サラバ! (下) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
4.18
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本棚登録 : 3506
レビュー : 290
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064445

作品紹介・あらすじ

これは、あなたを魂ごと持っていく物語

姉・貴子は、矢田のおばちゃんの遺言を受け取り、海外放浪の旅に出る。一方、公私ともに順風満帆だった歩は、三十歳を過ぎ、あることを機に屈託を抱えていく。
そんな時、ある芸人の取材で、思わぬ人物と再会する。懐かしい人物との旧交を温めた歩は、彼の来し方を聞いた。
ある日放浪を続ける姉から一通のメールが届く。ついに帰国するという。しかもビッグニュースを伴って。歩と母の前に現れた姉は美しかった。反対に、歩にはよくないことが起こり続ける。大きなダメージを受けた歩だったが、衝
動に駆られ、ある行動を起こすことになる。




【編集担当からのおすすめ情報】
解説は又吉直樹さんが執筆くださいました。

感想・レビュー・書評

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  • 『もっと早く読んでおけばよかった。』

    そんな言葉でしか、表現できない自分が、薄っぺらく感じてしまうほど、この物語は、深いのだー。


    主人公である、歩の37年の自叙伝的な物語形式で、話は、生まれた瞬間まで遡る。

    イラン、日本、エジプト、大阪、東京…。
    うらやましくなるほどに、家族とともに住む場所を変え続ける歩。
    いつまでも美しくありたい母。静かなる父。マイノリティに憧れる姉。
    そんな家庭で育ったら、自分も歩みたいに、普通でありたい、と思ってしまうだろう。

    だから彼も、処世術のごとく、自分らしさをうまく消すことを身につけて、それが無意識のうちに価値観に結びついていく。
    「目立ちたい姉」と、それを疎んで「目立ちたくない弟」。知らず知らずのうちに、姉と比較することで、「自分はまともだ」と安心する。
    でも、その居場所は、邪魔だと思っているはずの姉がいることで成立してるんだよね。

    (いつもそうではないにしても、「あいつよりはマシだ」と思うことで、地に足ついたような気になって。そんなぬるま湯の中に浸かっていた自分をこの中に見た。
    そしていざ、環境を変えてみると、その時になってようやく目を覚まして、はっ、と気をつけるようになるのだ。)

    この物語は常に対比が存在し続ける。
    「姉」と「自分」、「父」と「母」…。
    強く感じた対比は、「目まぐるしく変化する環境」と「それでも変わらない日常」。

    どちらも正しいんだと思う。「一日一日を大切に生きること」も「変化に身を置くこと」も。

    どっちかに重きが置かれるのは、きっと「考え方」にも流行があるからであって、大切なのは、今、自分の立ち位置を考える時間を持つことだと思う。

    そして、頑なに片方に寄りかからなくてもよくて、時間の経過とともに、そこはゆらゆらと変えていってもいい。自分が決めたことであれば。

    これがきっと姉である貴子が、歩に向けて言った、「あなたが信じるものを誰かに決めさせてはいけないということ」なんだと、自分は思う。


    文末とか、構成とかを考えずに、一気に感想を書きあげてしまいました。それほどに、「書くこと」を衝動的にしたくなる読後感でした。
    思ったことをうまくまとめ切れていないし、両手ですくった水のように、漏れていることもたくさんある気がします。
    ただ、一度に全て書き切れなくとも、重ね塗りのように、継ぎ足していいと思ってます。

    • やまさん
      各位

      昨年ブクロクに登録した本の中からベスト7を選びました。
      なお、平成31(2019)年3月27日に読み終わった本からブクロクで管...
      各位

      昨年ブクロクに登録した本の中からベスト7を選びました。
      なお、平成31(2019)年3月27日に読み終わった本からブクロクで管理するようにしています。
      ① なんとなく・青空 / 工藤直子 / 詩 / 本 /読了日: 2019-12-11
      ② 螢草 / 葉室麟 / 本 / 読了日: 2019-12-16
      ③ あなたのためなら 藍千堂菓子噺 / 田牧大和 / 本 /読了日: 2019-04-10
      ④ 甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 / 田牧大和 / 本 / 読了日: 2019-05-04
      ⑤ あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 / 田郁 / 本 /読了日: 2019-09-14
      ⑥ てらこや青義堂 師匠、走る / 今村翔吾 / 本 / 読了日: 2019-08-27
      ⑦ ひかる風: 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)  / 中島久枝 / 本 / 読了日: 2019-07-23
      ※もしよろしければ、皆様の昨年感想を書かれたものの中からベストの順位を教えて頂けたら嬉しいです。

      やま
      2020/02/07
  • 全3巻とも読みやすかったです。
    二週間ほどで読み終わりました。

    上巻、中巻と打って変わって、下巻の歩はずっと暗い闇の中にいるような感じで、特に姉の貴子が帰国してからは、一気にどん底という雰囲気でした。

    いつも誰かと自分を比べて生きてきた歩。
    あいつは自分とは釣り合うか、釣り合わないか。
    かっこいい自分なら、美人なあの子と付き合うのが相当だろう。
    あんなビッチと付き合って、自分の価値を落としたくない。
    姉の貴子はあんなにも破天荒で周りに迷惑をかけているんだから、自分よりも愛される訳がない。

    容姿に恵まれ、周りからちやほやされていたときには考える必要もなかった、自分の『幹』となるものや『信じるもの』。
    本当にやりたいことを見つけること。
    自分自身の力で未来に歩いていくということ。


    胸にささる良い小説(自叙伝?かな)でした。
    いま感じたこの気持ちを忘れないようにしたいです。

  • 2020年の暫定1位、すごく良かった。

    "あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。" 本当にその通りだ。
    関係のない別の本で、"自分のことを分かってくれる人がいなくても生きていけるってことが、人間が学ぶべき、何より大切なこと"って書かれてたことを思い出した。このサラバにも通じているなと感じる。

    自分が自分を信じていけたら、これから先どんなに大変なことが起こってもブレることはないんじゃないかな。自信は、持つものじゃなくて、自分を信じることだと気付いた。

    髪が薄くなって身体が太って周りからの評価も落ちてどんどん泥沼にハマっていく歩は、読んでいて非常〜に辛かった。でもそんな歩だからこそ分かること、出来ることがあるんだなって前向きな気持ちにもなった。

    私もいま泥沼にハマった歩と同じような状況で、26歳で独身で無職で全てのことにおいて気力が無い。だから歩が、信じるものを見つけて小説を書きたいって行動を起こしたことは本当に素晴らしいと思った。
    私も私を信じて、揺らぐことのない何かを見つけて、前に向かって歩いて行きたい。切実にそう思う。

    西加奈子さん、こんなに素晴らしい本を書いてくれて、出会わせてくれて、本当に本当にありがとうございます。

    • アフタヌーンティーさん
      xxayumixxさん
      連続ですみません。
      感想に対して何か返事を求める訳ではありません。
      しかしもし貴方から何か返事があったら伝えようと思...
      xxayumixxさん
      連続ですみません。
      感想に対して何か返事を求める訳ではありません。
      しかしもし貴方から何か返事があったら伝えようと思っていたことがあります。
      僕は愛知にいて、25歳なのですが、友達になって頂けないでしょうか。
      2020/07/26
    • xxayumixxさん
      アフタヌーンティーさんへ
      コメント下さってたの気付かず返事が遅くなってごめんなさい、、感想読ませてもらいました!丁寧で、本当にありがとうござ...
      アフタヌーンティーさんへ
      コメント下さってたの気付かず返事が遅くなってごめんなさい、、感想読ませてもらいました!丁寧で、本当にありがとうございます。私自身も答えがまとまらないことが多い一冊だったので日を置いて読みたくなるの分かります。

      そして、私も是非もっと話せたらなと思っていたので嬉しいです〜ありがとうございます!Twitterやってらっしゃいますか?私のプロフィールから私のアカウントへ行けるので良かったらDMなど飛ばしてもらえたら嬉しいです(^^)
      2020/07/28
    • アフタヌーンティーさん
      xxayumixxさんへ
      催促するような形になってしまいすみません。僕も嬉しいです。ありがとうございます。
      Twitterやってます!プロフ...
      xxayumixxさんへ
      催促するような形になってしまいすみません。僕も嬉しいです。ありがとうございます。
      Twitterやってます!プロフィールみたのですが、アカウントへの行き方がわかりませんでした。ですので僕のユーザー名とIDお伝えします。
      フォローしてもらえませんか?
      ユーザー名は
      『アフタヌーンティー4.0』
      IDは afternoonkawai1 です。
      フォローして頂けたら僕からDM送らせて頂きます。
      アイコンはキャラメルマキアートなのですぐにわかると良いのですが。
      2020/07/28
  • 人生において「信じる」とは何かを問う、圧倒的な読書体験。

    上中下巻と厚めの文庫三巻に分かれた大作ながら、途中でだれることなくあれよあれよという間に最後まで連れて行かれる。

    ここまで歩の人生を歩目線で歩と同化するように読んできた読者は、三巻にして初めて急に「あれっ?」と思わされ、少し離れたところから歩を見るようになるのでは。

    これまでの歩や貴子の生き方や感じ方を、初めて違う目線で振り返るはず。まさかこんなふうに展開するとは!

    家族が抱えていた問題があかされ、歩は自分のルーツに戻るためカイロでヤコブと再開する。そして、ここから「サラバ!」の物語が紡がれる。振り出しに戻るわけだ。

    これほど長い作品なのに、もう一度読みたくなった。

  • 小説ってこういうことなんだと思った。
    何書いたっていいし、決まり事がある訳じゃない、何が正しいとかはどうでも良くて、筆者は書きたい伝えたいことを書いて、読者はそれぞれ感じたいことを感じればいい。
    でも、それは誰でも当たり前にできることではない。当たり前にできる人と、これがいいと分かっていてもなかなかできない人と、一生気付けない人がいる。

    一生気付けない人にだけはなりたくないなら、この物語を読めばいい、と思った。
    答えのない世界で生きていくための勇気をもらった。

  • このレビューは単行本時の上下巻について書いたものです。ご了承下さい。<(_ _)>

    (単行本時の上巻レビュー)
    冒頭───
     僕はこの世界に、左足から登場した。
     母の体外にそっと、本当にそっと左氏を突き出して、ついでおずおずと、右足を出したそうだ。両足を出してから速やかに全身を現すことはなかった。しばらくその状態でいたのは、おそらく、新しい空気との距離を、測っていたのだろう。医師が、僕の腹をしっかり掴んでから初めて、安心したように全身を現したのだそうだ。それから、ひくひくと体を震わせ、皆が心配する頃になってやっと、僕は泣き出したのだった。
     とても僕らしい登場の仕方だと思う。
    ──────

    僕の中学生時代、12クラス一学年600人もいた生徒の中で堂々と手を繋いで帰宅していたカップルは、覚えている限りたった一組だった。
    告白したくてもできない、男同士でつるみながら「お前、誰が好きなんだ」とからかっているだけで楽しいと信じ込んでいる、勇気のない“ガキ”がほとんどだったのだ。
    もちろん、向こう側のまだ経験したことのない“男女交際”という世界への願望が全くなかったと言えば嘘になる。
    それでも、男同士の付き合いのほうが、皆の注目など浴びずに、気楽で楽しいと思っていたのは事実だったろう。

    イランで産まれ、日本、エジプト、再び日本へ。
    子供時代の歩は様々な環境の下で人生の航海を始める。
    家族には、常人とはかけ離れた行動をし続ける姉。
    いつまでも子供のようで、自己中心的な母。
    その母に抗わず、ひっそりとおとなしい父親。
    歩は姉を嫌い、何処にいても、どんな時でも、“自分を消す”という処世術の下で、上手く生きていこうとする。
    幼稚園、小学校、中学校と大きくなってもその考えは変わらない。
    その間、両親の離婚をも経て、歩は少しずつ成長していく。
    ご神木と呼ばれ、引きこもり、サトラコヲモンサマにすがりつく姉。
    エジプトでのヤコブとの出会い。
    帰国し、高校生になり、須玖との出会い。
    大学に入り、鴻上との出会い。
    歩の人生に大きな影響を与える友たちとの出会いと別れを繰り返し、物語は進んでいく。

    (単行本時の下巻レビュー)
    阪神淡路大震災との遭遇。
    サトラコヲマンサマと離れた姉は“自分で、自分の信じるものを見つける”ために、父と一緒にドバイへ。
    大学入学をきっかけに上京した主人公歩は、チャラい大学生になって女の子と片っ端からやりまくり、野生が理性を凌駕した最初の一年を過ごす。
    二年生になり、映画サークルに入部し、下半身が奔放な鴻上との出会い。
    父と姉の帰国。
    姉の奇妙な行動。
    父の出家。
    母の再婚。
    姉の唯一の心の支えであった矢田のおばちゃんの死。
    三十代になった歩に起こった肉体的異変。
    歩はそれまでいろいろなものから逃げていた自分に気づく。
    葛藤、自戒。
    そんな中での須玖との運命的な再会は大きな希望だ。

    父と母の離婚の本当の理由を知ることになる歩。
    毅然とその話をする姉は、昔と同じような自分勝手のようでありながら、どこか違っていた。
    そして、生涯の伴侶を得てサンフランシスコに住む姉から届いた手紙。
    274P
    “ そして歩、あなたの名前は、歩よ。
     歩きなさい。
     そこにとどまっていてはだめ。あなたの家のことを言ってるのではない。分かるでしょう。
     あなたは歩くの。ずっと歩いて来たのだし、これからも歩いてゆくのよ。
     お父さんに会いなさい。話を聞きなさい。
     そして、また歩きなさい。自分の信じるものを見つけなさい。
     歩、歩きなさい。”

    自分は何がしたかったのか?
    何をしたいのか?
    家族に何を望んでいたのか?
    そして、これから何を信じて生きていけばいいのか?
    自分の周りで起こる事件に出会う度、歩は葛藤し、もがき、苦しみ続ける。
    そんな歩の最後に向かうべき場所は───。

    341P~342P
    “ 僕は禿げていた。僕は無職だった。僕は34歳だった。
     僕はひとりだった。
     信じるものを見つけられず、河を前に途方に暮れている34歳の僕は、きっと幼い頃の僕よりも、うんと非力だった。
     僕が手放したものは、どこへ行ったのだろう?
     輝かしい僕の年月は、どこへ行ったのだろう。
     涙は止まらなかった。”

    345P
    “ 僕は生きている。
     生きていることは、信じているということだ。
     僕が生きていることを、生き続けてゆくことを、僕が信じているということだ。
    「サラバ。」”

    この二カ所を引用しただけで、私は再び涙が止まらなくなる。
    私たちは何かを信じて、生きることを諦めてはならない。

    今、生きることや、人生に問題を抱え悩んでいるすべての人々にこの本を読んでもらいたい。
    ここには、今後そういう人たちに優しく手を差し伸べてくれる何かがきっと詰まっているはずだ。

    直木賞受賞作は数多あれど、これほどの傑作は類を見ない。
    読んでいる間、特に後半に進むにつれて胸が震えた。
    読み終えるのが残念だとさえ思った。
    こんな素晴らしい小説に出会えた私は幸せものだ。

    私の読書人生の中でも三本の指に入るほどの心に残る名作。
    これほど素晴らしい作品を書いてくれた西加奈子さんに感謝したい。
    ありがとう───。

  • 歩が貴子のことをずっと「病的なまでに人の注目を浴びたいやつ」として認識していることに違和感があった。なぜなら、私からは(というか第三者的に見ると?)歩のほうが人(他人というより自分を「愛してくれるべき」人)からの注目に対する飢餓感が強いように見えたからだ。
    貴子は、子供のころはきっと母にまっすぐに見てもらえないことに対して飢えていたのだと思うけれど、父から離婚の真相を聞かされたことなどを経て「他者は自分に幸せを『与えて』くれるために存在しているのではない」と思うようになったのだと思う。それはきっと、他者と自分の「交じり合わなさ」を決定的に知ったことで行き着いた境地なのだろう。(歩に言った「あのふたり(両親)はふたりなりの生き方を追求しただけだ」という趣旨の言葉がそれを物語っていると思う)
    歩はずっと、大人になっても、他者を「幸せを与えてくれる」存在だと思っていた。だから、自分が最悪の精神状態のとき、須玖と鴻上に臆することなく「付き合うことになった」と宣言されて狼狽えたのだろう。

    貴子の言う「信じるもの」は「幸せ」と置き換えても良いかもしれない。
    あなたの幸せを誰かに決めさせてはいけない。
    そして、翻ってそれは、私にも向けられている。
    他人の幸せをあなたが決めてはいけない。

  • まずは長い!
    もっと短くてもいいんじゃないかなー。
    面白くなるのは下巻から。
    主人公が挫折を知ってから。
    最後はそれなりにまとまった気がするが、
    父母の内面の描き方などは、やや強引な感じがする。

  • 西加奈子さん、毎回感じてしまうが本当に天才。どうしてこんな物語が書けてしまうのだろう。それともこれは実話なのか?西加奈子さんでも絶望の中にいたり、友達や何もかもを失ってしまうことがあったのだろうか。
    登場人物の誰かと自分が重なったり、誰でも少しはあるような、人に言えない秘密や悩みを生々しくこれでもかと掘り下げていって、最後に回収して救ってくれる。もはや人生の指南書。
    上下巻とあり長いけれども読みやすく、引き込まれるので読み終わるまで飽きることはありませんでした。ちょっと立ち止まってしまった時に、何度でも読み返したくなる本だと思いました。

  • 信じるもの、失ったもの、それを包含する得体の知れないもの、好むと好まざるとに関わらず、結果ここにいる自分。

    サラバ!

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著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

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