サラバ! (上) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 2822
レビュー : 169
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064421

感想・レビュー・書評

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  • 悪くはないんだけど。

  • 丁寧に丁寧に物語が進んでいく

  • 西加奈子節全開のおねえちゃん、今後どうなっていくのか…

  • 再読。上巻をじっくり堪能。愛すべき圷家。『サラバ』続けて中巻へ♪歩とヤコブの『サラバ』に、涙。

  • ひとりの男の自叙伝という形式で書かれた物語。
    ああ。この句読点の打ち方、西さんだなあ。

  • 文庫になったので、早速購入。
    西さんの感じ出てる。。
    まだ(上)ですが
    (中)につづく

  • 2017/11/24

  • 長すぎるという意見もあるけど、この長さが必要な物語だった気がする。

  • 独自の世界観に没頭し周りを振り回し続ける姉、家族よりも自分美を探究する母、寡黙で空気のような存在になってしまった父。そんな家族を持つことで、自然と空気を読むことに長けた美青年に成長した「あゆむ」。そんな人との距離感を図り保つことで、自分自身の立ち位置を定めることが得意なあゆむが、とある事件をきっかけに、順調だったはずの人生が崩れていく。その先に見つける人生の真理とは・・・?

    個性豊かな人間たちが織り成す話の展開が面白く、ついつい一気読みしてしまいました。「人生に正解は無い。信じることを自分で見つけるしかない。自分で軸を定めてこその人生。あなたの軸はなんですか?」という極めてシンプルな問いかけについては、よくよく考えたいなーと思うのでした。みんな違ってみんな良い!

  • 文庫になるの待ってました!
    上巻は中近東の匂いがするような描写を楽しみ、
    家族が歪んでいくのに従って(特にお姉ちゃん)辛くて読むスピードも遅くなり、
    でも下巻は祈るように読み進めました。
    生きているって、素晴らしい。

  • 圷歩から見た大人の不条理な世界や友達との出会いと別れ。子供の世界も濃密だと思う。

    友達って何でしょうね。今ならFacebookやLINEの友達も友達になるのかな。一回しか会ったことないのに、その一回が今後の人生を左右したり。かと言えば毎日の様に会うけど義務的に感じる人もいたり。

    歩とヤコブとの出会いは歩の初恋の様なものだとあるけど、このふたりの関係はいつまでも変わらないでもらいたいなと思う。

    問題児の姉貴子のひとに認めてもらいたい行動も何となくわかる気がします。マイノリティでいることって憧れますし。

    結局、生きている限り、ひとは出会いと別れの連続。中、下巻にも期待。

  • 物語は圷家の日常を描いているだけなのに、
    どんどん物語に引き込まれていく。
    中巻が楽しみ!

  • 駐在家族を描いたお話。
    主人公は末っ子の男の子。

    イラン→日本→エジプト→日本と、
    父の転勤、両親の生活に伴い変化する環境での生活を描写する。

    文章の小気味よさ、読みやすさは西加奈子の得意技。どんどん読め進められる点では大衆受けするのだろうが、本質的にこの小説で何を書きたいかは、上巻だけでは不明瞭。
    (中巻以降で何かものすごい山があるのかも知れない。)

    また、少なからず違和感を感じたのは、
    主人公がやたら大人びていて冷静すぎること。
    幼稚園や小学校低学年の男の子が、
    姉はこういう人間である、とか
    父・母はこういう人間である、
    などと悟ったり、結論づけられるだろうか?

    そもそも小説全体を通しての疑問なのが、この話は回想録なのか、リアルタイムで進行しているストーリーなのかはっきりしていない点。
    変な違和感を生じさせている。

    総括すると今のところ大して面白くない。

  • 500

    2017年では134冊目

  • ★4.0
    物静かな父、美しい母、問題児の姉、そんな家族を含めた周りを俯瞰して見ている主人公・圷歩(あくつ あゆむ)。序盤から歩の誕生と家族のことが延々と綴られ、「最後までこの調子?」と一抹の不安を覚えたものの、エジプトに行ってからは俄然面白くなってきた!そして、終盤に登場する「サラバ」に込められた想いが、優しくて暖かくて愛おしい。が、同時にとても切ない。上巻終了時の歩はまだ11歳なので、今の歩がどんな人生を送っているのか、再び「サラバ」な出会いに巡り会えたのか、と気になることがいっぱい。いざ、中巻へ!

  • 面白い。これから何が起こるのか楽しみ。エジプト、行ったことないのに文字を読んでいて空港や街の喧騒が頭に浮かんだ。

  • エジプトの話を読むと日本って清潔な国だと思います

  • 2017.11.5

  • ある家族の幸福、破綻そして再生の物語。息子の自叙伝的な記述で進む。人種、宗教、離婚、LGBT、引きこもり、カルト、様々な要素が盛り込まれた長編だが、一気に読める。ラスト100ページは鳥肌と涙の連続。
    ちなみに著者は、ウチの息子が通った高校のOG。卒業生に与謝野晶子がいる、今も女子の元気のいい学校です(^-^)

  • どんどん惹かれる。あっという間に上巻を読み終わってしまった!

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著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

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