イエロー・サブマリン (小学館文庫 R や- 4-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094025316

作品紹介・あらすじ

『どうしてもっと楽しく野球をやらせてくれないのか』高校生活最後の都大会準決勝で、田島光はそう思った。メジャーリーグへ行きたいと初めて考えたのは、そのときだった。光が単身渡米して夢に向かって第一歩を踏み出したころ、父・佐々木幸一はボストン・レッドソックスを日本企業に買収させようと活動を開始していた…。大リーグを舞台に夢を追う父と子の成長と葛藤を描く、故・山際淳司の長編野球小説。執筆は1992年だが、野茂、吉井らの活躍を予見したような設定に、著者の野球に対する慧眼がうかがえる。

感想・レビュー・書評

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  •  単身アメリカに渡ってメジャリーグを目指す主人公と、レッドソックスを買収しようとする父親のはなしが交錯……は、あんまりしない。野球を取り囲む状況の話なので、試合のシーンもそんなにない。タイトルのサブマリン投法も後半やめちゃう。

     でも、アメリカのマイナリーグの状況とか空気感は伝わってきた。すごく取材したんだろうな。

     時代が90年代っていうのもいいね。アメリカの球団を日本の企業が買い取るなんてことが本当にありそうな時代。

  • 山際氏に野茂の勇姿を見てもらいたかった。

  • 高校時代何度読んだか分からない。

  • 山際淳司氏の数少ないフィクション小説ですね。大好きな作品です。

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著者プロフィール

作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。傑作選に『江夏の21球』『衣笠祥男 最後のシーズン』(いずれも角川新書)。

「2020年 『たった一人のオリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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