- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093897174
作品紹介・あらすじ
著者は「緩和ケア」によって、充実した最後の日々を過ごすことができた。「死に方」までも自分で決めて逝きたいと願った作家が末期がんの不安、苦しみから「女の死に様」まで語り尽くした渾身の遺作。
感想・レビュー・書評
-
Ⅳ期の再発ガンを受け入れ、共生した著書の半年間の記録。達観というか諦念(…はちょっと違うか)というか、とにかく強い著者様。今後戦う家族として、気持ちを持とうか問題も含め考えさせてくれた一冊です。先生とのコミュニーケーションはホント、大事なんだなあ。ちゃんととれるかな
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:916||K
資料ID:50900417 -
叔母がなくなり傷心だったはずなのに何故か手に取ってしまった。
-
患者の視点から医者と語っている、とても参考になる一冊です。
上坂さんと医者との対話が信頼関係の上で成り立っているということがよくわかりよかった。
あと上坂さんは今年4月に亡くなられているので、情報が新しいということ。
闘病記など情報が古かったり間違っていたりするけれども。
対談でも医療の問題点など最近の事で、すごく納得しました。
たぶん闘病期間が同じだったので。
そして肝臓は男性は枯れ木がポキッと折れるように亡くなっていくというのに、そうだったのか、と。
ずばっと聞きにくいことも聞いてらっしゃいますが、私なんてその半分も聞けなかったなあ。
とても上坂さんのようにできないけど、ほんとにがんになったときに読んだらいい本ナンバーワンです。
私も読んでおけばよかった。あの頃はがん関係のものは見るのもいやだったからな。もっといろいろと知っていれば、と後悔ばかりです。
もしかすると夫は上坂さんのようだったかも。
オススメの一冊、図書館で借りたけれども購入しよう♪