エストロゲン (小学館文庫 あ 22-3)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 102
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094063363

作品紹介・あらすじ

“女の賞味期限”はいつまでか。

女はいくつまで女でいられるのか、いくつからが中年なのか。やり残したことを探し始めた時? できなくなったことを嘆く時?

主婦になり不妊治療をあきらめてカフェのパートに励む千乃、バツイチとなっても義母と同居し2児を託して証券会社に勤務する泉、起業家と結婚し専業主婦として2児を育てる真子。

大学時代の友人だった彼女たちが47歳の夏に再会した。更年期や子供との関係に悩む一方で、新たな恋や先の見えない恋に陥りながら、女としての残りの人生を考える姿を描く。(解説:ジェーン・スー)

感想・レビュー・書評

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  • 「母さん」呼称について、作家・甘糟りり子さん寄稿|秋田魁新報電子版(有料記事)
    https://www.sakigake.jp/news/article/20210909AK0022/

  • 意外と美しい文章。

  • 浮気ばっかのストーリーっす
    よくわかりませんでした

  • 女はいくつまで女でいられるのか、いくつからが中年なのか。やり残したことを探し始めた時?できなくなったことを嘆く時?
    主婦になり不妊治療をあきらめてカフェのパートに励む千乃、バツイチとなっても義母と同居し二児を託して証券会社に勤務する泉、起業家と結婚し専業主婦として二児を育てる真子、大学時代の友人だった彼女たちがフェイスブックをきっかけに四十七歳の夏に再会した。更年期や子供との関係に悩む一方で、新たな恋や先の見えない恋に陥りながら、女としての残りの人生を考える姿を描く。

  • 不妊治療を諦め、パートに励む千乃、 シングルマザーの泉、 夫の浮気に悩む真子。

    フェイスブックをきっかけに再会した大学時代の同級生、今は47歳になっている 女性達三人の生き様が描かれています。

    女として共感出来る面も多々あったり又背景には実際のワールドカップや竹島問題等も描かれていたりfacebookやスマホ等今時のツールも出て来たりと、新鮮な気持ちで興味深く読む事が出来ました。

    アラフォー、アラフィフ世代であれば多かれ少なかれ、気持ちが共有出来るポイントがあると思います。

  • 「エストロゲン」かぁ

    若い子達は読まない方がいいかも 笑 

    子供という鎹がない彼女たちは夫が話し相手にもならず 旧友と話題の共有をする

    今のままでいいのだろうか このまま歳をただとっていくのだろうかなど考え、おしゃれやイベントにお金を使っても心は満たされない…

    親が病に倒れ 同期が突然亡くなるとか そういう世代。結局意思のままには行動できない

  • アラフィフ。。まだまだ私には早い話しあるだが妙にリアル。この年でなんとなく分かる〜分かる〜って分かってしまう気持ちが怖い(*_*)
    山口は結局、結婚とかする気はないよね。コレ。。。結局既婚者だから無責任でいられるだけ。捨てられておしまいだよ、アラフィフなんてさ。。、

  • 題名のエストロゲンが女性の目を惹きます。
    それぞれの恋愛にあまり共感はできなかったけど、女性陣の葛藤や頑張りは報われてほしいと思った。

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著者プロフィール

1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた。ほかの著書に、『みちたりた痛み』『肉体派』『中年前夜』『マラソン・ウーマン』『エストロゲン』『逢えない夜を、数えてみても』『鎌倉の家』などがある。また、読書会「ヨモウカフェ」を主催している。

「2019年 『産まなくても、産めなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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