96歳のピアニスト (小学館文庫 む 3-1)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064100

作品紹介・あらすじ

現役最高齢ピアニストの、幸せ長寿のヒント

現役最高齢のピアニストとして活躍する、96歳の室井摩耶子さん。その自立した生活の中には、幸せな長寿のヒントがいっぱいです。
肺がんや父の介護など、つらい経験も「人生のずだ袋」に入れるポジティブ思考、90歳を目前に家を新築する行動力・・・。
「もう何歳だから」と自分にブレーキをかけない、室井さんのパワフルな生き方は、自分らしく豊かに年齢を重ねることの素晴らしさを教えてくれます。

<やりたいことをやり、食べたいものを食べる>
●1日8時間ピアノに向かって、宝物を探しています。
●身体がおっしゃるままに好きなものを食べる「体調リベラリズム」。
●週に6日は"肉"の、正真正銘の「肉食女子」です。
●おやつは「ソーセージや酢昆布」。
●「調理時間は30分」がマイルール。

<"老い"にあらがわない。でも、甘えない>
●「若返る」なんてもったいない。
●10年前の演奏と今とでは違います。私の"ずだ袋"が変わるから。
●寝ぼけまなこにはアイライン。ぺちゃんこ頭は帽子で「髪隠し」。
●人と同じものは着たくない”アンチ流行派”。
●「温泉でゆっくり」なんてご免です。

その他エピソード多数!


【編集担当からのおすすめ情報】
室井摩耶子オフィシャルサイト
http://naks.biz/muroi/

単行本『わがままだって、いいじゃない。』刊行記念インタビュー動画
(2013年4月)
http://www.youtube.com/watch?v=xx17zjV600c

『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)出演で大反響!
『AERA』『週刊女性』『サンデー毎日』他、各誌紙でも話題沸騰!

感想・レビュー・書評

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  • 人生100年時代と言われるけど、ここまで説得力のある長生きの仕方をしている人はそうそういない。
    自分がこれと決めたこと(ピアノ)のほかはひたすらこだわらず、でも「わがままに」生きる姿に、かくありたいと思った。
    年を取れば取るほど、人間としての「格差」(経済的にとかそういうことはさておき」って広がるのかな。

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著者プロフィール

1921(大正10)年生まれ。41年、東京音楽学校を首席で卒業し、研究科に進む。45年、日本交響楽団ソリストとしてデビュー。56年、ベルリン音楽大学に留学。以後は海外を拠点に演奏活動。82年に帰国。

「2018年 『毎日、続ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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