天皇―日本の成り立ち (小学館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094023572

作品紹介・あらすじ

この国は、いかにして中国大陸の文化から自立をはかり、日本という一つの国家になって、維持されてきたのか。神話から歴史へ…。「古事記」「日本書紀」の記述をひもときながら、卓越した仮説のもとに再現される古代史の流れ。すなわち「日本」という国号の成立、平成まで続く独自の年号、そして「天皇」という称号-。この国の成り立ち、さらに現代日本のあり様は、天皇なしには語れない。ローマ文化、キリスト教をとり入れ自らの神話を捨て去った西欧に対し、日本は「天皇制」を維持してきた。日本のアイデンティティー再発見の書。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、日本はこれまで失敗によって学び、成功によって堕落する素因が潜んでいる、という。白村江の敗戦によって国家としてまとまり、秀吉の朝鮮の役の失敗の後に幕藩体制が確立し、薩長の西欧の軍隊への敗北からの政策転換、第2次大戦後の復興、等がその例という。藤原氏は、元々権力や財産が無かったが故に、高い官位と天皇の外戚になることしか勧化無かったため、現実の政治から有利子、いつの間にか骨董的道具になっていったとも。
    ヨーロッパや中国と対比しながら日本を論じている点は面白かったが、時間軸が一定していなくて読みにくかったなあ。

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