官かくあるべし (小学館文庫 R い- 4-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094020311

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  • 竹下登首相に乞われて、自治省から内閣官房副長官に就任した石原信雄
    を待っていたのは、七代の宰相に仕えるという、予期もせぬ人生だった。
    政治の中枢から、激動の現代史をはじめて明らかにする。

    うーん。期待していたほど面白くはなかった。
    「首相官邸の決断―内閣官房副長官石原信雄の2600日 (中公文庫)」の方
    が断然面白い。
    しかし、本書に意義が無い訳ではない。本書は雑誌の編集長がインタビュ
    ー、構成した本であるからオーラルヒストリーとは視点が異なる。
    官かくあるべしと言うように時代の証言というよりは石原氏の考え方が
    前面に出ている。
    1998年の刊。橋本行革の評価と問題点は面白い。本書を読むと当時か
    ら官僚はバッシングされていたことがわかる。歴史を感じる上でも貴重な
    1冊でと言える。

  • 竹下さん(87年)から村山さん(94年)まで7年間に7人の総理に仕えていた官房副長官の話。そんなに首相が変わっている国の方が情けない。さらに筆者がエリートであることを鼻にかけた自慢話が多すぎだから愚の骨頂。こんな人が官僚の統括をしていた日本も不幸だったな。
    官僚の歴史を知りたい人は読んでもよい。ムンバイ行きのフライトで読む。

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