ドラマ 失恋ショコラティエ (後篇) (小学館文庫 し 9-3)

著者 : 白戸ふみか 水城せとな

• 小学館 (2014年4月8日発売)

作品紹介・あらすじ

ドラマ「失恋ショコラティエ」ノベライズ

累計250万部を突破した大人気コミックス「失恋ショコラティエ」がフジテレビ月9にてドラマ化。出演は、嵐・松本潤、石原さとみ、水原希子、水川あさみ、道端淳平、他。豪華俳優陣によるドキドキのラブストーリーが、ノベライズ本になって登場！ドラマを見逃した人、もう一度ドラマ「失恋ショコラティエ」の世界に浸りたい方、恋愛小説が読みたい方に満足をお約束する1冊です。
前篇は、爽太20歳のバレンタイン、ずっと片思いをしていた小悪魔女子サエコに失恋したところから始まる。傷心の中、ショコラティエ修業へと旅立つ爽太。6年に及ぶフランスでの修業の後、サエコに告白するべく帰国するのだが、なんとサエコは、結婚が決まっていたのだ。
後篇では、サエコへの気持ちに区切りをつけようとする爽太の前に、夫のDVに苦しむサエコが助けを求めてやってくる。別々の道を歩んでいたはずの爽太とサエコだったが、抑えていた思いが溢れ、とうとう身体を重ね合わせてしまう・・・禁断の恋の行方は？切なすぎるストーリーと感動のラスト、是非前後篇併せてお楽しみ下さい。

【編集担当からのおすすめ情報】
ドラマ放映時「ここまでやっていいの！？」と、視聴者の目を釘付けにしたドキドキなシーン。小説ならではの描写で、さらにドキドキ度がパワーアップ。ドラマを観た方も、観てない方も、必見です！

感想・レビュー・書評

[のこさんの感想 · 2018年1月31日]

物語としては途中まで面白かったのですが、それは作品を知っているから、思い出して私自身が悦に浸っているだけだと感じました。だから作品がどうということではなく、この作品を他の媒体で読んだ人に対し、邪魔しない文章だと感じました。
作品としては、最後のドラマオリジナルストーリーに納得しなかったです。えれなはいいが、薫子さんのエピソードっているのかなと。薫子さんの複雑な思いは、こんな簡単なものではないと思いたいし、ゲームのようにあっちの子、こっちの子とでスラスラ終わった感じがして深みが感じられなかったです。最後は勢いで終わった、紗栄子さん以外は邪魔といった感じが好きになれなかった感じだったのでしょう。オリヴィエとまつりのことも浅いし…。