杉原千畝 (小学館文庫 お 25-21)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062175

感想・レビュー・書評

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  • 映画ノベライズだからか、あっさり読めてしまった。

  • 実在した外交官の映画をノベライズした作品。
    政府の命令に背いてまで発行したビザで救われた命は2,000以上。
    今その子孫として生き残っているのが40,000人以上。
    まさに命をつなぐという決断をした杉原千畝は素晴らしい。

  • [2015年作、劇場鑑賞]<ユナイテッド・シネマ札幌>
     杉原千畝の外交官人生が過不足なく描かれている。ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人に対して、日本政府の命令に背いて日本通過ビザを発給し、約6千人もの命を救う訳だが、印象的なのは決断する時に想い起こしているハルピン学院の自治三訣。
      人のおせわにならぬやう
      人の御世話をするやう
      そしてむくいをもとめぬやう
    自分の行動を決断するとき何を基準にするか?ここで若いときに教え込まれた処世訓が生きてくる。いかに人間性に根ざした教育が重要かを示している。

  • 映画版のノベライズ

  • 世界を変えたいと思ったことはあるか?

    という問いが何度も出て来る。
    強い志のもと、自分の信念を持ち、貫く姿勢。
    それは、とても困難なことである。
    特に、杉原千畝が生きた時代は、困難であっただろう。

    自分の立場が悪くなることも顧みず、自らが正しいと思う選択をする。
    その姿勢がとてもかっこよかった。

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