逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094020021

感想・レビュー・書評

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  • ・怨靈信仰在大陸原始是沒有子孫祭祀而會產生,合理推測這種想法當然也傳到日本,所以絕後的聖德太子變成怨靈,才會有那個諡。後來聖武朝長屋王事件發生,冤死之後發生許多災難疾病,藤原四兄弟同時領便當,加上聖武夫妻生不出小孩,當時的人自然推測是長屋王的祟り,因此日本怨靈獨特的發動條件在此時產生了,也就是從沒有子孫祭祀,轉變成無実。
    ・死於非命者的殯(もがり)期間異樣地短,由於古人認為可能是有怨靈或什麼的影響,必須用一些方式趕快鎮魂以免出來作祟。因為很短沒時間造墓所以先用合葬。
    ・徳と言う字を含む諡号は、「不幸な生涯を送り無念の死を遂げた人に贈るもの」。中国から来た概念でありながら、やはり「プリズム」を通って意味が異なった字になった。變成鎮魂專用字!(中國:天命降於有德者,天子必須有德,產生孟子革命概念。有德將可預防天災疾病和戰爭。「雇われ皇帝」。日本血統主義→天災異變是因為怨霊,怨霊の鎮魂こそ政治の最重要課題だった。日本では怨霊の鎮魂さえうまくいけば世の中は丸く納まる。大嘗祭によって父祖から霊力を継承。日本の政治とはつきつめると怨霊と鎮魂することになる。怨霊鎮魂の最も有効な方法は祀るということだ/政と書いてまつりごとと読む)。
    ・諡有德字的天皇都生涯幾乎是怨靈等級,而明治天皇踐祚之後一年多才即位,時辰表配合去祭拜崇德天皇和迎靈才即位與改元,並非巧合,白峯神宮由緒書上也提到御聖德,就像溺水的人慣例稱為美人。至於此鎮魂法在順德天皇之後就不用了,因為被流放的父親後鳥羽原稱顯德,但史書明記因為有災異諸如彗星,之後就改諡,此後就不用這種鎮魂方式了。
    ・聖德太子三人合葬,並且殯的時間異常短。之並非善終,可能是自殺殉教或者傳染病?法隆寺與玉虫厨子屋簷的相似處
    ・鎮魂之後將怨靈變成御霊(よい霊),其轉化者稱為聖。
    ・「日本に入ってくる文化・芸能は必ず怨霊信仰という"プリズム"を通って屈折するのだ。これは日本史の根本原理の一つである」
    ・日本の歴史は、少なくとも中世までの日本の歴史は、怨霊を如何に鎮魂するかという方法を模索する歴史であったと言ってもいい。仏教にせよ、儒教にせよ、日本は結局怨霊鎮魂の手段として受け入れている。(當然之後產生德特的新佛教,但是在之前引入應該也是因為相信作為鎮魂手段是有用的)
    ・天智(中大兄皇子,遷都近江,也出兵朝鮮在白村江大敗的天皇)其實可能被失蹤,陵墓在(失蹤處、掉鞋處)山科(以前屬宇治)這件事足資證明,但是日本書紀不能寫,就編出我一直覺得很奇怪的那個病塌前拒絕繼位-到吉野隱居-天智駕崩後被攻擊-壬申之亂-勝利登基的怪故事。天武天皇(曰大海人皇子)其實非書紀所稱天智弟。日本書紀是在天武孫子代完成,光天武內容占一成,諒必為之隱晦秘密,首先是扣掉死於非命的崇峻天皇,是唯一天皇中年齡(絕對故意忽略!)不詳者。再者泉涌寺完全缺乏天武系牌位(站看之下似乎有說服力,不過沒有天武還可理解,但是天智女系跟綜合血統還再脈脈相傳到孝謙阿?),直接從天智跳光仁桓武,平安朝的神式祭典也都不拜天武系;而天武本人也意識到漢高祖的赤色易姓革命,桓武郊祀宣布即位正當性來自天智也是易姓革命的儀式。參考周書,天智的諡是紂王自焚之寶玉,武是安定亂世的諡(周武王)。
    ・天智被殺的原因,外交政策親百濟派反對新羅(因為最弱和唐結盟,反而統一半。隋時中國出征朝鮮屢敗,唐奉行遠交近攻和新羅結盟)而戰,大興土木蓋巨城水城還為了戰爭遷都,重用百濟人。天武(娶了天智四個女兒,不太可能是弟弟,比較像鑲金箔)上台後政策一轉對新羅友好(新羅也為避免日本成為唐遠交對象刻意交好),一掃親百濟派,停止遣唐使並拒絕唐軍事同盟要求(唐使來一個月後天智就被暗殺故書紀沒寫唐使來的理由,因為太敏感)感想:新王朝開始編篡史書是中國的常識,因為要賦予自己正當性,天武既然意識到(而且是易姓革命這種大事)高組劉邦和紅衣,顯然熟知這一類中國史上的常識,甚至還懂得弄出天智這個諡號,這個專業的程度真得令人不得不說他完全理解中國王朝交替的具體思維,因此動手編篡史書編篡想也知道絕對不是客觀的(這麼專業應該懂中國史學的春秋筆法為賢者諱吧?難道我是為了做公益而編的?),在這點上多數學者居然盡信書紀與天智天武相關的敏感內容,這種無知反而令我震驚。天武的父親是誰不得而知,但是對於中國這麼專業,是半島人的可能性好像蠻高的。
    ・敗者の祭祀を廃さぬ日本史の原理(獨步全球):三井寺是天武為了天智、母親出身近江的大友皇子(書記不能承認他即位,這樣天武馬上變成大逆罪所以寫皇子)鎮魂所建,由大友子負責祭祀,境內有大友墓。境內新羅明神應該是天武朝請來鎮魂(防禦?)用的(讓我想到出雲大社門口那幾個神),桓武(回到天智血統後)仍不廢止,這種敵對同祀,不廢除前朝拜者的祭祀,是日本史的根本原理。
    ・持統(天智女兒)想保留天智血統,想傳自己兒子草壁皇子但他早死,天武亡後立刻自己即位(不想讓其他只有天武血統的諸多皇子繼位),等阿孫文武天皇長大;之後文武又很年輕就死,反過來母親元明即位再接力傳女兒。就是要等阿孫聖武好好長大,這是天智朝女系維持大作戰,所以只好和藤原不比等(中臣鎌足子)結盟,藤原也精心安排成為外戚大作戰。藤原也參加了修史作業(原本ふひと表記成「史」!看到這裡我怎麼覺得一切謎底都解開了),而原本的天照大神傳說可能是在這時被改成天孫降臨、傳位天孫,因為書記和古事紀完成時剛好就在這兩個阿媽傳孫大作戰之時,也當作一種正當性的象徵。
    ・梅原「日本の歴史家は、歴史を作った人間の思想をあまり問題しない」藤原不比等可是愛讀六韜的人!
    ・其他宗教都有天(神)罰的體制設計防止人為惡,但日本沒有這個概念,天或天照大神不會處罰人,真正最強力產生效用的是怨靈
    ・奈良大仏其實是一個巨大的防怨靈設計,桓武遷都是因為認為這個最新科技完全沒效所以到平安京設計新的防怨靈體制

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    這本書重點放在怨靈思想的轉變,關於天智、天武的分析很精采,故給予五顆星評價。

  • 飛鳥時代の日本すっげぇ面白い!偽りの歴史が剥がれ落ち、覆われていた史実が表出する感じがたまらん。嘘ばっかり!

     天智天皇とか天武天皇とか持統天皇とか日本史の授業でもしっくりこなくてなかなか覚えられなかったのは、論理的にストーリー性が無かったからだと思っていたんだけれど、ようやっと歴史物語として理解できた感じがある。
     やっぱ嘘ついてたんだな。そりゃそうだ。現代だって政治家はいっぱい嘘をついて、ぎりぎりの国際関係を維持したりしているんだ、古代にやってないわけがない。

     天智天皇と天武天皇のところがやっぱ面白かったな。天皇の謚号の由来から二人の関係性を明らかにしていくところはシビレタ。
     壬申の乱とかこの辺の時代の歴史書はいくつか読んだことがあるが、つまんないなーとしか思えなかったけれど、この本を読んだことでいろんな情報がつながって、最高に知的興奮を覚えている。

     この本を読んだら、八木荘司の『遥かなる大和』とか永井路子の『美貌の女帝』とかを読むことをお勧めする。なるほどってなる。知識が深まること間違いない。

  • 相変わらず歴史学者に喧嘩を売りまくりで、ここまで言ってしまうと、大丈夫なのか、と心配になるレベル。別に自分は歴史に詳しくもないので、この本を普通にふーんと言って読むわけで。でも、歴史書に書いてあることより、より当たり前と思われる方向、より蓋然性の高い方向に考えていく、というのは好きだし、そういう意味では好感が持てるんだけども、てか結局聖徳太子の謎はなんだったんだか、分かんなかったような気もするけど、結論出たのかな?

  • 聖徳太子編、天智天皇編、天武天皇編、平城京と奈良の大仏編を収録。日本の古代史を「怨霊」の視点からとらえなおす。子供を殺され滅亡させられた太子の怨霊を鎮める「聖徳」の名前の説明は興味深い。天智系と天武系の天皇の争いから長屋王の怨霊を封じ込めるために建立されたとする奈良の大仏、怨霊に負けた大仏と天智系である桓武が平城京を捨てた理由づけも面白い。

  • 聖徳太子の謎から、天智天皇と天武天皇の関係、東大寺の大仏建立に至るまでが扱われており、前巻以上に著者の独自の説が次々と展開されています。

    聖徳太子については、梅原猛の聖徳太子=怨霊説を踏襲していますが、それだけでなく、著者自身の見解が敷衍されています。著者は、藤ノ木古墳に埋葬されている2人の遺体が崇峻天皇と聖徳太子だと言い、さらに太子が不幸な死、おそらくは自殺を遂げたという説を示しています。

    天武天皇については、彼が新羅と密接な関係を持つ人物であること、そして、挑戦を統一した新羅を滅ぼそうとする唐の策略に応じて、唐との国交を開こうとした天智天皇を暗殺し、その事実を隠そうとして『日本書紀』の記述が生まれたとされます。

    さらに、怨霊史観に基づいて、奈良の大仏の建造と、それから30年あまりで桓武天皇が平安遷都をおこなった理由が探られます。

    前巻以上に大胆な仮説が多く、素人目には推測で補われている箇所が多すぎるようにも思われるのですが、推理小説のようなスリリングな読み物として、楽しんで読むことができました。

  • 逆説の日本史第2弾。聖徳太子は怨霊だったという説には説得力があり、まさに目から鱗である。また聖徳太子が編纂した17条憲法の第1章が「和」であることの意味も井沢氏の指摘で初めて理解できた。平城京と奈良の大仏の建立もその背景には日本人の怨霊信仰が存在している。
    日本の歴史を理解するうえで、最も大切なベースを得ることができる珠玉のシリーズである。

  • この巻では、「聖徳太子」「天智天皇」「天武天皇と持統女帝」「平城京と奈良の大仏」を扱っています。
    「聖徳太子」の章では、なぜ「聖徳」なのかを他の天皇と関連付けて説明してますし、太子の御陵などに関して論じています。
    「天智天皇」の章では、当時の国際情勢も踏まえています。
    「天武天皇と持統女帝」の章では、打って変って天武天皇による天智系の追放対策について解説しています。
    「平城京と奈良の大仏」の章では、印象に残ったのは「長屋王の変」について論じています。

  • 常識を以って定説を疑う。論証手法に些かの癖と難があるものの、目の付け所は面白い。本巻は建国から奈良時代あたりの、聖徳太子と天智天武天皇がメイン。テーマによって人それぞれ好き嫌いが分かれると思うが、本巻については私自身はあまり興味が持てなかった。この古代日本史に興味がある方にはおすすめだと思う。

  • 面白い!
    高校時代世界史を選択していたこともあり(逃げ)日本史にはとんと疎く、まったくすっからかんだったにもかかわらず、巻を進めるごとに楽しみながらしっかりと日本史の知識が身に付く(正しいかどうかはわかりませんが)これは20年前の本ながら良い本

  • 聖徳太子と天智 天武天皇について、驚愕の事実(´・Д・)」今まで、疑問にも思わなかった歴史の矛盾点ことに気づきます。正しいかどうかはわからないけど、歴史ロマンにはひたれます!楽しいです。
    シリーズ制覇したいな!

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