あなたをずっと、さがしてた (小学館文庫 そ 3-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 102
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094067354

作品紹介・あらすじ

ラスト1行に震撼!驚愕の恋愛ミステリー

奈子は、大学の通学路ですれちがう男性がとても素敵で、ずっと気になっていた。話しかけることもできず日々は過ぎ、いつのまにか彼と会えなくなってしまう。彼との再会を夢見る奈子。親友の葵とともに彼の行方を捜すも、いつもあと一歩のところですれ違ってしまう。果たして彼と奈子は再会できるのか?その先にある「戦慄のラスト」とは・・・・?!
短編「四谷三丁目の幽霊」、蘇部氏による抱腹絶倒「ぬぁがーいあとがき」収録。解説は狩野大樹氏。

WEBで期間限定全文公開をするとたちまち大反響。「最後の結末に身の毛もよだちました」「とにかく面白くてあっという間に読めた」「何度も読むと違う面白さが浮かび上がってくる」など沢山の感想が編集部に寄せられた。

読み始めたら止まらない!驚愕の展開が待ち受ける恋愛ミステリーを是非ご堪能ください!

【編集担当からのおすすめ情報】
「小説X」キャンペーンと銘打って、読者から小説のタイトルを募集してから早2年。待望の文庫化。文庫化に際して、蘇部氏より抱腹絶倒「ぬあがーいあとがき」と狩野大樹さんによる解説が加わり、パワーアップの1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 蘇部さん!
    タイトル見て即購入でしたよ!

    後書きまで読んで、
    もう少し売れても良いンじゃないかなぁと
    勝手に思ってしまいました。笑

    著者の「赤い糸」や「運命しか信じない」的なストーリーかと思ったら、最後やられました!

  • 面白かった。

  • 改行が多めでweb小説っぽい雰囲気を漂わせつつ、後半の二転三転でしっかり魅せてくる。ちょっと強引さもあったけどそれも含めて作品の味ということで。

  • 軽いタッチですが、どこか不穏な空気の漂う展開に引き込まれました。

    あっという間に読み終わりましたよ!

    嫌な予感が当たり、何かがおかしいと思うゾワゾワくる感じが面白いです。

    ただ、展開はなるほどと思うのですが、誰一人魅力的な登場人物がいないと言いますか…共感したり、応援したり、感情移入したりはできず…。

    起きる事象を追いかける作品として楽しむのが、正解なんでしょうね。

    これは、単に好みの問題ですが!

  • 引き合いに出されてた『哀愁』のイメージ通りのタイトルだな、って思ってたら‥後半で一変したな。「さがしてた」想いは明らかに後半のほうが強いし、そうなった気持ちも分かる。ただ行き過ぎた行動だな、って思ってたら‥ラストで最初からの話の見方が変わってくるな。

  • 付き合い始めるまでの恋愛話が好きなので、恋の行方が気になって一気に読みました。朝の電車で読み始めた時にはふたりはすれ違い、昼休憩には探す方法を模索し、帰りの電車ではついに見つけたと思いきや、こどもが寝静まった後にはラストまで、そして何ということでしょう!最後の最後まで何が起こるか分からないものですね。

    短編の四谷がホッコリします。折りたたみ傘をアレと間違えるエピソードが何気にツボ。

    ぬぁがーいあとがきでは作者が苦労人ということを知る。

  • 驚愕のミステリ?
    わりと好きなタイプの話なのだけど、まぁそんなに驚かなかった。

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著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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