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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784094054217
作品紹介・あらすじ
宇宙の覇権は誰の手に?!48時間の暗闇がいま、始まる
国際謀略小説の雄、ケン・フォレットが米ソ冷戦下の宇宙開発競争の舞台裏で起こる暗闇をスリリングに書き上げた傑作。時は1958年、人工衛星の打ち上げに遅れをとった米は、巻き返しをはかっていた。主人公ルークは記憶喪失の男として登場、数学者として米の衛星打ち上げ計画に参画しているが、彼の妻がその情報をソ連に流している疑惑が浮上する。ルークと妻、その友人たちの葛藤を通して、米ソの宇宙覇権闘争を浮彫りにする。
感想・レビュー・書評
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時は、米ソが宇宙開発にしのぎを削っていた1950年代。スプートニクに先を越された米国が、威信をかけて開発したジュピターロケットの打ち上げにまつわるエスピオナージュです。
主人公の学生時代の友人・恋人5人が中心になり、48時間後に迫った打ち上げに向けての現在進行形のスパイ合戦と、過去から現在までの5人の経緯が並行して描かれます。
「大聖堂」のフォッレットも好きですが、この作品は「針の眼」や「獅子とともに横たわれ」のようなエスピオナージュの系列。解説の俳優・児玉清さんが書いているように、フォレットが久しぶりに自分のホームグラウンドに帰ってきました。
"切れ"という面では今一つの感じがしますが、盛り上げ方は流石。楽しめました。
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ケンフォレットは駄作と傑作のどちらも書く。これは駄作になるのかな…
米ソの宇宙開発競争で、当初アメリカはソ連にリードを奪われていた。劣勢を跳ね返し、アメリカの優位性を世界にアピールするためにもジュピターロケットの打ち上げに失敗は許されなかった。
逆にソ連にしてみれば、このロケットの打ち上げを阻止することができればアメリカの威信は失墜し、宇宙開発はソ連の独壇場となる。
物語はある男性が記憶喪失になり浮浪者姿の自分に驚く場面から始まる。はたして自分は何者なのか。記憶を取り戻すために逃避行を繰り返し、正体を探るうちに、自分は打ち上げ間近のロケットに関する重要な仕事をしていたことが判明する。
もしかしたら自分はスパイによる妨害工作にあい、薬物で記憶を消されたのではないか…
だとしたら、打ち上げは失敗に終わる!なんとしても阻止せねば!
と、あらすじはこんな感じ。
米ソの宇宙開発競争の歴史がわかるのかな、と思って読み始めたけど、そんな部分はほとんどなく、ほぼ主人公の逃走劇と諜報合戦とアメリカ的恋愛ストーリーで埋め尽くされているので、正直、歴史の勉強にはこれっぽっちもならない本。期待の仕方が間違っていた。600ページも読む必要は感じない。3日も費やしてしまったことにちょっといらだつ。あと3割削っていてくれたら、引き締まった小説になっていたと思う。
でも映画にしたら面白いんだろうなと思う。ルパン三世みたいになるかもしれない。 -
記憶をなくした男と、ロケット開発とスパイの暗躍の話。
スピード感がある展開でおもしろかった。
主人公が、妻?にニオイを嗅がれるシーンがおもしろい -
ラドラムのボーンシリーズを思わせるイントロだが、敵に殺意が無い分、緊張感は薄い。メロドラマっぽい。が、中盤からノってしまい一気読み。寝不足。
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