陰陽宮 1: 安倍晴明 (小学館文庫 R J- 15-2 時代・歴史傑作シリーズ)
- 小学館 (2000年3月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094037722
感想・レビュー・書評
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晴明ではなく、道長が中心。平安京の風景などよく書かれています。
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谷さんを知るきっかけになった本。何気に全巻持ってる奴。
主人公は藤原道長だけど、道長を支える晴明が素敵です。 -
陰陽師ブームの中、夢枕漠作品では王道すぎると思い、あえてこちらを選んだ私。本書は文庫用に書き下ろしされた作品で、当初は3巻完結予定だった。しかしその後なぜか6巻まで続いてしまった。そして私は何を隠そう3巻までで力尽きた。
なぜならこれはみやびでなぞめいた晴明のお話ではなく、武士階級の戦いのお話なのである。この作者が「那須与一」や「毛利元就」を書いていることからも、どうも話が武士に傾いているのは否めない。しかも平安文学(特に藤原道長の時代)を研究している私から言わせてもらえば、けしからん部分が多すぎる。紫式部が幼い時から道長と出会っていたり、職業作家だったり、挙げればキリがない。
そういうわけで、この安倍晴明、最後まで読んでいなくて言うのも申し訳ないが、私はおすすめできないのである。 -
2007.09.18
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