口中医桂助事件帖 恋文の樹 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 30
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062717

作品紹介・あらすじ

桂助を狙う闇の正体とは!シリーズ最新作

桂助の治療所の薬草園を荒らした下手人が遺体で発見された。その男の歯を治療したのは田辺成緒という女医だった。彼女の伯父は志保の父・佐竹道順と一緒に殺害されていた。その時、同席する予定だった桂助が治療で欠席し、一命を取り留めていたために、成緒は桂助を疑っていた。
しかし、成緒のもとに脅迫状が届けられ、飼い猫が殺されていた。
一方、岸田正二郎から、桂助と同じく、育ての親に育てられたのが判明したと告白された。実の父は、牧瀬基良という医師だった。叔母の扶季を訪ねると、彼女は殺害されていた。彼女が遺した血文字から、恋文の束を見つけた二人は、牧瀬と扶季の間に生まれたのが、正二郎だったことがわかった。
その50年前の恋文の入った箱を奪おうとする者がいて、調べると薬草園荒らしをした者と二人に命令した加代と呼ばれる女性だと判る。
調べを進めていくと、事件の背景には医療用の麻酔薬である「通仙散」が絡んでいた。歴史に名高い華岡青洲の麻酔薬を改良して、歯科の医療に使って利益を上げようとしているのだった。
その背後に関わる者と実行犯の、驚くべき正体とは!








【編集担当からのおすすめ情報】
2年ぶりとなるシリーズ最新作は、華岡青洲の流れをくむ麻酔薬が物語のモチーフになっています。桂助は、さまざまな因果と名口中医であるがゆえに、大きな陰謀の渦に巻き込まれていきます。明らかになった闇の正体とどう戦うのか。次回作の活躍が楽しみです。

感想・レビュー・書評

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  • 2016.8.15

  • 志保さんがいなくなってから意気消沈しつつも過ごしていた桂助ですが、薬草園荒らしから始まった話は、政治を巻き込む過去の事件を明らかにすることに。
    ここで今までちょこちょこ出てきていた岸田様がクローズアップ。志保の父らが殺された事件の真相も明らかになるし、岸田様の出生の秘密まで出てきます。
    そして、件の薬草園荒らしもそこに関わってきますが、やはり黒幕はわからず終い。
    志保さんもいい加減帰ってくるかと思ったのに帰ってこず。なんとなく物足りない感じです。

  • 第十四弾
    出生の秘密を知る元側用人岸田の実父母の秘密と志保の親等の殺人に係わる事件の怪
    女口中医成緒の秘密、麻酔薬が背後に、そして双子の姉妹と兄弟
    登場しない志保の今後は

  • 2016年2月刊。文庫書下ろし。シリーズ14作め。2年ぶりとか。どんでん返し的なところもあって、事件の謎に比重を置いた話です。お得意の強引な筋運びは楽しくはありますが、無理もあります。

  • 201602/相変わらず冴えまくる桂助なのであっさり糸口見つけたり謎といたりだけど、シリーズものの愛着で点数甘め。

  • 18

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