世界で一番贅沢な旅

著者 : 戸井十月

• 小学館 (1999年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[herobowさんの感想 · 2011年8月6日]

昨年、NHK BSで筆者の六大陸をバイクで走る番組を見た。ある程度年齢がいってからのスタートであること、最後は還暦前後であったことなどが衝撃であった。それまではバイクに殆ど興味がなかったが、俄然乗ってみたくなった。息子のバイクが庭に放置状態であるのを見て、時折乗って見ようかと思ったことがないわけではない。しかし50を過ぎて今更免許を取るなんて、年寄りの冷や水と笑われるのがオチだ。しかし戸井十月の番組を見た後、そんな考えは吹っ飛んだ。そして教習所に通い、あっさりと2週間で免許を取得する事ができた。まずその事だけでも自信になった。そうすると息子のバイクは最早息子のものではない。バイクはなんて楽しいんだろう。今まで感じた事のない快感を感じる。この本はバイクを含めて、チャレンジする事こそが生きる事なんだという事を改めて教えてくれた。

[たろーさんの感想 · 2011年4月15日]

Amazonでは新書の取扱が無く、千円もする古書を買った(絶版？)。
世界をバイクで旅し、過酷な砂漠横断レースに出たりとやっている事は凄い。