箱根富士屋ホテル物語 (小学館文庫 や 25-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062311

作品紹介・あらすじ

これぞ日本のホテル史だ!

箱根富士屋ホテルといえば、クラシックホテルの代名詞ともいえる日本を代表するホテルである。
1878年(明治11年)の創業以来、一世紀以上の長きにわたり内外の観光客に愛され続けるこのホテルの歴史には、山口仙之助、正造、堅吉という、「創り」「育て」「守った」3人の男の、壮大な野望と波乱万丈の生き様があった――。
明治から昭和という激動の時代を、ホテルと共に生きた男たち。その人生を創業者一族の末裔である著者が丹念に紐解いていく。
箱根の山で繰り広げられた“夢の軌跡”を鮮やかに描ききったノンフィクションの傑作が、初版から20年の時を経て、遂に文庫化。
解説は作家の関川夏央氏。

感想・レビュー・書評

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  • 宮ノ下の富士屋ホテルにあるホテルミュージアムを訪れたので、その流れで読了。ミュージアムではお家騒動についてあえて触れずに国際興業傘下としていたが、この内容だと書きづらかったんだろう…と理解。いずれにせよ、現在クラシックホテルとしてしっかり息づいていることが僥倖。

  • 時間があれば

  • 興味と自分の歴史

  • 創業者一族の末裔が明らかにする日本最古のクラッシックホテルを築き上げた男たちの物語。

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著者プロフィール

1962年神奈川県箱根町生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒。旅とホテルを主なテーマにノンフィクション、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している。2012年『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の100日』で小学館ノンフィクション大賞受賞。著書に『箱根富士屋ホテル物語』(小学館文庫)『帝国ホテル・ライト館の謎』(集英社新書)『百年に品格 クラッシックホテルの歩き方』(新潮社)など多数。富士屋ホテル創業者・山口仙之助は曾祖父にあたる。

「2019年 『考える旅人 世界のホテルをめぐって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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