WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント

  • 小学館 (2024年5月15日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784093891578

作品紹介・あらすじ

小室哲哉がいま明かすヒット誕生の記憶!

90年代、小室哲哉が起こした空前のムーヴメント。
それは80年代~90年代初頭、大ブレイク前夜の小室が「楽曲提供のチャンス」と「TM NETWORK」を通じて「人々が振り向く音楽とは何か」を学び積み重ねた成果だった――。
NHK「インタビューここから 音楽家・小室哲哉」(聴き手・廣瀬智美アナウンサー)をさらに深掘りインタビュー10時間!
TRF、篠原涼子、H Jungle with t、華原朋美、globe、安室奈美恵……。
ミリオン20曲を軸に「ヒットの秘策」を聞き出す渾身の一冊。

<内容紹介>
〇すべては「岡田有希子への楽曲提供」から始まった
〇『My Revolution』で掴んだヒント
〇シンセサイザーはギターサウンドに勝てないのか? ミリオンの「見えない壁」に悩んだ日々
〇イギリスで見つけた「ダンスミュージック」という光明
〇なぜWOWとYeahを繰り返すのか?
〇『WOW WAR TONIGHT』は吉野家で生まれた
〇YU-KI、KEIKO――「地方の原石」を発掘できた理由
〇『SWEET 19 BLUES』誕生秘話
〇TM NETWORK、宇都宮隆、木根尚登への特別な想い


【編集担当からのおすすめ情報】
小室哲哉さん本人の口から語られる知られざるエピソードは、ローティーンの頃からのTM NETWORKファン(FANKS)である著者・担当編集者も驚く新事実ばかりでした。初回購入特典として「インタビュー名言集」音声も予定しています。

感想・レビュー・書評

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  • TKのヒストリーについて丹念に追った一冊。

    これまで全盛期の90年代後半について語られることはあったが、それ以前や以後についてはあまり語られることがなかったので、面白かった。

  • 小室ミュージックと青春時代を共にした私は、あの頃の小室哲哉のリアルと現在とこれからの小室哲哉について一気に読破。
    当時の仕事量とクオリティは信じられません。

  • タイトルからは私は想像できなかったが、とてもまじめな本だった。
    プロデューサーというのがずっと彼の目指す姿だった、というのが腑に落ちる。目立つのが本来いやだったと、言われれば納得。
    あれだけのものを次々生み出す源流としては、やはりそれまでの音楽を大好きでジャンル広く聴きまくり研究を深めたことがあるのだというのにも、感銘を受けた。
    それぞれの大ヒット曲、大ヒットグループがどうして生まれたか、というのもとても面白かった。
    あと歌詞がよくわかんないと思ってたけど、ドラマの複数カメラのイメージみたいに視点が移り動いてるんだというのもなるほどと。

    小室哲哉さんの超メジャーな曲数々を聴いたのが人生のどのステージだったのか、人により思いは様々で、200万枚以上CDが売れたということはそこに200万通りの思いがあるということだ。あの時代にいた人たちはほぼ皆何らかの形で彼の音楽には触れていたと思う。

    プライベート的な交際、結婚、なんだかんだのところには全く触れず、純粋に小室哲哉さんの音楽について小室さん自身の目線から書かれている。

  • 小室哲哉の音楽史における立ち位置を
    自らの言葉で解説。
    「売れるために」というマーケティング的
    にも示唆に富む。
    プロデューサーとしての最高傑作が
    華原朋美の「LOVE BRACE」。感涙。

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