久和ひとみ 絶筆―子宮がん闘病116日の日記

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本棚登録 : 15
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093964012

作品紹介・あらすじ

凄絶!初めて明かされる人気キャスターの「最期」。子宮がん闘病116日の日記。

感想・レビュー・書評

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  • 40歳で亡くなったキャスター久和ひとみさんの、最期の約4か月の日記を引用しながら解説をしている本。
    読みながら不思議に思ったのは、この解説を書いているのは誰なのか?
    それが最後までわからなかったのですが、死後の解説でわかったこと…

    この本は残されたご両親が久和ひとみさんの死について、医師に不信感と怒りをいだいて、日記公開にいたったものです。
    そしてそれはまた、いろいろな意味でご自分たちへの反省でもあります。

    たった一人のお嬢さんであるひとみさんを亡くされたご両親のお気持ちを考えると、私なんかが軽々しく偉そうなことは言えないですが、すみません、書かせてください。
    ひとみさんの日記を読んでも、悲壮感が見られません。「自らを励ますために、努めて明るい文章にしているのか。それとも、やはり彼女の天性なのか。」と書かれています。

    彼女は闘病生活をおくりながら、もちろん辛いこともたくさんあっただろうけど、復帰できると信じていました。
    希望を持っていたんです。
    しばしば小金井公園で運動しているのですが、亡くなる一か月前(2月4日)に小金井公園で走っているんです。
    「以前と同じように走れる。夢のようだ。(中略)HさんからTEL。今度は何を食べようか、楽しみ。」
    その後急激に悪化して、3月1日に帰らぬ人となります。

    「復帰できなくて無念」とか「ご両親をのこして他界」とか、それはいろいろお気の毒なんですが、もし自分だったら、ギリギリまで元気でいられたのはいいなあと思いました。
    ほんとうにごめんなさい、誰かを傷つける発言だったとしたら。

  • 凄絶!初めて明かされる人気キャスターの「最期」。子宮がん闘病116日の日記。 (「BOOK」データベースより)

    正直いって、凄絶と言う言葉が適当なのか、やや疑問です。
    もっともっと肉体的に苦しんでいるがん患者はたくさんいますから。
    通院も一人でできて、おでかけや外食もできていたのですから、それはとてもラッキーなことだったのではないかなと。
    それが彼女の精神力で、できていたのだと言われてしまえばそれまでなのですが。

    医療には素人でもある彼女の文章だけから、医療ミスでは? とは言えませんが、日記のみからの一方的な見方をしてしまえば、疑問がわいてくるのは否めません。
    なぜ不調を訴えた時、検査を何もしてくれなかったのか、転移はなかったはずなのに、わずかな期間で全身にひろがったのか、そもそも転移がないのになぜステージIVと表現したのか、などなど「なぜ?」がいっぱいです。

    予約していた本が、きっと午後にはとどいているだろうと図書館に行ったら、まだきていなくて、書棚をなんとなく見て歩いていて、なんとなく手にとった本でした。
    ご両親がお気の毒ですが、親がいる身でよかったなあと思います。
    もし私が……と考えると、かなり辛いですよね、きっと。

  • 医者、病院への不信は、皆持っているのね、どうなんでしょう?・・・

  • 私と同じ年代で生き抜いた彼女の選択したものは最後まで 伝える ということだったんだ。

  • 子宮がんを克服して仕事復帰することを目指していた久和さんの闘病記。日記を見る限り、とても明るく前向きな人だったと思う。本当は相当な痛みだったらしい。こんな前向きな人の願いが叶わず、わずか40歳で亡くなってしまったのが、とても残念です。

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