- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094062168
作品紹介・あらすじ
吉原育ちの貸本屋の娘、松平定信と対決!?
江戸の貸本屋、舞鶴屋で働くおいちは、元は吉原の禿。九ヶ月前に吉原を抜け出して、いまは地本問屋、蔦屋重三郎の構えた耕書堂の蔵に寝泊まりしながら、蔦屋と舞鶴屋で代わる代わるに働いている。
新春の本の売り出しも終わったある日、吉原で世話になった伊勢屋の手代岳三が舞鶴屋にやってきた。岳三は、謎が封じ込められた判じ絵の種本を捜しているという。その本には百両の値打ちがあるというのだ。
気軽な気持ちで「本を捜してみる」と伝えたおいちだったが、これが大騒動の幕開けになるとは想像もしていなかった……。
【編集担当からのおすすめ情報】
カバーイラストは、
遠田志帆さん書き下ろし!
花のお江戸の書店ガールと、じゃじゃ馬お姫様が
巻き起こす大騒動!
感想・レビュー・書評
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段々面白くなってきたかも。ストーリーとはあまり関係ないけれど蔦重の「臭い物に蓋をするより、思い切って嗅いでみるのが私のやり方です。知らぬ事を知らせ、見えぬものを見えるようにしてやるのが、私ども本屋の仕事ですから。」という言葉がいいな。さて、謎めく刀秀の正体は?おいちは青海藩の姫と認められる日が来るのでしょうか?気になります。
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ジャケ買いした1冊。こちらはシリーズの2作目になるらしく、1作目も急きょ入手。買って正解でした。
1作目に続き、読んでいる途中で主語があいまいになってしまう箇所が時折見受けられましたので(わたしの読解力がないのかもしれませんが)★-1。
しかし、それを補って余りある魅力。続きが楽しみなシリーズです。 -
スペイン音楽と時代劇の相性は秀逸