年商1億円!(目標) ばあちゃんビジネス

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  • 小学館 (2025年4月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784093891912

作品紹介・あらすじ

「ばあちゃんビジネス」で高齢化問題を解決

高齢化が加速度的に進行する福岡県うきは市。

「うきはの宝」は2019年、地域のおばあちゃんたちに
「収入」と「生きがい」を提供することを目的に、大熊充氏が設立した。

従業員は75歳以上のおばあちゃん。

設立以来、うきはの宝は、おばあちゃんたちが培ってきた知見をもとに
「ばあちゃん飯」「ばあちゃん新聞」「ユーチュー婆」など、
「ばあちゃん」をキーワードに次々とヒット商品を飛ばしている。

うきはの宝のこうした「ばあちゃんビジネス」の成功は
「年金問題」「認知症」「高齢者就労」など
高齢化問題を一気に解決する糸口として国内はもちろん、
米スタンフォード大長寿研からも注目されている。

「ばあちゃんビジネス」ヒットの要因と、高齢者就労成功のノウハウを、
大熊社長が本書で初公開する。

高齢化問題に悩む全国の自治体、企業、高齢者、必読の一冊だ。

みんなの感想まとめ

高齢化問題を解決するために生まれた「ばあちゃんビジネス」は、地域のおばあちゃんたちに収入と生きがいを提供する新しい取り組みです。大熊氏が設立した「うきはの宝」では、75歳以上の女性たちがその知見を活か...

感想・レビュー・書評

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  • 佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
    https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD11211943

  • 人口減少社会、少子高齢化社会の中で考えてみたいシニアが持つ可能性と、ローカルでビジネスを持続させるうえでのポイントを学べる本です。
    国はずっと人口減少対策を打ち続けてはいるものの、人口そのものを増やせる可能性は、大量の移民の受け入れでもないと難しそうです。
    これからの社会は、人口が一定減少し、高齢化が進む前提で将来を考えたほうがよいのではと、個人的には考えています。
    紹介する本の著者は、福岡県内の人口減少が進む地域でシニアの持つ力に可能性を感じ、ビジネスを立ち上げた方です。
    これまでの苦労話も交えつつ、新たなビジネスの可能性を知ることができますし、ビジネスの基本的な知っておくことも学べる内容です。
    創業を考える方や新規ビジネスを考える機会がある方などが読んでみると、新たな可能性に気づける1冊ではないでしょうか。

    【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】

    「世間では高齢者とひとくくりにしがちだが、今の八十代以上のばあちゃんは戦中、戦後を生きているし、七十代は高度成長期が青春と、時代背景が違う。60代、70代の女性は、先輩の高齢者がどうやって元気に暮らしているかに興味があり、自分たちの未来のあり方を探っている。」
    「お世話をされるのではなく、お世話をしてあげたいという、誰かの役に立っているという実感、もっと大きく言うと地域や社会の役に立っているという実感が、生きる上でものすごく価値のある力。自分のためだけではやれないことがたくさんある。」
    「田舎には田舎の、都会には都会のビジネスがあるので、モデルはあっても、決まった形はない。どこで、誰が、どんな理由や目的があってそのビジネスを立ち上げるのか、というストーリーが曖昧だと、消費者は興味をそそられない。」

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ・超高齢化社会の課題は企業の課題でもあり、いずれ高齢者になる現役世代の課題でもある。行政の力も大事だが、行政が何かを変えてくれるのをただ待っている時間はない。世の中の意識を変え、古いルールを改変し、世の中を創っていくパワーは民間の人々の中から生まれるべきもの。

    ○ヒット続出!ばあちゃんビジネス
    ・世間では高齢者とひとくくりにしがちだが、今の八十代以上のばあちゃんは戦中、戦後を生きているし、七十代は高度成長期が青春と、時代背景が違う。60代、70代の女性は、先輩の高齢者がどうやって元気に暮らしているかに興味があり、自分たちの未来のあり方を探っている。

    ○ばあちゃんに「収入」と「生きがい」を
    ・ソーシャルデザインの基本はヒアリングで、当事者に話を聞いて、人それぞれの立場から見える「真実」と客観的な「事実」の両方があることを認識するところがスタート。
    ・お世話をされるのではなく、お世話をしてあげたいという、誰かの役に立っているという実感、もっと大きく言うと地域や社会の役に立っているという実感が、生きる上でものすごく価値のある力。自分のためだけではやれないことがたくさんある。
    ・仕事は好きなことばかりではなく、つらいこともある。やりたくないということをはっきり言うことはわがままに見えても、案外それは正しく、強制労働は違う。できれば特性や得意なことを生かした仕事がいい。
    ・自身で本人の言葉を取りに行けるのは強い。顧客の声はスタートアップ企業にしてみれば「宝」で、ビジネスを動かす上で大切なデータ。非合理的でアナログな方法で集めた情報の中には、本音やお困りごとという「宝」が隠れていて、これはどんな大企業でも簡単には掘り起こせない財産。

    ○ばあちゃんビジネス成功のポイント
    ・ビジネスの同士として、時にシビアな目を持って対等な立場で仕事ができるか、という点を理解してもらえないと、一緒に働いていても「思っていた会社と違う」と違和感を覚えるようになる。本当の優しさは、厳しさ。人生経験が豊富な相手だと、上辺だけのきれいごとも通用しない。
    ・田舎には田舎の、都会には都会のビジネスがあるので、モデルはあっても、決まった形はない。どこで、誰が、どんな理由や目的があってそのビジネスを立ち上げるのか、というストーリーが曖昧だと、消費者は興味をそそられない。
    ・過度なストレスは身体的にも精神的にも「悪」だが、目標を過度なストレスにならない範囲で少し高く設定し、それに向かって進んでいる時は、人は生きがいを感じる。
    ・ビジネス的には、売上高でなく利益がどのくらい残るかがとても大事。売上をひたすら追いかけ続けると、経営的に疲弊してしまう。地に足の着いたビジネスを始めるには、ヒアリングからスタートし、強みが生かせるものをコンテンツとして考える。世の中の声を集めると、いろいろ発見がある。
    ・SNSで新しい商品を発表すると、いろいろな反応が返ってきて、応援はモチベーションにつながり、厳しい意見も見落としていた改善のヒントになる。他者を悪く言うなど、メッセージの書き込み方を間違えると、非難は倍になって自分に返ってくる。
    ・誰かに叱られてムッとしたり、お客さんとのトラブルにシュンとしたり、思うようにならない日があっても、仕事なら「そういうこともある」「またがんばろう」と気持ちを切り替えられ、現場にもメリハリがつくが、ボランティアだと耐えられなくなりがちで、それに甘えたビジネスは基盤が弱い。
    ・これからの人生、何かを得ることではなく、何かを残す方向で生きていくやり方もあるのでは。世の中や経営の常識をいきなり変えることは無理でも、デザインの力があると、少しずつなら変えていける。

  • ラジオで大熊さんがばあちゃんビジネスについてお話しされているのを聞いて興味を持った。
    いいなぁ。わたしの実家は人口減少や高齢化が問題になっている地方都市。わたしがUターンしても、そもそも仕事に就けないだろう。こんな会社があったら、ばあちゃん一歩手前の私も働けるだろうか?
    こんなビジネスが当たり前に成り立つ世の中になったらいいね。そうなれば、そんなに老いを悲観することもなくなりそうだ。
    今後のばあちゃんビジネスの発展を期待している。

    なんだか元気が出た。ありがとうございました!
    星5つは本の評価というより、ばあちゃんビジネスへの評価かも?
    20250813

  • ばあちゃんたちの稼働時間がよくわかりました。
    数で補完する考え方が、
    人との関わりを増やすんですね。

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