勘定侍 柳生真剣勝負〈四〉 洞察

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  • 小学館 (2021年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784094070460

作品紹介・あらすじ

徳川将軍三代の今、武は百害あって一利なし

女中にして見張り役でもある伊賀女忍の佐夜を傍に、柳生藩勘定方の淡海一夜は、愚痴りながら算盤を弾いていた。

旗本から大名となった柳生家慶事のお披露目に、老中や惣目付ら、お歴々を招かねばならぬのだ。

万に一つでも、手抜かりがあれば、取り返しのつかない事態に陥ってしまう宴席に、柳生を好ましく思わない客が必ずやって来る。

彼らの嫌がらせに対抗すべく、一夜は知略と人脈を駆使し、防備を固めはじめた。

一方、柳生家改易を企み、一夜を取り込まんとしたが、失敗に終わった惣目付の秋山修理亮は、「ある噂」を耳にして、再び甲賀組与力組頭の望月土佐を呼び出した。

さらに柳生の郷では、三代徳川将軍家光が寵愛する柳生左門友矩に、老中・堀田加賀守が送り込んだ忍の魔手が迫る!

一夜の奇策は功を奏すのか? 危機一髪の第四弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
おかげさまで、シリーズ第一弾『召喚』、第二弾『始動』、第三弾『画策』、すべて激売れ状態です! 主人公・淡海一夜の、切れ味の良いセリフの応酬が見所となっています!!

感想・レビュー・書評

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  • 淡海一夜の人柄と知恵が、次々に人を惹きつけて行きます。
    将軍家剣術指南・柳生但馬守宗矩の隠し子で、大阪一といわれる唐物問屋淡海屋(おうみや)七右衛門の孫で跡取り一夜(かずや)の成長物語です。
    老中首座堀田加賀守が、柳生宗矩の屋敷で行われる柳生家の大名昇格への加増祝いに出席する事となった。これは、何か有ると気が付いた淡海一夜は、当日は、生魚でなく前日魚河岸から仕入れた魚などを干物屋に依頼して魚の干物として出す。祝いの当日に急遽魚河岸が閉鎖になり魚の仕入れが出来なくなる。
    堀田加賀守は、思惑が外れて魚の干物を出した淡海一夜と会う事となる。

    【読後】
    お金を下賤の物と考える武士(柳生)は、なかなか商人(一夜)の考えに馴染めません。苦労しながら、早く江戸の仕事をかたずけて大阪へ帰りたい一夜ですが、次々に難問が現れます。それを解決しながら知恵をめぐらせます。とうとう老中首座堀田加賀守の懐に飛び込みます。
    この物語は、テンポが良く、進み具合が早いので読むのが楽しみです。

    洞察 ー 勘定侍 柳生真剣勝負シリーズ4作目
    2021.08発行。字の大きさは……小。2021.10.14~15読了。★★★☆☆
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    【バックナンバー】
    勘定侍 柳生真剣勝負シリーズのバックナンバーは、私の本棚より「タグ」→「タグの一覧を絞り込む」に「上田秀人」と入力。または、その中から上田秀人を探してください。そうすると著者上田秀人さんの本が一覧表示されます。
    私は、本を登録するときには、著者名と登録した年(2021)で登録しています。たまにシリーズ名でも登録もします。例えば「風烈廻り与力・青柳剣一郎」などです。

  • 剣では無く算勘を見込まれて江戸に連れ出された一夜だが、相変わらず元の商売に戻りたくて言動が激しい。武家に恨みを買うが、商人や女性にはモテモテ。今回も特有の勘で危機を乗り越えるが、周辺からは良く思われない。今回は父である柳生宗矩をも激怒させてしまう。最後は敵方にも深く入り込んだが、この結末は次回に持ち越された。次回が楽しみだ。

  • 面白い!そして話の進みが早いこと。
    止まらなくてあっという間に読み終わってしまいました。上田氏のシリーズを色々読みましたが、これも珍しい気がします。
    作家本人も乗ってる証拠なのかも。そうであって欲しい。続きが早く読みたいです

    佐夜は何をしでかすやら
    くわばらくわばら

  • 一夜みたいにテキパキと仕事ができる人がいれば大助かりだな。

  • 柳生家が1万石の大名になったことで、今まで
    の役柄から恐れられていた存在から、周囲全て
    が敵になる、当面の最大の敵は財政難であるが
    江戸初期の時代はお金は不浄のモノとする風潮
    があるため算盤一つあってなく商人からは喰い
    散らかされている状況を、大阪商人の知略人脈
    を駆使して一息
    こんどは襲い掛かる老中のアギトを破る必要が
    あるが・・・( ゚Д゚)

  • 第四弾
    将軍の寵童が絡む幕閣、商人の淡海一也の柳生での苦労は

  • 伏線いっぱい、話膨らみまくりで、いつも通り今後の展開に期待大。ちゃんと伏線回収して、尻すぼみにならないように期待

  • 段々と物語が盛り上がって来て、次が楽しみになってきた‼️
    しかし一夜はモテるねぇ

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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