- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094023619
作品紹介・あらすじ
「遊びと仕事は夫婦みてぇなもん」と言い切る江戸人(江戸時代の人々)…カラッとしてて楽天的で、日々を楽しむことに情熱を傾けて生きる彼らこそ、遊び友達に最適!いかした相棒・江戸人と、春画や相撲を観戦して、食事してお酒飲んで、たまには異性をひやかしたりしながら、本書のなかで江戸時代を散歩してみては?庶民から大道芸人、はたまた奇人変人など、江戸の街のキャストをおもしろおかしく紹介した「入門編」。長屋の生活や夏をのりきるための知恵など、江戸人の生活風景に着目した「初級編」。銀ブラならぬ江戸ブラ…江戸の屋台や相撲観戦など、よりディープに江戸人をとりまく風景に迫った。
感想・レビュー・書評
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江戸時代の生活や風俗を紹介した本。著者は一時期、テレビで江戸時代をテーマにした番組に登場して解説を務める等大変活躍した方で、江戸の文化を色々紹介して楽しく学べた記憶がある。残念ながら著者は若くして亡くなってしまった。
この本は大変判り易くて面白く、江戸の入門書として読み継がれると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“現在わたしたちが対象に持っているイメージと、江戸時代の実態とのギャップがあるもの”が沢山あっておもしろい。
たとえば、過度の入浴でパサパサになった体を「垢抜けた」と言ったり、寿司・天ぷらが下司な食べ物だったり。
江戸のイメージは、江戸人の都合がいいように(江戸人がひとに話してて気分がいいように)変えられていって今のイメージになっていったんだろうか。
しかし、お金に頓着せず、無くなったら適当に稼いで数週間暮らせるという暮らしぶりは羨まし過ぎます。
でも性におおらか過ぎて奇妙な混浴でしかお風呂に入れないのとかは受け入れ難いです。一長一短。 -
日本史の授業にこんな時間があれば大好きになっただろうに。今すぐ江戸の町を歩きたくなるような生き生きとした描写に引き込まれます。行ってみたいなあ、江戸。
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挿絵のページに味があります。
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昔の江戸の人々も現代の人々も
あまり変わらないかも知れませんね。 -
判じ物。
いとし藤。
江戸っこについて。 -
以外と楽しい江戸っ子人生。目から鱗の新発見!ただ、挿絵や漫画の多いところは分かりやすくて良かったが、漫画の解説のところ、小さくて非常に読みづらかった。
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江戸人いいなあ!
あくせく働くのではなく、慎ましくてもその日その日を楽しんで生きていく。いまの時代にはそぐわないけれど、羨ましい。
歩いて江戸巡りは楽しそうなので是非やってみたい。もぐさのプレゼントなんて渋くて素敵じゃない! -
再読。杉浦さんの江戸文化紹介ものではこれが最高だと思う。軽妙な文章とよく合ったイラストが楽しい。一節が短くて、少し時間がある時にめくるのに良い。