- 小学館 (2022年12月6日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784094072150
作品紹介・あらすじ
珠宝の紀行エッセイ集シリーズ第3弾文庫化
読んで、旅する。 会員制会報誌「シグネチャー」に連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と連載中の「旅と言葉」からセレクトした人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」シリーズ第3弾の文庫化。スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、日本と世界中を旅し続けてきた伊集院静氏が各地で出逢った市井の人々、画家、作家、スポーツ選手をはじめ、書籍、名画などから、ふと心に響いた「ひと言」をテーマに綴ったエッセイ集。
「年の始めは、ともかくゆっくりスイングすることだ」(ボビー・ジョーンズ)
「女性が立ち上がった戦いは真の戦いになるものよ」(コルシカ島のホテルの女主人)
「見つゝ行け 旅に病むとも 秋の不二」(夏目漱石)
「六月を奇麗な風の吹くことよ」(正岡子規)
「モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである」(ポール・セザンヌ)
<私が独裁、戦争を嫌うのは、あの市庁舎の前に並ばされた人々と、それを見守る家族の姿を思うからである。安らぎの場所で、私に写真の説明をしてくれた女性の表情と言葉は、今回の旅で大切にしなくてはならぬことだった。「この人たちは、私たちの誇りです」>(本文より)
【編集担当からのおすすめ情報】
コロナ禍を経て、ようやく旅に出ようとしている人、まだまだリアルの旅ができない人などなど、どなたにとっても、読んで、世界を旅できるエッセイ集です。
<旅は読書と似ているところがあり、初めて読んだ時はその本に書かれてあることが明確に見えないが年を隔てて読み返すと、思わぬ発見があるものだ。人生の経験(失敗でもいいが)を積まないと見えないものは世の中にたくさんある。>(小学館文庫『旅だから出逢えた言葉2』より)
感想・レビュー・書評
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伊集院氏のこのシリーズを読み続けているので。旅だけでなく、人と心を通わせる交流が素敵だなと感じる。最近亡くなった長嶋茂雄氏とのエピソードが特に印象的だった。
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おしゃれな文章ですね。
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伊集院さんの訃報を聞いて、愛媛出張前に手に取った本。旅にでて、そこでしか出会えないものに触れたとき、作家はどんな言葉を紡ぐなだろうか?
美術品も然り、だけど、芸術は受けての感性も必要だと痛感した1冊。 -
「おだやかで、やわらかい時間が、私たちの国の間にはあったのですね」
「六月を綺麗な風の吹くことよ」(子規)
「水の動きも止まっている池の水の上のようなところに立っているイメージ」
-松井秀喜のスイング練習のイメージ -
No.4/2023
『旅だから出逢えた言葉III』伊集院静
✂︎✂︎✂︎
部屋の窓から外をずっと見つめているターナーに対して弟子が聞いた。
「何を見ているのですか?」
『空と水だよ。私はここで昼も夜も
レッスンを受けている』
J・M・W・ターナー
✂︎✂︎✂︎
著者が奈良県の中宮寺で見た弥勒菩薩
その魅力が書かれていたので
実際に観に行きました。
ほんわかと包まれるような気分になりました
多くの人が訪れる理由がわかった気がしました
けれども著者のように深い洞察はできませんでした。それはおそらく経験と知識が浅いから。
著者は旅を進める一方でこのように言っています。
「とはいえそれも当人の気持ちが大切で、遊んでばかりの旅ではむこうから真価のあるものはやって来ない。」
(旅だから出逢えた言葉II)
「何かを得られる自分」で旅をすることは
とても楽しいだろうなと感じました
✂︎✂︎✂︎
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旅とゴルフと芸術と。スペインに行ってみたい。
著者プロフィール
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