大阪マダム、後宮妃になる! 第三幕は難波凰朔花月編 (小学館文庫 C た- 2-3 キャラブン!)
- 小学館 (2021年9月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094070675
作品紹介・あらすじ
寵妃、新喜劇に挑戦!? 中華後宮転生譚!
凰朔国に転生して後宮に入り、正一品の徳妃となった蓮華。皇帝・天明を巻き込みながら、前世の知識と経験をフルに活かして後宮内で商売を始め、たこ焼き(ただし凰朔国に蛸はいない)の美味しさや、野球のおもしろさを広めつつ、明るく元気にたくましく動きまわっている。
だが一方で、この世界の強烈な身分差別や階級社会を目の当たりにして、見えない壁を感じてもいる蓮華。ゆくゆくはこの国を変えて、皆が笑顔でいられるようにしたい……。いつしか、蓮華はそんな願いも抱くようになっていた。
本日から七日間にわたって開催される建国祭での商売を成功させようと、妃としての役目も後回しにして忙しく働いていた蓮華は、後宮の門前で、玉玲と呼ばれる美しい女性が、大貴族である遼博宇に罵られている場面に遭遇する。困っている人を放っておけない蓮華は、つい助けに入ってしまうが、玉玲は目を伏せるばかりだった。
そして、玉玲の話を聞いた皇帝・天明は、彼女には関わるなと蓮華に告げる。玉玲はかつての事件が原因で、天明の敵となる立場の人物だったらしいが――。
大阪魂を持つ後宮妃、今度は新喜劇に挑戦!? 転生×中華後宮物語、波乱の第三弾!
感想・レビュー・書評
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この大阪ネタの中華もんの作者・田井ノエルはんは、ぜったい大阪出身のコテコテの大阪弁喋る人やでー知らんけど。
大阪のおばはんぽいねーちゃんから中華風世界へ転生して、後宮の妃姫になったと思たら、野球の球団は作るわ、たこ焼き屋で商いするわ、今度は難波花月の吉本の漫才を4夫人でやるわで、どうなっとるんやーおもろいけど。そやけど、あんじょう、あくどい敵役を作っとるし、蓮華のお人好しぶりを発揮して、ちゃーんと人助けもやってまんがな。おちゃらけばっかりやなくて、暗っい、真面目なところもちゃっかりあるやんかー知らんけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか蓮華がちょっとかわいい。天明は普通にかわいい。
アホなノリとシリアスな陰謀が入り混じってて温度差に戸惑う。 -
夏雪と仙仙のショートコント、動画で観てみた〜い! 劉貴妃兄妹も、どんな夫婦漫才をやったのか気になります。だから、アニメ化してください!