- 小学館 (2014年11月6日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784094061000
作品紹介・あらすじ
髪型を変えれば、人生は前向きになる!
学校職員の須川沙紀は、気が弱くて後輩にも強いことがいえない性格で、仕事はできるのだが回りからなめられていた。しかも、ワンマン経営を行っている理事長の命令で、架空の議事録作成もさせられていた。これは、理事長の横領や背任を正当化することになっていた。思い切って髪形を変えようとした沙紀は、初めての理容店に行ってみる。睡魔に襲われて起きた沙紀の眉毛は、これまでと違ってきりっと細く吊り上がっていた。すると、周囲の人間の反応が変わってきた……(「眉の巻」)。
ひとり暮らしの岩瀬かえでは、帰宅したマンションで泥棒と鉢合わせしてしまう。恐怖の中で犯人は撃退したが、その日は会社の同僚の家に泊まった。翌日、自宅の錠を変えベランダに防犯対策を施したかえでは、髪形を変えることにした。雨に降られて雨宿りしたのが理容店だったため、そこで髪を切ったのだが、気持ちよく寝ているうちにオドロキの髪になっていた
……(「守の巻」)。
仕事で追い込まれている人も、私生活が冴えない人も、髪形を変えれば人生は前向きになる!ある町の女性理容師の店で始まる、胸のすくような6つの物語。『わらの人』を改題しました。
みんなの感想まとめ
髪型を変えることで人生が前向きに変わる様子を描いた短編集です。主人公たちが理容店での体験を通じて、自分自身を再発見し、周囲の反応も変わる様子がほっこりと描かれています。各話は独立しているため、気軽に読...
感想・レビュー・書評
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神と髪がかかっている。
自分が同じ状況だったら受け入れられるか?
散髪してからそれぞれの過ごし方が変わること
周りも影響される内容で、
いきなりバッサリもいいのかもと思い始めた。
内容はほっこり系。
411ページ(文庫)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
痛快!
どの話も読み終わった後、清々しい気持ちになる。不思議な床屋の店主もきっかけを作っただけで、キャラが変貌し頼もしくなって行く様が楽しい。
ストレスが溜まっている時に読むのがオススメです。
短編集なので読みやすいですよ。 -
マッサージをしてくれて気持ちがゆったりして眠くなったお客さんの髪型を独特なもなにする理容店。眠りから覚め、鏡に写る姿に驚きながらも前向きになっていく人たち。私は格安の理容店に今年から行ってます。回数も前より多く行くようになり、すっきりした髪型がキープ出来るのが魅力。私もスッキリヘアーをキープして前向きになろうと思った一冊でした。
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初めて行く理髪店で、髪を切ったら神がかったように人が変わる話。短編集になっていて読みやすかった。髪型に合わせて性格が変わっていく登場人物たち。読んでいてスッキリ爽快感があった。
学校職員として働いているから、同じ職業の主人公が出てくるだけで親近感。
メイクやお洒落すると気合いが入る感じはわかる。この理容店に行ってみたいな〜!!でも金髪坊主にされるかも、とか考えてしまった。楽しいお話。 -
実家がセルフのうどん屋さんの話と、おじいちゃんが作務衣を着て夕顔を植える話が良かった
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『キリの理容室』を読んでから実際に理容店に通ってみたのもあって、理容室ものの本にひかれてこちらも。
この本の中の理容室は、理容室が主の場ではなくてあくまで登場人物の変身のきっかけの場としか出てこないので、
理容室の店主が深掘りされなかったのがちょっと残念だったかな。
行く前と行った後の変化がありすぎて、「現実でももしかしたら…」という夢を見るまではいかなかったけれど、楽しくは読めた。眉毛を変えるだけでこんなに変われるなら、私も変えてみたい〜。
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