付添い屋・六平太 龍の巻 留め女 (小学館文庫 か 35-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094060577

感想・レビュー・書評

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  • 龍の巻 留め女 ― 付添い屋・六平太シリーズの1作目
    2014.06発行。字の大きさは…小。
    雨祝い、初浴衣、留め女、祝言の短編4話。

    立見流剣術の遣いて秋月六平太は、裕福な商家の子女の芝居見物や行楽の付添い屋を生業としています。
    六平太は、義妹・佐和と2人で借家に住んでいますが、六平太を想っている義妹の佐和を無理やり嫁に行かせるのが納得できないです。

    【読後】
    脚本家・金子成人さんの小説デビュー作です。
    「脱藩さむらい」が良かったので、金子成人さんの本を探してデビュー作から続いて発行されている「付添い屋・六平太」を、読んでみることとしました。
    読んでいる時は、良いなと思っていたのですが。最後に、佐和さんを無理やり嫁に行かせたので、読み終って、何かモヤモヤしたものが残っています。
    そして、感想を書こうとすると、何を書いていいのか分からず…困っています。
    2020.09.13読了

    • goya626さん
      六平太と佐和には微妙な感情が流れていますね。金子成人さんは安定した筆力があるので、すいすい読めます。もうずいぶんと巻が出ていると思います。
      六平太と佐和には微妙な感情が流れていますね。金子成人さんは安定した筆力があるので、すいすい読めます。もうずいぶんと巻が出ていると思います。
      2020/09/14
    • やまさん
      goya626さん♪こんにちは(^-^) 
      いま3巻目を読んでいます。
      血のつながらない義理の兄妹は、微妙な想いが有るのかもしれないです...
      goya626さん♪こんにちは(^-^) 
      いま3巻目を読んでいます。
      血のつながらない義理の兄妹は、微妙な想いが有るのかもしれないですね。
      goya626さん♪は、最新刊は読まれたのですか。
      2020.02に13巻目「妖狐の巻 願掛け女」が出ています。
      やま
      2020/09/14
    • goya626さん
      読みました。4月1日にレヴューをあげています。安心しきって読んでしまいます。
      読みました。4月1日にレヴューをあげています。安心しきって読んでしまいます。
      2020/09/16
  • 2,3巻を先に読んでいたので、佐和の結婚の経緯が良くわかった。複雑な想いを抱えての結婚が、後の不幸となる、ということか?
    でも、良い経験かも・・・

  • 浪人の秋月六平太は外出する人の付き添いをする付き添い屋。仕立て仕事をする妹と二人暮らしをしている。懐の寂しい浪々の身だが、女髪結のおりきとは夫婦同然の仲だ。
    困っている人を見ると自らの身を顧みずに助ける義のある男で、剣を振るい悪を懲らしめる。そんな六平太の活躍を描いた作品。

  • 付き添い屋という商売があるんですね。

  • なぜか夢中になれないのはなぜか

  • 167

著者プロフィール

一九四九年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、七二年「おはよう」で脚本家デビュー。九七年、第十六回向田邦子賞を受賞。「鬼平犯科帳 」「剣客商売」「御家人斬九郎」「水戸黄門」など脚本作品多数。著書に「追われもの」「付添い屋・六平太」「ごんげん長屋つれづれ帖」「かぎ縄おりん」などの各シリーズがある。

「2023年 『小梅のとっちめ灸(三)針売りの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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