哀愁の町に霧が降るのだ (上) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
3.97
  • (10)
  • (12)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 226
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094060751

作品紹介・あらすじ

青春小説の名作、ついに復刊!

「青春」が「絶滅危惧種」になってしまった今の時代だからこそ、読んでほしい。
茂木健一郎さんもオススメする青春小説の名作が復刊!

東京・江戸川区小岩の中川放水路近くにあるアパート「克美荘」。
家賃はべらぼうに安いが、昼でも太陽の光が入ることのない暗く汚い六畳の部屋で、四人の男たちの共同貧乏生活がはじまった――。
アルバイトをしながら市ヶ谷の演劇学校に通う椎名誠、大学生の沢野ひとし、司法試験合格をめざし勉強中の木村晋介、親戚が経営する会社で働くサラリーマンのイサオ。
椎名誠と個性豊かな仲間たちが繰り広げる、大酒と食欲と友情と恋の日々。悲しくもバカバカしく、けれどひたむきな青春の姿を描いた傑作長編。

茂木健一郎さんによる特別寄稿エッセイ「人生に『本編』などない!」も巻末に収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
1981年に刊行された同書は、これまで多くの読者に「本を読む喜びと楽しさ」を強烈に印象づけてきた青春小説の名作です。
今回の復刊に際して、装丁は平野甲賀さんの手によるもので、装画は沢野ひとしさんの描き下ろしです。文中の沢野さんのさし絵は当時のまま収録しております。
また、巻末には、『哀愁の町に霧が降るのだ』と私、というテーマで茂木健一郎さんにエッセイを書き下ろして頂きました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中学生のとき読んでこんな青春送りたいなって思った。いつの間にか自分の青春時代は過ぎてしまったな。

  • 松任谷正孝がJAFの雑誌で紹介していて興味を持った。う~ん、すごい!自分は温室育ちだと思った。

  • こんな青春時代を送りたかった

  • 椎名さんの若かりし頃の生活を描いた作品。気の合う仲間たちと、日の当たらないような安賃貸で共同生活を営みながら、酒を飲んだりバカをやったりしている様は、レールの上を歩んでいるような私にとって、刺激的で惹かれるものがあった。私もこんな生活をしてみたいと思った(1か月で嫌になるかもしれないが)。

  • 20年ぶりぐらいに再読した、シーナマコト的青春白書。
    スコーンと抜けるような、男の青春がまばゆい。人生というか、生き方に窮屈さを感じているタイミングで、この本を選んだのは偶然か。それとも必然か。
    もちろん下巻だって読むもんね。

  • (2016.6.15)
    (412P)

  • 若かりし椎名さんの共同生活時代。
    吐くなら飲むな、飲むなら吐くな
    男は黙って…的な作品。全然黙ってないけど

  • だいぶ前に読んだからあんまり覚えてないけど、椎名誠の文章好きだなぁと思った記憶はある。昔家にあるものをパラパラ読んでた頃が懐かしい。

  • こんなエネルギーに溢れる私小説を読んだことがない。生きる力を目の当たりにすると、なんだが元気になる。レベルの違いはあれど、人生にこんな時期ってあったなぁ。などと、オジサンは懐かしく思った。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『すばらしい黄金の暗闇世界』『ケレスの龍』『椎名誠 超常小説ベストセレクション』『かぐや姫はいやな女』『ノミのジャンプと銀河系』『家族のあしあと』などがある。

「2020年 『ぼくの旅のあと先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

哀愁の町に霧が降るのだ (上) (小学館文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×