サラバ! (上) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2771
レビュー : 164
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064421

作品紹介・あらすじ

累計百万部突破!第152回直木賞受賞作

僕はこの世界に左足から登場した――。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。

感想・レビュー・書評

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  • どんどん読めます。回想シーンで話が進んでいくのは、はじめのうちは少し抵抗ありました。

  • 感想は下巻にて

  • 長い。この手の話しがいつまで続くんだ?と思った上巻。

  • 勇気もらった。

  • 積読の本を再び手にする。何に惹かれるんだろ???? それなのに、読めないって?????!!!!!

  • 少し変わった人生を送る男性の日常を、延々と読まされてる感じでした。いつか驚くような急展開があるのだろうかと思いながら読んでましたが、上巻では特に無かったように感じました。

  • 心が震える。私の体に命を吹き込んでくれる。1番好きな本です。

  • 心がサラバで繋がる。
    私にはサラバで繋がれてた友は
    いなかったなぁ!繋がりたい憧れの人は
    いたかもやけど!息子と娘に
    サラバで通じ合う友が現れたらええなぁ!

  • 「あなたが信じるものを、誰かに決めせてはいけないわ。」
    とてもストレートで本質的な言葉。ズシリと胸に刺さる。

    自分で決めているつもりでも、弱った時、迷った時に、誰かに決めてもらいたくなる気持ち。ほとんど無意識にその気持ちは存在すると、これまでの自分の生き様を振り返ると思わざるをえない。
    この小説をもっと前に読んでいたら、自分の人生は変わっていただろうか。そんなことはないのだろう。今の自分にふさわしい小説と、ちょうどいいタイミングで出会った。こんなにも強く共鳴するのは、これまでの時間があったからだ。

    人生の前半は自分が信じるものを見つけるまでの旅。
    人生の後半は自分が信じるものを拠り所に、自分と他人を受け入れ、そして楽しむ時間。
    その前半を生まれた瞬間から描写したのがこの小説。
    でも、この小説が自分が信じるものを決めてくれるわけではない。それは自分で決めるものだから。

    大人になるということは、後半に入ったということだ。
    (単純な時間の長さではない。)
    だがその前後半は連続している。後半をどう生きるかを、前半に自分で決められれば、きっと美しく生きられる。

  • 主人公を取り巻く環境の変化、友人の変化、家族の変化を細かく描写している
    まだ何が伏線かはわからないが、色々な線が繋がるのかなと予感
    中巻が楽しみ

  • サラバ!ヤコブ! 中へ

  • 友人に勧められた本。
    後半にかけて、徐々に面白くなってきた。
    主人公の歩くんやその周りの人たちはどこかで自分のこれまでの人生で出会ったような人だったり、彼らに起こる感情や出来事が自分自身が経験してきたものだったりして、作者の西加奈子さんがこれまで私自身が整理できていなかった気持ちや出来事を言語化してくれているようだった。
    これからまた面白くなるみたいなので、楽しみ。

  • まず上巻。
    ヤコブとの別れは胸が苦しい。
    物語の全貌が全く見えない!
    宗教は大きなテーマか?
    「サラバ」とは?
    中巻もすぐに読めそう。

  • 主人公の幼少時代が描かれる。
    姉のキャラが強烈すぎる。後に姉のキャラ変ぶりに驚くことになる。
    中巻と下巻に続く。

  • 下巻まで読んで
    自分のヤバさに気づかない主人公と自分にかぶるものがあることに気付かされた(。 >艸<)

  • エジプト編に入ったところで、積んでいる
    大河小説なのかなぁ
    後半面白くなりそうだけど、その期待感だけで読み進めることが困難になった
    序盤は共感できないキャラばかり、特にストーリーに動きもなく、このくらいの評価
    またいつかチャレンジしてみます

  • 感想は下巻にて。

  • 直木賞作品はつまらないものが多いんだけど,これは別.
    「きろいゾウ」や「さくら」や「ふくわらい」を読んで,西加奈子先生とは少し波長がずれているのかなと思っていたけど,見事にどストライクの作品.
    サラバをかみしめたい.

  • 圷歩くんの物語。 エキセントリックなお姉さんやお母さん。 偏狭での外国暮らし。エジプシャンのヤコブ。 いろんな刺激要素はあるんだけれど、淡々と進む彼の物語。 このまま中下とまだまだ続くの?ちょっとつらいかも。 なんて思ったら。。。 はぁ??巨大な生物!!???? これから起こる出来事にちょっとした興味!? とりあえず、中につづきまましょうか→

  • 主人公の回想記?
    主人公の誕生からエジプトの小学校までの巻。

    自己承認欲求が異常なほど強く、奇行を繰り返す姉、徹底的に敵対視している母、物言わぬ父に囲まれ、いい子で居ること・存在感を消すことを小さいころから身につけていた主人公。
    小学生のころ、エジプトのカイロに引っ越し、そこでヤコブと出会う。
    言葉は通じないが、とても仲良くなり、二人だけのおまじないの言葉「サラバ」を唱えては2人だけの世界に浸る。
    その描写が何というかホモセクシャルであった。
    (実際に精神的ホモセクシャルと表現されている)
    今のところ「読むのがなんかしんどい」という感じ。
    中編に期待

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著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

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