アラマタ図像館 3 (小学館文庫 R あ- 4-3 VISUAL SERIES)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094031133

作品紹介・あらすじ

クラゲやイソギンチャクといった水中無脊椎動物は、水中の状態でなければ、その不思議な形態を表現できない。その幻想的な「水中の光景」の描写にはじめて成功したのがイギリスのゴッスであった。ゴッスは1851年のロンドン万博に、水中生物の飼育装置=アクアリウムを出品した人物である。ゴッス以後の水中画の歴史は「水」をいかに表現するかという工夫の歴史でもあった。

感想・レビュー・書評

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  • クラゲやイソギンチャクは、水中の状態でなければその形態を描くことはできない。
    陸にあげれば、ただのゼリーや肉ひだにすぎなくなるからだ。
    その幻想的な姿を景観図として表現したのは、英国のゴッスだった。
    彼は、1851年のロンドン万博で、海中生物の飼育装置=アクアリウムを展示したアマチュア博物学者だった。
    以後、水中の光景を描くための工夫が数多くなされてきた

  • アラマタ図像館 海底編の図像学!

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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