代理出産: 不妊患者の切なる願い (小学館文庫 R ね- 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094025163

作品紹介・あらすじ

「子宮をなくした姉に代わって子供を産みたい」そう切実に訴える女性に、姉夫婦の受精卵を着床させて、日本で初めての「代理出産」を実施した著者。一方で「産みたくても産めない」という少数者の声を無視して、代理出産を法的に禁止しようという動きが強まりつつある。戦後間もない頃から行われてきた「非配偶者間人工授精」(AID)にはじまり、不妊治療の領域は生殖医療技術の進歩とともに拡大してきた。夫婦の受精卵を第三者の子宮で出産する「代理出産」は、なぜ批判されるのか。多くの患者の肉声とともに、実施に踏み切った経緯を克明に綴る。

感想・レビュー・書評

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  • スクープのために根津さんにアンフェアな取材した朝日新聞ひでえ。ますます嫌いになりました。珊瑚礁カメラマン「KY」事件や従軍慰安婦捏造報道から反省してない。部数激減しても自業自得。

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著者プロフィール

産科・婦人科・小児科病院 医療法人登誠会 諏訪マタニティークリニック院長。
1942年長野県東筑摩郡本郷村(現松本市)生まれ。信州大学医学部卒業後、琉球政府(現沖縄県)立中部病院ハワイ大学インターン・レジデントコース、信州大学医学部産婦人科学教室助手等を経て、1976年に開院。専門は周産期医学。母乳哺育を推進し、SMC(self mamma-control:自己乳房管理)方式を考案、乳房管理学を体系化した。1986年に「減胎手術(多胎一部救胎手術)」(世界で2例目、国内初)、1998年に「非配偶者間体外受精」(国内初)、2001年「代理出産」(国内初)、2006年「着床前診断」(国内2番目)の実施を公表。当事者のための生殖医療のあり方を問題提起し続けている。

「2022年 『精子が無い! 卵子が無い! 子宮が無い! 生殖障碍者支援法を!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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