではの主張に沿った見事な内容。周りのスタッフの充実もあって、沖縄旅行しながら沖縄の課題についてインタビューや実地での見学・体験をしながらちゃんと漫画を描いているのもよかった。これまで知らなかった沖縄のことも勉強できました。
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良い本なのだけれど、波長が合わなかった。
小林よしのりの「ゴー宣」シリーズでそんな気分になったのは、初めて。 -
戦後沖縄の苦難の歴史とあわせ、米軍基地の存在による経済的な恩恵の事実にも触れ、沖縄が抱える問題とは何かが描かれている。漫画だけに広範な読者への訴求力があり、読みやすい利点もある一方、著者独特の、善悪の色分けがキャラの描き方で示されるので、先入観や偏りに知らず染まらないよう注意。とはいえ、作中著者が自分の認識不足を猛省するなど、真摯な姿勢で描かれた作品には違いなく、沖縄旅行に行く人や行った人などにも手に取って欲しい一冊。
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2015/10/8読了。
今まで読んでいた小林さんシリーズでは一番えぐかった気がする。
若い頃はアメリカに夢を抱き英語を勉強し、将来は海外で働きたいと豪語していた。
そこまでの英語力もなく、当時の夢は実現しなかったけど、アメリカがこんな国だとは。。。
アメリカを毛嫌いする人の心理が少しだけどわかった気がする。
沖縄が大好きで、何度か行ってるけれど、こんな歴史があったこと、基地反対の実情を知らなかったことに反省した。 -
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ゴーマニズム宣言で語られた沖縄県。
沖縄取材の様子に加え、沖縄近代史を漫画で振り返れるようになっている。
私は長い間小林よしのりという人は右傾化し自民党や次世代に近いような保守だと思っていた。しかしこの本でも分かるように、小林よしのりは沖縄の負担過多を強く批判し、親米にNOをつきつける愛国的な保守なのである。
小林よしのりは安倍晋三的な保守とは全く違うのである。 -
沖縄に甘えきってる日本と、そんな日本を嘲りながらもじゃあどうする訳でもない沖縄。自分もいつの間にか、固定観念的平和論に憑りつかれていたような気もする。反戦、反基地、じゃあその先には?と考えると共産的理想、とても現実的ではない理想しかない。
まず沖縄人が考えること。というか自分が考えをやめないことから始めたい。
読んだのは2度目だけど、改めていい本だと思う。ありがとう。 -
我々日本人は、軍事的脅威に満ちたこの国際社会で、自らの安全を保障するものの実体が何なのかを直視せねばならない。多くの国民が日米同盟さえあればと思うなら、それを一身に引き受けて苦悩している沖縄について知らなければならない。
戦後、今日に至るまでアメリカの核と基地に守られ、自らの手を血で汚していない戦後の国民によって、日本は平和国家であり続けていると人々は胸を張っている。
アメリカに依存しきって、沖縄県民に甘えきって、日米同盟が日本の生命線だとなんと堂々と主張していることか。嘆かわしい! -
沖縄出身にもかかわらず、沖縄の歴史にあまりにも無関心だった自分に気づかされた。
こんなに沖縄の事を考えてくれて有難い。 -
沖縄が占領されてから復帰までの道のりについて、私たちは自分でも驚くほど何も知らなかったことに気づかされます。
沖縄が日本への復帰を強く求めてやまず、アメリカ軍の理不尽な支配にも市民が一丸となって抵抗し、戦っていた姿にこそ、真のパトリだと小林さんは言います。
ところが今の沖縄はイデオロギーとしての左翼思想が席捲する県になっています。基地がもたらず経済的効果と、一方で事故や事件など理不尽な我慢を強いられている現実の前にはわからないでもないのですが・・・
本著でも、途中から反日の丸に転向したシーンがありましたが、なぜ転向したのか?
もう少し小林さんに描いてほしかったと思います。 -
http://twitter.com/xyn9/status/146288567017160704
全体的に未完成な印象だったけれど、今こそ読まれるべきテーマだと思った。とりわけ軍用地接収に関しては、今後復興を考える上でも参考になると思う。(2011.12.13)
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http://twitter.com/xyn9/status/455225079916290048
作者みずから「未完成」と発言してた@刊行当時のビデオニュース鼎談
http://www.nicovideo.jp/watch/sm701088
(2014.4.13) -
沖縄での仕事に向けて三度目の読書。今回が一番色々入ってくる気がする。
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沖縄旅行中に購入。沖縄について何も知らなかったんだなと衝撃を受けた。旅行行く前によんでりゃよかったなぁ…
あと瀬長亀次郎さんはめっちゃかっこいいですぜ。 -
2010/05/25 読了。
【感想】
日本人なら、一度は読むべき本。
小林よしのりさんの『ゴーマニズム宣言』は、語り調が良くも悪くも「センセーショナル過ぎる」と思うのだが
それを差し引いたとしても、日本人なら、一度は読むべき本。
こんなに分り易く沖縄に関する知識を得ることが出来るのは、他にないだろう。
普天間基地を語る前に手に取るべき
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