出版中止! 一度「死んだ」から書けた翻訳家残酷物語

  • 小学館 (2025年3月13日発売)
2.75
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 101
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784093891882

作品紹介・あらすじ

全フリーランスに捧ぐ出版トラブル全記録

すべてのフリーランサーへ捧ぐ。

慰謝料回収のために探偵を雇い、
裁判で勝つ為に40代で法学部入学!?

ベストセラー『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』著者が
数々の出版トラブルに見舞われた後
最後に笑うためにやったこと全部

(以下、「はじめに」より抜粋)

読書の習慣がなく、家に本棚すらない、
という家庭環境に育った私でも、大学に入ると、活字のすばらしさに目覚めた。
「作家」という職業に憧れを抱くようになった。

翻訳書を出す機会に恵まれ、
次々と翻訳出版の依頼が舞い込むようになり、自他共に認める「出版翻訳家」に。
思いをたぎらせて入り込んだ出版業界だったが、そこは危険がいっぱいの世界だった。

本書では、私が味わった数々の地獄と、それに対して私がどう対峙してきたかについて
赤裸々にお話ししようと思う。
「ひとりのフリーランサーVS 出版社」という対立構造は、
作家やデザイナー、装丁家、写真家、漫画家、出版社社員など、
出版業界に携わる人はもちろん、フリーランサーのすべてに共通するため、
そのような仕事に従事している人たち(およびその志望者)に参考にしていただけると思う。


【編集担当からのおすすめ情報】
【著者情報】
宮崎伸治(みやざき・しんじ)

青山学院大学国際政経学部卒、英シェフィールド大学大学院言語学研究科修了、金沢工業大学大学院工学研究科修了、慶應義塾大学文学部卒、英ロンドン大学哲学部卒および神学部サーティフィケート課程修了、日本大学法学部および商学部卒。著訳書は約60冊にのぼる。著書に『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』(三五館シンシャ)、『自分を変える! 大人の学び方大全』(世界文化社)、『時間錬金術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、訳書に『7つの習慣 最優先事項』(キングベアー出版)などがある。趣味は英・独・仏・西・伊・中・韓・露の小説を原書で読むこととピアノ演奏。

みんなの感想まとめ

出版業界の裏側を赤裸々に描いた本書は、フリーランスとして活動する作家や翻訳家にとって必読の一冊です。著者は、自らの経験を通じて、契約の曖昧さや出版社とのせめぎ合い、さらには法的なトラブルにどう立ち向か...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルに魅かれて、読んだ。

    高校生の時、英語が好きだったので、
    翻訳家か、映画の字幕翻訳の仕事が夢だった。

    この本は、翻訳家のリアル?
    出版社のリアル?
    こんなに何もかも暴いて、よくこの本が出版できたと思う。

    フリーランスで働く翻訳家や作家など、参考になるのでは?
    ここまで、法律や裁判の事を勉強した人もいないだろう。

    「わっはっはっはっ、これでいいのだ」
    最初はおかしくて笑ったけど、
    最後の最後には、ちょっとくどい!

  • 2020年に出た『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』の著者による、同書の続編的な本である。

    出版社都合で訳書・著書が出版中止になったり、印税の一方的引き下げに遭ったりした著者が、理不尽と断固戦った記録だ。

    これは前著を読んだときの拙レビュー。
    https://booklog.jp/users/gethigh316/archives/1/4866809124

    一部に前著と事実の重複もあるものの、別物として楽しめる。

    客観的にはかなりひどい目に遭っているのに、著者はまったくめげず、かなり粘着質に行動して筋を通そうと奮闘する。その姿が笑いを誘う(頻出する《わっはっはっはっ》がおかしい)。

    5年前の前著には、さまざまなトラブルを経て翻訳家を廃業し、警備員をして暮らしていると書いてあった。

    ところが、前著が売れたことでコラムなどの執筆依頼が増え、いまはまた文筆の仕事をしているそうだ。そのへんの紆余曲折も味わい深い。

  • 翻訳家、著述家として活躍する著者による、出版業界の赤裸々な話。
    出版社からの依頼のあいまいさ、契約書の不在、変動する印税率etc。。

    印税って8-11%が相場なんですね。知らなかった。
    売れるか売れないか分からない出版社と
    実働の対価はもらいたい翻訳家。
    なかなかせめぎあいが難しいものだなと感じました。

    会社員目線では、作りかけでも売れないと判断したら出版中止にするべきだが
    翻訳者目線では、出版するという約束は守ってほしいと。
    うーん、むずかしい。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

著訳書多数。青山学院大学国際政治経済学部卒業、英シェフィールド大学大学院言語学研究科修了、金沢工業大学大学院工学研究科修了、慶應義塾大学文学部卒業、英ロンドン大学哲学部卒業および神学部サーティフィケート課程修了、日本大学法学部および商学部卒業。英検1級、独検2級、仏検準2級、伊検3級、西検4級、中検3級、HSK5級、TOPIK1級、ハングル能力検定5級、ロシア語検定4級、タイ語検定5級。現在141種類の資格取得。趣味はピアノ演奏。

「2026年 『頭が柔らかくなる多言語学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮崎伸治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×