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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784094026962
作品紹介・あらすじ
留置所から届いた25通が象徴する「現代人の危うい自我」
「造田博教」を作りました」1999年9月8日、白昼の池袋で、包丁と金槌を手に、突如通行人に襲いかかり二人の女性の命を奪った《通り魔殺人犯》造田博は、逮捕後、友人にあてた手紙にそう書き記した。裁判を通じてほとんど何も語ろうとしなかった《通り魔》が、幾千万の言葉を費やして語ろうとする「造田博教」とは一体何なのか。オウム事件以降、「大阪池田小学校児童惨殺事件」へと続く、身勝手な無差別殺人事件の連鎖。《通り魔》から届いた二十五通の手紙をもとに、その背景にある現代の社会病理に迫る。 解説・佐木隆三
感想・レビュー・書評
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書名の通り、往復書簡が中心になって論が進む。被告人の言い分が奇妙であるのは分かるとして、著者が被告人に取り入るための態度が極めて異様に思えた。目的のためには何でもする(というか何とでも言うというか)のだなぁという…
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09011
1999年、池袋サンシャイン通りで発生した通り魔殺人事件。
著者は獄中にいるこの犯人と手紙のやり取りを試みる。
その過程を詳細に綴ったノンフィクションが本書(小学館文庫)。
と、いうわけで犯人から著者に送られてきた手紙の内容ですが・・・
これはもう単なるキ○○イの妄想以外の何ものでもないでしょう。まともに読んでられません。
それに辛抱強く、ていねいにつきあって、犯人の真意を引き出そうとする
著者のジャーナリスト魂に頭が下がります。
この手紙、ある意味キ○○イの心理を解明するものとして
貴重な資料である。
これを心理学者あたりにぜひ分析していただきたいところだ。
意外と本質的な部分では、僕たちの中に同じものがあるかもしれない・・・。
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