西行桜 (小学館文庫)

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  • 小学館
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本棚登録 : 21
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094035919

感想・レビュー・書評

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  • ホラー漫画ですね。妖怪は好きなんだけど、その小説となるとちょっと苦手かもです。あとがきで作者が書いているように、当たり前に病院がある現代からは想像が難しいけど、体調不調の原因は魑魅魍魎に求められていた訳で、それが高じて本作のような世界観に至るのも納得。歴史・時代小説ってより、ホラー・SFものとして、どっぷり娯楽に浸れるって意味では優れているかも。何やかや、それなりに楽しめたんですけどね。

  • ホラーとあるけど、そう怖くない。
    主人公は、①世阿弥&道喜、②闇源氏、③元三大師。
    それぞれに、面白い。
    ほとんど、女性が被害者、というか、男の勝手でひどいことになってる。

    ①②は、マンガでそれぞれシリーズ化して、続きが読んでみたい。
    でも、どの話も痴情のモツレ、みたいのや、男女の絡みがあるから、
    そこを強調すると、R指定になっちゃうかなぁ。

  • 3章に分かれており、それぞれ主人公が違います。
    Ⅰは能楽師・世阿弥元清(ぜあみもときよ)がメインの作品が3篇。
    Ⅱは平安京随一の「狩籠師(かりごめし)」(退魔師)の
    源霞(みなもとのかすみ)こと闇源氏がメインの作品が3篇
    Ⅲは比叡山中興の祖といわれる第18代天台座主・慈恵大師良源の話で
    これは他の作品より長めなので中篇になるのかな?

    ホラー小説集となってますけど、怖くはないです。
    夢枕獏さんの陰陽師が大丈夫なら平気です。
    映画の野村萬斎氏の陰陽師を見てるみたいだった。
    雅なゴーストハント(小野不由美)とも言える(○ ̄m ̄)

    能や呪禁道や狩籠師と難しそうだけどサラリと読めます。
    世阿弥と闇源氏の話は是非シリーズ化して欲しいです。

  • 能の大成者、世阿弥。平安末期の皇族の末裔の闇源氏。の陰陽師顔負けの幽玄の世界。
    陰陽道が世に広まる以前の、呪禁道を取り入れたという能。『返ばい』という足踏みの動作が、あるのだが、それに鎮めの意味があることを初めて知った。
    学生時代、筑紫王朝の楽、『筑紫舞』を神社に奉納したりと、やっていたことがあるが、その動作の中に、『へんばい』の動作があった。
    コトバには『言霊』という重要な意味があるが、動作そのものにも、また『意味』がある。奥深い。

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