せんさいなぼくは小学生になれないの?

  • 小学館 (2024年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784093891738

作品紹介・あらすじ

うちの子ってもしかしてHSC?

「共働きで忙しいのに、むすこが学校に行かない」
入学後3週間で小学校に行かなくなったHSC(ひといちばい敏感な子ども)のむすこと親の葛藤を綴る日記エッセイ。

5人に1人いるといわれているHSC=繊細さん。
不登校の8~9割はHSCではないか、とも言われています。

学校に行きたくても行けない子どもの心情、親が抱える葛藤、
付き添い登校でみえてきた学校の教育環境などとともに、
夫婦が試行錯誤しながら情報収集した、専門家からのアドバイス、不登校支援制度なども掲載。

「どんな子どもにとっても、入学おめでとう、と心から言える、そんな学びの場をぼくたち大人はつくっていけるでしょうか。」
(本書あとがきより)

【目次】(抜粋)
・親は教室で付き添いをするべきか
・HSCってなに?
・通いつづければ、慣れるの?
・子どもとの信頼関係、どうつくる?
・放課後の居場所を求めてさまよう
・学校に行きたいのに、行く場所がない
・「大人の正しさ」が持つ凶器性
・1年遅れの学校探し
・「学校行かない宣言」の真相
・安心すれば、子どもは自ら離れていく
・発達診断、次なる世界へのパスポート



【編集担当からのおすすめ情報】
子育てメディアでの連載を一冊にまとめたこの本。
連載中から「同じ子どもを持つ親として涙なしには読めない」
「1年生の子がこんなに考えているんだとハッとさせられました」
「夫妻の子どもへの寄り添い方、柔軟性が本当に素敵だと思いました」
などなど多数の共感の声が届いています!

同じような不安や葛藤を抱えているお父さんお母さん、
また、子育てや教育に関わっているすべての大人にぜひ読んでいただきたい1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 小学1年生になった著者の息子さんが、最初は行き渋りから始まり、やがて不登校になるまでの経緯を日記形式で書いた本。

    HSP(いわゆる繊細さん)の子ども版、HSCという概念を初めて知った。
    その特性を見てみると、我が子にも当てはまる項目があり、長男も1年生の時は学校に連れて行くのが大変だったな…と思い出す。

    著者ご夫妻が、なんとかして息子さんを学校に連れて行こうと奮闘し、悩み、疲弊して行く姿に共感してしまう。
    長男の当時のことを思い出して、とても他人事とは思えなかった。

    「学校に行きたくない」と訴えるその真の意味(何が嫌なのか?子どもが感じていることとは?)を、
    大人が子どもの気持ちに寄り添って見ていく必要があること。
    無理やり引き剥がして連れていくのはやめること。
    子ども自身が安心できる環境を、学校側と協力して整えていく必要があること。

    などなど、とても勉強になることばかりだった。

    我が家にはまだあと2人、小学校入学を控えた小さい子たちがいて、どちらも繊細さんな面を持っている。
    長男と同じように、「行きたくない」と言うかもしれない。
    けれど、この本を読んで、心構えができた。
    まずは子どもの感じていることに「わかるよ」と伝えること。
    「お母さんはあなたの味方」だと伝えること。
    そして、子どもが安心できるようになるまで、環境を整え、待つこと。

    同じように行き渋りや不登校に悩んでいるご家庭の方に読んでほしい一冊。

  • 記録用

  • 小学校に入学してわずか3週間で不登校になったHSC(ひといちばい敏感な子)である我が子の記録を、父親である著者が丁寧に綴った日記エッセイ。子どもとの関わり方、試行錯誤の中で得た支援制度や専門家のアドバイス、付き添い登校の様子、家庭内での葛藤などがリアルに描かれている。
    なかでも心に残ったのは、「あとがき」で語られる著者の深い思い。子どもが安心して学べる場とは何か、大人ができることは何かを、読者に静かに問いかける一冊だった。

  • 我が家も母子分離不安で悩んでいます。不登校の子を持つ親は孤立しがちで悩みもどんどん複雑化していきますが、この本の一文一文が『わかる、わかる、うちも…』と共感できることばかりです。当事者で悩んでいる方や、教育に携わる方にぜひ読んでいただきたいです。

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