かくカク遊ブ書く遊ぶ(小学館文庫) (小学館文庫 R お- 2-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094020618

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  • 名古屋出身で ハードボイルド小説家をめざした 
    著者の原点。
    ハードボイルド って 意外と 分かったようで
    分かっていないなぁと思ったが、
    大沢在昌は いたって まっすぐなのである。
    このまっすぐさが なんとも いえず 頼もしい。

    受賞に対する想いが ゲンを担ぐところなんぞ
    ニンゲンなのだと思う。

    ただし、大沢在昌には
    人生にブレが ないというべきか。

    名古屋 麻布 六本木 そして 新宿。
    新宿鮫がヒットして 新宿通みたいに見えて
    実は、六本木が 根城 というのは
    何となく 分かりそうな気がする。
    やっぱり、新宿は 新宿の吸引力があるのだと思う。

    趣味が ゴルフから 釣りに 至る過程は
    なんともいえない おもしろさがある。

  • 大沢ハードボイルドの原点を語ってます。「銀座にベンツに軽井沢」一読すると陳腐なセリフもこの人が言うと非常に魅力的

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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