紫苑の園/香澄 (小学館文庫)

著者 : 松田瓊子
  • 小学館 (2000年4月発売)
3.88
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094044119

紫苑の園/香澄 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『紫苑の園』、『香澄』の2篇を収録。女学生の香澄は私設寄宿舎「紫苑の園」に入園する。お茶目な万里子、ガリ勉で香澄に冷たく当たる弥生、内気な汀子、お嬢様の美子、太っちょな横ブ、親友になるルツ子、この人々と西方夫妻とその2人の子供達、スケ爺さんや女中に囲まれた寄宿舎生活を送る中で色々な出来事が起きる。楽しいお店屋さんやキャンプ、香澄の母の死、弥生の妹の命を救った事で弥生と打ち解けるようになり、そしてルツ子の兄への思慕とその兄督からの求愛。キリスト教信仰に基づいた思想は読んでいて心が洗われるような思いがした。

  • 児玉清さん『寝ても覚めても本の虫』でお勧めされている本である。
    異彩を放っているジャンルであり、思わず読みたくなってしまった。

    香澄はとても、まっすぐ。
    清濁あわせもっている心の描写があるからこそ、
    その部分が際立ってくるのかもしれない。

    「聖書にもある通り主は愛する子ほどその試練の苔(むち)を与え給います。この世で苦しむ人ほどあの世でゆたかに慰められるでしょう。」
    こころがあらわれるとともに、すこし苦しむ。

  • 暖かくも優しい物語。私の過ごした女子寮もこんなんだったら(笑)。

  • 薔薇の匂う春の夕暮れ、女学生の香澄は武蔵野郊外にある寄宿舎「紫苑の園」に入園する。美智子皇后が愛読した夭折の作家、松田瓊子が描いた清純な世界。 解説・田辺聖子

  • 皇后陛下もお読みになったという名著。私は続編が好きです。今では恐らく登場人物の誰も存在しえないような美しい世界が広がっています。

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