陸上自衛隊の素顔

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093897198

感想・レビュー・書評

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  • 航空自衛隊・海上自衛隊は一見華やかに見えるが、陸上自衛隊は・・・という、感じだったが、なんせ警察も消防も、陸上自衛隊がいなければ何も始まらないことを分かりました。

    本のタイトルの通り、「自衛官の素顔。」
    特殊な、仕事についているが、みな普通の人間。家族もいて、普通の日常を暮らしている。
    改めて、感じさせられる有難味。

    初めの方は、カラー写真になっており、活動がわかりやすく書いてある。
    自衛官の定員削減。
    国防を守る人たちなのに・・・。と、感じて仕方がないです。

  • 人員確保したいための美談を並べました感

  • 陸上自衛隊に関して分かりやすく解説された本。
    ものすごくやることは多くて、大事なものなのに
    その待遇はお世辞にもいいとは言えません。

    彼らが称えられるほどの動きをできるのは
    本当、厳しい訓練に尽きるのです。
    それには批判も付きものですが
    緊急事態になんてマニュアルなんぞありません。
    それを判断できるようにするには
    普段からは想像ができない訓練が不可欠なんだと思います。

    後半では自衛隊OBの活躍が出ています。
    中にはあのドクター・ヘリのスタートメンバーも
    出てきます。

    こうして思うと、
    すごい人たちに支えられているんだなぁ。

  • 陸上自衛隊の最新の活動を、隊員一人ひとりに焦点をあてた良書。
    とかく目の敵にされる自衛隊だけど、もっと評価されていいと思う。
    こういう本が多く読まれるといいなぁ。。

    気軽に読めるので、普段見えない自衛隊に興味のある人は是非。

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著者プロフィール

軍事アナリスト。1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査、隊友会本部理事などを歴任。小渕内閣では情報収集衛星とドクター・ヘリ実現に中心的役割を果たした。2012年4月から、静岡県立大学特任教授として静岡県の危機管理体制の改善に取り組んでいる。著書に『「アマゾンおケイ」の肖像』(集英社インターナショナル)、『フテンマ戦記』(文藝春秋)、『アメリカ式 銃撃テロ対策ハンドブック』(近代消防社)、『日米同盟のリアリズム』(文春新書)、『危機管理の死角 狙われる企業、安全な企業』(東洋経済新報社)、『日本人が知らない集団的自衛権』(文春新書)、『中国の戦争力』(中央公論新社)ほか多数。

「2022年 『メディアが報じない戦争のリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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