- 小学館 (2001年8月3日発売)
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感想 : 97件
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784094023961
作品紹介・あらすじ
100万人が共感し、感動したベストセラー文庫化!!
そうやって、生きてきた――。家出、援助交際、AV出演……。人気タレント・飯島愛が自らの過去を赤裸々に綴った自伝的エッセイ。100万部を超えるベストセラーを記録し、台湾語版、韓国版も発売。相次いでドラマ化、映画化も決定した話題作がついに文庫化した。本人によるあとがき、香山リカ氏、大岡玲氏による解説を加えた。
みんなの感想まとめ
人生の受け入れを求め、苦悩と向き合った一人の女性の物語が描かれています。飯島愛は、自らの過去を赤裸々に語り、家出や援助交際、AV出演といった衝撃的な経験を通じて、自己を探求する姿勢を示しています。彼女...
感想・レビュー・書評
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父親との対立、家出、援助交際、整形、AV出演、そして中絶…。飯島愛さんが28歳の誕生日に出版した自叙伝はいろいろ考えさせられました。もしも自分が飯島さんと同じように、家庭の事情が原因でグレてしまったらと思うとゾッとします。家出して自ら死を選ぶか、たとえ死を選んだとしても、誰かに運よく助けられるか…。
私の場合、家庭の事情はそんなに問題はないのですが、学校の事情に問題がありました。いじめが原因で東京の女子校に逃げたのですが、受験が終わってスッキリしたため、未来の事なんてまったく考えずに学校生活を送っていました。まさに「今日が愉しければいい」といったところです。だから、飯島さんが「今日が愉しければいい」という思いを抱く気持ちがわかるような気がします。
エスカレーター式の学校だったため、高校受験をせずに高校生になったのが原因なのか、「受験なんてどうでもいい。私には関係ないわ」という思いが私の心のどこかにあったような気がします。だけどそれは間違いでした。再び受験しなければならなくなったのです。それが原因で親には口うるさく言われる始末だし、学校の授業と受験勉強のどっちを優先すればいいのかわからなくなるし…。それに、高2になった時には以前付き合っていた元友人と同じクラスになってしまい、その人達と修学旅行で同じ班になったためとにかく最悪でした。「もうこんな学校に行くのは嫌だ! 永遠にさよならしたい!」と思うようになり、とりあえず大学受験をすればどうにかなるだろうと思い、学校の授業と一対一の塾で受験対策を両立した生活を送りました。結果はかろうじて一校だけ合格し、東京の女子高校から埼玉の女子大学へ行く事になりました。本当は、東京の女子大学へ行きたかったのですが…。あの時点で勉強というものが嫌いになってしまったのが原因で、東京の女子大学に不合格したのかもしれません。まったく、勉強というものがわからなくなりました。
話をそらしてしまいましたが、飯島さんの壮絶な過去を知って、とても他人事とは思えませんでした。もしかしたら、自分も下手したら飯島さんと同じ道を歩んでいたかもしれないと思ったからです。いじめが原因でグレる恐れだってあります。でも私は、表向きはいい娘で、裏向きでは悪い娘として生きてきたのです。要するに、家族や友達や教師の前ではいい娘で、誰もいない時は好き勝手な事をする悪い娘だったのです。それでも、何事もなかったかのように振る舞うのは楽ではありません。
2008年の末に、36歳の若さで突然亡くなったという知らせを聞いた時はショックでした。彼女にはもっと生きてほしかったです。飯島愛さんのご冥福をお祈りいたします…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018054
飯島愛と言うひとりの女性の人生。自分以外のひとに受け入れてもらいたい、だから、自分も傷付ける。中学時代、両親にも受け入れてもらえず、非行を繰り返す。
お金の存在は、彼女にとっても大きい。お金さえあれば、叶うこと。でも、過去は清算できないこと。時間が経たないと、わからないよねと思う。それでも、物怖じしない彼女の性格は亡くなった今も羨ましいと思う。 -
めちゃめちゃ知らない世界で…読んでいいんだろうか?という感じだった。お水の世界とか。飯島愛の中学時代、親などすごくびっくりした。
2001.8.29 -
たまたま実家の本棚にありました。おそらく妹が買ったのでしょう。
普段なら全く興味を持たないたぐいの本ですが、この間、著者の飯島愛さんが亡くなったのを思いだし、手に取ってみました。
彼女とは同年代です。親が厳しく、学校で2番の成績だったとき、ほめられるよりも、「なんで1番じゃないの!」と怒られたというエピソードは、私も全く同じ経験があります。私は全く逆の、真面目で地味な青春時代を過ごしましたが、時代が重なるので、懐かしさもありました。
私と彼女がもっとも違うのは、彼女は人一倍寂しがりやだというところ。また、彼女のあらゆる努力の原動力が、その時点で好きだった男性への思いだったというところ。
本の中に、彼女の恩人がマンションで謎の死を遂げたのを発見される話がありましたが、飯島愛さん自身の亡くなり方によく似ていて、びっくりしました。一人暮らしをしている人は、孤独死になる可能性があります。
プロの執筆家ではないので、人に勧めるものではないですが、10代の頃から、世の中の裏の裏まで体験してきた彼女の本には、こなれた文章にはない重みがあります。太く短い人生でした。合掌。 -
故飯島愛さんの壮絶な人生をまとめた本ですが、この本を出版した後の人生も壮絶だったなと思い返しました。
女性の転落劇なのか、成り上がり劇なのか、読む人によって印象は変わると思いますが、強さと弱さが入り混じっている一冊です。 -
つらい。孤独感が伝わってくる。
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ゴーストライター(そんなこと最初からみんなわかっている笑)も様々な世間の批判も、全部全部横に置いといてもっ、壮絶で面白い!
基本的に、善悪のバイアスがスリザリン笑
枠にはまらない生き方は好きだけど、賢明に考えて生きることの大切さをあらためて考えさせられたし、読んでいて普通に面白かった。
最後の一説で、
「愛されていることを実感できる人は、他人を愛することができる。私に大切なのは愛することだ。」
とあるように、 「飯島愛」と言う芸名の通り、すべてにおいて”愛”を大切に生きることが出来ていたのなら、よかったのにな。
あとがきの、
「私を助けてくれた全ての人に簡単な言葉だけど。ありがとう。私は今までそう心から感じたことは一度もなかった。」
とゆう憂を帯びた文章が、彼女の道徳観念を育んだ環境の残酷さを物語っている気がする。
それでも、もがいてもがいてもがき続けて生きてきた人間は強くてかっこいい。
- どうか安らかに -
↓全然関係ないけど、この軽薄な会話すっき笑
「すごい好きだから、うかつに手を出せないってこともあるかもよ。下手にセックスして大切なものを失いたくないって気持ちは、ちょっとわかるかな」
「そんなやつが六本木で働いてっか?」
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自分の子供心に目立つ女性だった印象はあるけど、優等生から落ちこぼれと波乱の人生を送ってきたのかと思うと、改めて人間って色々とあるんだなと思う。
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故・飯島愛の自伝。
携帯小説みたいな感じなので読みやすい反面、性的・反社会的な描写があるのでその手の表現が苦手な人には不向きかも。
自分は彼女の壮絶な人生が知れて、面白かった。 -
おもしろかった。
なんかすごい人生やなぁ。こんな人おるんやなぁ。犯罪にはしらんくてよかったな、、
子育て怖いわ
子供褒めて育てよう。 -
飯島愛さんのことはよく知らない私だったが、とても面白く読んだ。
実体験に基づいて幼少期の非行時代から一人暮らし時代、芸能界時代に渡って余すところなく主観的に記述されている。
その夜の世界っぷりが生々しくて危うく、未体験の出来事の連続に興味が寄せられる。
何より良かったのは構成。最後には家族と仲直りしたことに安心感を覚えた……かと思いきや、母親が娘の非行時代に残していた日記が衝撃。
まだ私は22歳だから親の気持ちってなんとなく分かり始めた程度だったが、想像を遥かに超えていた。
まさに「人を傷つけるのならば自分が傷ついたほうがいい」に尽きる。
ノンフィクションに勝るドラマはないってのを体現しているかもしれない本。 -
親が厳しくてグレてしまった話。
最終的にはav女優になる飯島愛だが彼女は昔よくタレントでも出ており、ハッキリモノをいう、派手な女性というイメージが強い。
グレてしまってavに出たが、最後には親と会って和解したもハッピーエンドでこの本は終わる。
この本で学ぶべき事は子供に対してあまりにも厳しい接しない。頑張った時は褒めてあげる。
どんなにグレても人の心を少しでも残っていれば親と和解し合えることができる。
最後に親の日記を読んで親の愛情を感じることができて親と和解するが、すべてが間違った育て方をしたわけではない事が分かる。
キャバやavなど当時のぎりバブル世代に生きた飯島愛なので派手な生活をら伺えるが最後は人の愛情が大事だと気づいていた。
彼女の師匠よべるお金があって結婚もして子供も生まれたけど離婚して、結局糒モノが手に入らなかったとある。
やはり人間の気持が行き通うココロの部分はお金では買えないのだ。 -
本棚の整理の際にふと手に取り再読。
買った当時に読了したかどうかも不明なくらいだったけど、なぜか読みたくなり完読。
ご本人がもういないと思うと、とても重みのある内容に感じれた。私がもしも親になって子供が思春期になったときにもう一度読み返したい。 -
プラトニック【Platonic】
純粋に精神的なさま。特に、恋愛において、肉欲を伴わず純粋に相手を思うさま。「 -な愛」
私が産まれた頃のお話。
著者をよく知らないが壮絶な人生経験と思う
現代で親や世の中に憎まれた子供たちは
部屋に引きこもり、メンタル科に通い、
抗うつ剤で頭がぼやけた毎日を暮らす
果たして、どちらがマシなのだろうか。
それは悩む本人にしか答えは出ない。 -
親の期待に応えたかった子供。
うちも、99点だと褒められなくて、さっさとそんなもんだと諦めて、時々くれる愛情にやっぱり良い子になりたいと考え直した。
うちと彼女が違うのは、彼女は目に見える愛を与えられず、だからこそ愛が何だかわからず、だけど愛を諦めきれなかったところだと思います。
うわ~、本当にピュアな女性だったんですね。
ご冥福をお祈り致します。 -
H13.9.30と書いてあります。
これを読んで、一番きになったところ。
私は、ただほめてもらいたかった。
父に、母に、一言「がんばったね」といってもらいたかった。
保育の授業のときだったか、この部分などを抜粋して、児童心理学の本から、飛行に走る過程という関係図を抜粋して資料を作った。この本が流行った年か映画化された後だから、この本のタイトルはみんな耳にしたことがあるような状態のときに。
とってもチャレンジャーな扱い方だったと思うけど、この二行のことばを共感するような…そして、この著者みたいに道を選ぶかもしれないと危惧するところもあって、無意識に選択肢を狭めて欲しくないと、関係図のように、流れを意識化してもらって、自らで因果関係を断ち切っていって欲しいと思っていた。成績を出せない親の関心を得られない…次の行動として子どもがどうするか…この選択肢を選ばないと自分で思っている人たちだろうと思っているからこそ、だけど、全く無関係でもないかもしれないって意識を持って欲しかった。
読んですぐのときと、今とでは同じ本でも著者の状況が違う。
今、思うことは、気になった部分で、思ったことは大事。
分岐点として、いろいろあると思うけど、ありとあらゆる分岐点を全て同じ人が気づくって無理かもしれない。だけど、気づける人が、気づいてあげるって大事だと思う。それ以上進むのも一つだけど、進まないことも一つと、進まない選択肢を頭ごなしに伝えても逆効果ということをわきまえて、進まないことを勧めることができる人たちもいるはず…。ある意味では、生徒相談や心理学などを勉強するようになっていったスターターのひとつかも。 -
この本が、隅から隅まで著者本人の手によって書かれたのかどうか、その文章からは定かではない。
文体や語彙からは、 大なり小なり、別の人間の手が入っているようにも感じられる。
しかし、書かれた文章の端々から浮かび上がってくる、彼女の心の移ろう様子や、彼女と交わされたのであろう言葉の使われ方から、AV女優を経てタレントになった、彼女の道行きがほの見える。
その意味では、文章のつづり方など、些細な問題に過ぎない。
「わたしはいつも探し続けている。
生まれた時からずーっと探し続けている。
ピッたりと重なり合うことができるハートを作れる相手を」(P.315)
唸るほどのお金も、誕生日を共にする沢山の知人も、彼女の中にある一番大きな欠落を埋めることはできなかった。
その欠落を埋められるものを、果たして彼女は手に入れたのだろうか。
彼女がこの世を去る前に、両親や友人との和解を経て、心の安寧を手にすることができていたとしたら、それは本当に喜ばしいことだ。
「私が「愛」と呼ばれるようになったのはこの時からだ。私が十六歳になった秋。
みんなに愛される子になるようにと、お店のママが源氏名を「愛」とつけてくれたのだ。」(P.83) -
飯島愛の本。
まあ、こうゆうのもいいかなって感じ。
こうじゃなきゃだめとか、こうあるべきとか
こう思ってるんだとか、そうゆうのがないのがいい。
友達の過去話を聞いてあげてる気分になった。
字が大きい。
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