岬,化粧 他 (小学館文庫 R な- 2-12 中上健次選集 12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094043921

感想・レビュー・書評

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  • 秋幸サーガの一作目、岬。重力の都。このへんは有名どこだと思う。たぶん。
    文体フェティシズム的には、とにかくしつこくて、しつこくて、そして肉体感覚の描写への焦点が、たまらない。だから死ぬほど読みづらい。特に岬などは、そのうえに登場人物の関係性が混乱する。和歌山の土着感の強い作品ゆえ、仕方ないとも思うのだが。

  • 岬/化粧/臥龍山/藁の家/修験/重力の都  2010/11/13 読了。

  • 「根の国」を「小説」で書く、こと 金井美恵子
    中上健次年譜

  • 濃厚で湿度が高く、かつ土着的。
    重力の都がとても良かった、べたべたしていた。

  • 最初に中上健次を読むには、芥川賞受賞作「岬」から。

    こっちの方が新しい版ですが、「岬」は文春文庫からも出ています(ISBN: 416720701X)。

  • 残念ながら、人物関係がよくわからなくなってしまい途中で投げ出してしまった。情景は何となく伝わっただけに、いつか再読したい。

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著者プロフィール

(なかがみ・けんじ)1946~1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

「2022年 『現代小説の方法 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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