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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784094072143
作品紹介・あらすじ
爽快お仕事エンタメ、重版続々のシリーズ!
富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒。バイトたたき上げからのアラフォー、ついに全国売上トップ10入りに! セレブ達の、お金では解決できない悩みを斬新なアイディアと真心で解決し、目下、京都老舗お嬢様の起業のお手伝いに、ニューリッチのアート投資家と高級官僚の娘との婚約に関わったり。そんななか会社が合併! 静緒は社内政治に巻き込まれて多忙を極め、やがて身体を壊す。「私にとって幸せなことは?」と、人生の原点に立ち返る静緒が見えてきたものと新しいお仕事スタイルとは!?
もやもやが吹き飛ぶ、爽快お仕事エンタメ! 同居するゲイ男子との生活も楽しい、ドラマ化された人気シリーズ!
感想・レビュー・書評
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大好きな富久丸百貨店外商部。今回は読んでいて静緒がかわいそうになってきた。
静緒をうまく利用しようとする氷見塚もムカつく。
それに静緒をネチネチ攻撃する夏木がムカつく。
でも組織のなかで生きていくには多かれ少なかれ、こういうことはあるんだろう。
でも最後はさすが静緒、という展開でスカッとしました。
続きもありそうなので楽しみです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「上流階級 富久丸百貨店外商部」の4冊目。
近江菊池屋との合併が本決まりとなり、静緒も合併先から送り込まれてきた上司(氷見塚)の下につき、また若くて有望な2名の部下(香野・大泉)を預かるという立場に。
会議で自部署の立場を守ったり、上司との探り合いや部下指導などが重なり、もちろん色々な顧客との対応はそつなくこなしているが、外様の一匹狼を自認し一人で何でもこなしていた時の疾走感が薄れて、前半はやや面白みに欠けた。
若い部下との対比も含めて働き方の話になるが、こちらはやや身につまされる。
静緒の働き方は私が若い頃からやってきたスタイルとあまり変わらず、香野のような割切りが出来ればどんなに楽だろうと思うが、こればかりは自分に染み付いたスタイルだからなぁ。
自分のやり方を部下に押し付けるのもいけないと分かりつつ、さすればどのように指導するのか、静緒の気持ちはよく分かる。
ストレスが祟ったか体を壊してしまうが、これも働き方の大事な話。
サラリーパーソンは体が資本なので、体を壊しては元も子もない。会社は大抵の人間は替えが利くと考えているものなので、自分でしっかりケアしていくしかない。
本作での静緒はお肌も心もボロボロで、これまでからするとなんだか一気に歳を取った印象もあって、桝家がいてくれて本当に良かったよ。
そうした感じで進みながらも、終盤になっては、病気もものかわ京都老舗のお嬢様の起業やニューリッチのアート投資家の要望を叶えるために頭と体が動き出し、『仕事だから寄り添える、他人事だからこそ積極的に関われる』という外商の仕事の醍醐味が詰まった描写には満足。
これらの商売を通じて、本の前半から悩んでいた“モチベ”について、『素敵なお客さんに出会って、その人生の一端を、モノやモノを通じたなにかで支えたい』という自分の願望を言語化できたところも、お仕事小説として良かった。
その思いを携えてのエピローグでの氷見塚との面談は言ってやった感があったと思ったら、ラストはなかなかのサプライズ。相手が一枚上だったな。どうなることやら、続きが楽しみ。 -
嬉しい4作目。もう表紙ですらテンション上がる。おまけに「つづく」ときて幸せいっぱい。
ついに管理職編きた。ジェンダーアイデンティティ(LGBTQ)からレイヤーを上げ「社会進出した女性」の圧が前面にでてる。生理とか子宮摘出とかおじさん戸惑う単語がドバドバ飛び交うし、怖いけど、嫌味じゃない。さすが高殿円さんが育てた教養あるキャラのおかげ。
むしろ戸惑ってないで全霊で受け止めなければ。
── (著作物を横領されて)怖い怖いと繰り返す。しかしその大半の恐怖は、女性であれば何度も感じたことのある馴染みのある感覚だ─
──世の女が受ける仕打ちにたった1人で立ち向かおうとしている。(中略)誰も進んだことのない暗闇で1人戦い続けるためにも、煌めくゴールドが必要なのだ─
こうして、人気イラストレーターは450万円のジュエリーをお買い上げになる。
ここで対決しようとしているのは、怖いオヤジ。もっと言うとオヤジ文化の社会・経済。男性の私が必死に想像をこらして読んでも、家でモラ夫の烙印を押されている身では限界ある。でも女性は、怖い思いをしているのだ。
結局、立場が強い「場所」で弱い者を搾取するスタイルが成立している。それは企業内だけでなく、家内のリラックス時間を搾取している、という点もきっと同様。
私の願望は、私に(も)時間を使って欲しい。それは、拘束ではなくベクトルの話なんだけど、コミュニケーション不全なのでハラスメント化している。
── セックスなしの夫婦とか、別居婚前提とか、お互いが合意の上であればいいわけなんだし。
──問題は俺(ゲイ)の場合、ある程度の実家の太さと外見と金銭感覚と体の相性と食の相性が合って、面倒な親戚もいなくて自立してる相手ってなると、ほぼいないことは分かってるんで、さて、どれを我慢すべきなんだ─
ほぼいない対等な相手か。
ハラスメントは受け取り側次第、という雑な議論ではなく、「寛容になりましょう」もそうだけど、思いやりとか安心感とかが大事になってくると思う。相手の犠牲にならない範囲で相手して欲しいわけだし。
範囲外に愛があるのかもしれないし。
LGBTQのどのカテゴリーにも入らない人がやりにくい中、男性優位の話はいじめの傍観者が多すぎる議論が進まない話。
この作品が女性活躍の元気玉になってほしいと思う。
タフすぎてアマゾネスっぽいけど。
分厚いけど。 -
シリーズ第四作。部下を持つようになった静緒。しかし部下ができて楽になることは無く、むしろ気苦労が多く大変。一方で上司・氷見塚からはいいように使われ体調を崩してしまう。押し寄せる波を、アイデアと度胸で乗り越えて行く静緒。お仕事系小説としてはすごく面白い。星5個レベル。店長への昇進辞令で終わり、次作が待ち遠しい。
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正式に合併した、富久丸百貨店と菊池屋。
静緒の新たな上司は、日本橋菊池屋からやってきた〈Kの美魔女〉で……。
静緒も昇進し、部下を持つ、チーフ兼営業三課チーム長に。
新人に気を配り、育てながらの仕事となり、自分のお客様のことだけを考えていればよかった時とは、状況が変わっていく。
上流階級のお客様とのやりとりや、華やかな商品がばんばん登場する場面もあるが、合併や中間管理職としての悩みという、社内問題にシフトした感じ。
全国外商のトップ10入りした実績から、周りの協力が得られやすくなったのも、成長のひとつ。
大型アイディアがスムーズに実現していく。
外様新人としての一匹狼の奮闘から、中間管理職としての悲哀になったり。
最後に、新たなステップアップが見えたり。
単に外商のお仕事を紹介するだけではなく、主人公がキャリアアップし、変化していく、お仕事小説。
シリーズ第4作。 -
『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』— 静緒の新たな挑戦と成長の物語
高殿円氏の『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』は、爽快な仕事エンタメシリーズの第4弾です。富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒は、バイトたたき上げからアラフォーにしてついに全国売上トップ10入りを果たします。セレブたちの悩みを解決し、彼らの要望に応える斬新なアイディアと真心で、京都の老舗お嬢様の起業やニューリッチのアート投資家と高級官僚の娘の婚約など、多忙を極める日々を送っています。
しかし、会社の合併により社内政治に巻き込まれ、身体を壊すほどの多忙な生活を送る中で、静緒は「私にとって幸せなことは?」と人生の原点に立ち返ります。この問いを通じて、静緒が見つける新しいお仕事スタイルと、彼女の成長が描かれています。
シリーズ第4弾でも、静緒の売り上げは順調ですが、仕事や家族、健康問題などアラフォー女性の切実な悩みがぎっしり詰まっており、リアリティを持って読者に響きます。同居するゲイ男子・桝家との関係も深まり、彼らの生活の描写が楽しく、羨む読者も多いでしょう。最後の展開では静緒が新たな一歩を踏み出し、次巻も非常に楽しみです! -
大好きなシリーズ。
外商と縁のあるような生活には程遠いですが、この本を読むとデパートに行きたくなります。そして一生懸命働きたくなります。
まだまだ続編もありそうですし、今後もとても楽しみです。 -
40代女子の切実な悩み。金とキャリアと育成と体と交友関係。
どれもわかる、わかる、わかる。。。
お得意様に支持されていろんな人を味方にしてそこに楽しい、を見出す彼女の姿勢はいつも美しい。でも本当は余裕もなんもなくっていっぱいな彼女のリアルも美しい。静緒
桝谷の存在が本当に救いだなぁ。羨ましい。
2024.9.28
151 -
安心安定の『上流階級』シリーズ第4巻。
菊池屋との合併により、新たな上司の下、部下を持つことになった静緒の孤軍奮闘振りを、とても他人事とは思えない気持ちで読み終えました❗
特に印象的なエピソードは、京都老舗お嬢様の起業のお手伝いの中での、キーキャッチについてのところ。外商とは関係ないところでも、全力でお客様に寄り添う静緒が最高でした。
また、『第五章 外商員、貸し切る』はこの章全体が強烈にインパクトがあり、このシリーズが益々好きになりました❗
エピローグには、『つづく』の文字があり、次巻の出版がとても待ち遠しいです❗
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大好きなシリーズの一つですが
外商の仕事ってなかなか馴染みがないので
この本を読むと凄く奥が深いな~って思います
ゲイ男子桝家と静緒
同僚~同居人から友人
今回は手術の身元保証人になる信頼関係
次回も楽しみです -
どんどん面白くなる!時代に合わせてアップデートされていく。主人公はわたしより年上の働く女性だからとても勉強になるしすごく憧れる。まだ続きが出るみたいだから楽しみだなー。
作者はどんな人なんだろう?読んでいてすごく好きだなと思ったからいろいろ調べてみようと思う。 -
202212/上流・セレブ・外商、の華やか描写よりも、仕事の大変さや上司部下、人間関係、悩み、心身の辛さなどが主軸になってきて、業種問わず働く人にささるお仕事小説のひとつだと思う。今後も楽しみなシリーズ。
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シリーズ第4
スタートアップ
手術の同意
休もう
いつもいつもいつまでも走り回ってばかりはいられない。
休もう。 -
今作も百貨店業界をよくリサーチしていると感心しながら読んだ。主人公のアイデアや仕事の取り組み方には感服する。次作も楽しみだ。
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すごく面白かったです。audibleで1〜4まで一気に聞いてしまいました。
いろいろ作りが甘いのでは?と思うところもあったけど、とにかく静緒が好き!考えることも世代的に結構同じ。
エンタメとしてめっちゃ良かった。通勤中の暗い気持ちを静緒が楽しくしてくれた。5巻楽しみに待ってます! -
audible⭐︎
続くと聴いたが…続きがでるのか⁇
待ち遠しい日々になりそう。 -
相変わらず格好良い主人公。こんな格好良いアラフォーに私もなりたいと思った。個性豊かなお客様は相変わらず。楽しく読めました。続きがもう気になる!
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シリーズ4冊目。今回も紆余曲折を経ながらなかなか痛快な展開になっている。これ実写化してみてほしいな。
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主人公が直面している問題や悩みが、そのまま私も問題だと感じ悩んでいることだったので共感しまくりながら読んだ。小説のように前に進めればいいのだけど現実はなかなかそうもいかない。主人公のように自分の力で多くの人とコミュニケーションを取っていないからだなあと痛感してしまう。
著者プロフィール
高殿円の作品
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