細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2032
レビュー : 219
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093974622

作品紹介・あらすじ

少しの努力で飛躍的に頭が良くなれる"究極的な秘密"が「数学的思考力」だった!!650万部突破の、数学、経済、投資など、数々の分野で大ベストセラーを生み出したカリスマ受験講師が、初めて明かした「最強の思考法」と「最強の勉強法」!!「どうすれば数学が得意になれるの?」「どうすれば経済のニュースが簡単に分かるの?」「どうすれば自分の考えを分かりやすく話せるの?」「どうすれば文章をうまく書けるようになるの?」…それらの答えは「数学的思考力」を身に付けることだった!数学、経済だけでなく、ビジネス、日常会話など、あらゆる分野に応用できる「数学的思考力」を、どんな数学嫌いな人にでも分かるように解説!この一冊で、あなたも驚くほど飛躍的に思考力が磨かれる!!

感想・レビュー・書評

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  • 論理的に考えるというのは、テンポを気にしながら筋道立てて考えることなんだよ、ということなんだなあとわかる本です。

    著者の経済本と同じ優しい筆致で書かれているので読みにくいということないでしょう。

    ちょいちょい挟まれる数学教育論については言いたいことはわからなくもないが、手薄かなあといったところでした。

    この本一冊で論理思考が身につくかというと難しいかもしれません。
    でも、正しい理解の第一歩にはよい本です。

  • 【細野真宏の数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身につく本!】
     「数学的思考力」とは、端的にいえば「物事の仕組みを一つ一つ整理して考える脳力のことである、と本書は定義している。本書は学生時代に数学が苦手だった方でも、論理的に思考する力を養う術を説いている。
    下記に、私に当てはまったポイントを記載する。

    ①”分かったつもり”にならない
      ⇒「分かった」というレベルは人によって違う。全てを理解したつもりにならないで、常に間違っている可能性も考える。
      対策:人に説明できるようにする。
    フローチャートを書く。

    ②”思いこみ”をなくす
      ⇒これが最も重要かつ難しい。断片的なキーワードや知っている言葉を聞いただけで早とちりせず、最後まで話を聞く。思い込みの強い人は話を上手に聞けなかったり、説明の途中で頭がついていかなくなったりしてしまう。
      対策:全体像を把握する。
    ニュースを見ている時も、話を聞いている時も、仮説→検証を繰り返す。
    相手の立場に立って物事を考える。

    ③情報の基盤を作る
      ⇒毎日のニュースを、他のニュースと関連付けながら考える。もちろん、「なぜ?」を繰り返していく作業は必須。
    対策:全体像を把握し、そのニュースの位置づけを考える。


    以上である。
    「思考力」についての本をこれまでに数冊読んだが、内容的にはそれらを分かりやすくまとめたもののように感じられた。論理的な思考力を身につけたい方は、一度手にとってみることをお勧めする。

  • 数学的思考力=論理的に情報を整理し、物事の本質を捉える能力の事である。
    情報を得ることは簡単、しかし膨大な情報が溢れすぎている現代において、惑わされずに自分の頭で考える能力の価値は高くなっている。
    常日頃から「仮説→検証」を繰り返し、時には自分自身にもツッコミを入れつつ考え続ける事で、思考力は高まっていく。
    ロジカルシンキングの本は色々あるけど、この本ほど分かりやすく、思考の本質を語っている本は無いと思う。オススメです。

  • 数学を学ぶことで身に着けられる、思考の要素についての理解など、いかに日常生活で数学の思考が役に立つのかと言う事を紹介している本。
    個人的に、「思考の歩幅」の説明を読んで、自分の説明が通じない場面の理由がわかった気がした。

    著者は高校時代の途中までダメダメの生徒だったようだが思い立って勉強して急成長したらしい。
    そのため数学嫌いの人の思考回路もわかると言っている。個人的にもなぜ教科書がわかりづらいのか?という著者の回答(公式の証明に重点が置かれて、「どうやったら実際に問題が解けるのか」についてあまり解説されていない=公式を使うには、証明を理解しないと使ってはいけない。と教科書の編集者は考えている)には、「なるほどだから自分たちは数学がつまらなかったのか」と納得ができた。

    また「分かったつもり」から抜け出すための「数学的思考力」「思考の歩幅」についての説明は非常にわかり易かった。(わかる=伝えられる)

  • 学校を卒業してから加減乗除を使うことはあっても、高校で習った微分積分、三角関数を使うことは殆どありません。来年には高校生になる娘からは尋ねられるかもしれませんが、数学的知識は生活には使われていないのが実情です。

    但し、特に証明問題で鍛えられた、この本のタイトルで述べられている「数学的思考」については使うことが多く、その意味では高校や予備校時代に習った数学には感謝しています。

    この本では、数学的思考の大切さが述べられていて、それを使うことでニュースで言われている経済的な問題を、論理的に考えることができることが、実例とともに数多く示されています。ベストセラーだけあって、とても分かりやすく説明されていて興味の持てる本でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・学校の教科者がわかりにくいのは、多くの学生は「公式の使い方」を知りたがっているのに、「公式の証明」に紙面を費やしているから(p19)

    ・「分かったつもり」から抜け出すには、”分かった基準”の違いを知る必要があり、具体的には「数学的思考」と「思考の歩幅」が必要(p27、29)

    ・数学的思考とは、物事の仕組みを一つ一つ整理して考えることができる能力で、数学を勉強する際に身につけられる思考力(p29)

    ・人に話しをするときに、「心地よい思考の歩幅は何段なのか」を考える必要あり、自分の論理を見直してみることで、自分の論理の欠陥に気づくことも可能(p59)

    ・勉強とは、上から見渡すことができるようになると、全体像(本当の意味)が見えるようになる(p93)

    ・ハゲタカファンドと言われたリップルウッドは、三菱商事や日興証券等の日本企業の4割が、資本を出資していた(p131)

    ・宝くじにいて当選金は全体の46%であることから、宝くじは元本が一気に46%に減少する商品であるが、法律に定められているように地元にお金を還元する社会貢献をしている(p154、156)

    ・仮説を立てるときに重要なのは、8割程度の高い確率であり得て、2割程度で違う場合もあり得るということを認識しておくこと(p163)

    ・話を始める前に、一言だけでも”どんな意図で話をするか”を先に言うと、相手も空気が読みやすくなって会話がスムーズになる(P216)

    ・「なぜハチが飛べるか」は、航空力学だけでは説明不能、空気には粘度があって、ハチのように体が小さいと、空気の粘り気が強く影響するから、小さい虫が高いビルから落ちても大丈夫なのと同じ(P237)

    ・47都道府県になった明治21年には7万超あった市町村が、2006年3月末には1821になる(P255)

    ・情報の本質が見抜ける人とは、情報を色分け(情報を本当に意味するものは何か)出来る人のことである、それには仮説を立て、検証によって本質を見極める努力を続けること(P282)

  • 「具体的にどんな行動(頭の使い方)をすればいいか」が示されていて分かりやすかった。
    読破するだけでもかなり頭を使いました。頭を使って考えることに慣れていない、あるいは今まで逃げてきた方はこの本をまず読まれてみてはいかがでしょうか。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「分かりやすかった」と書かれているけど「かなり頭を使いました」ともある、どっちなんだろう?
      それは兎も角、「数学的思考力」は身に付けたいです...
      「分かりやすかった」と書かれているけど「かなり頭を使いました」ともある、どっちなんだろう?
      それは兎も角、「数学的思考力」は身に付けたいです!
      2012/05/07
  • 素晴らしい本。考える力がなかったが、この本のおかげで割とレベルアップした。

    内容:
      情報を論理的に整理→矛盾点を探す→検証・修正→ここまでのステップを何度も繰り返す→仮説検証に耐えぬいた本質的な情報を抽出→本質的な情報同士の組み合わせ=「情報の基盤」の作成→新しい情報に接した時に、その情報が「情報の基盤」のどのパーツに当たるかわかるようになる(情報の色分け)→情報の理解度・理解速度が飛躍的に向上→二次関数的な学習ができる!

      数学というより論理的思考力を養うための本。
      タイトルの数学的思考力を論理的思考力と変えても全く自然だと思う。

    対象者:  
      おそらくほとんどの人は読む価値がある。
      特に下記のような人は必読!
      この本自体を上のようにして読むのがおすすめ!!!!!!

      1.多様で膨大な情報を整理して理解する習慣がない人
        同類:本質的な情報がわからない
         情報をいくら仕入れても、知識が蓄積されない
      
      2.自分の考えを分かりやすく人に伝えるのが苦手な人
        同類:論理的に考えるのが苦手
           相手の考える力を考慮しないで話す

      3.他人の情報をすぐに信用する人
        同類:自分の考えを疑ってみない
           確率的な考え方ができない 

  • 考える、覚えるためのステップを身につける本
    数学的と言うのかは難しいけど、理解するために必要な段階を説明していく本
    単なる暗記だとそれぞれが個別に見えて覚えるのは難しいし、応用が聞きにくい、その状況は何からなっているかということを考えると話に流れができて覚えやすいし、同じ流れ方、同じ元のなど繋がりができて覚えやすいよという本。
    暗記も局面では重要という考え方はかなり同意する。
    事実の検証についての考え方も良い。この本は導入向けだからしっかり書いた本があれば著者の他の本を買いたくなる。

  • ロジカルシンキングの本、と思えばよいのではないかな。
    数学的・・・とタイトルについているが、数学の話はほとんど出てこないので、それを求めている人は注意。

  • 細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!

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