さよなら、田中さん

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 小学館 (2024年4月5日発売)
4.00
  • (9)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 156
感想 : 10
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784094073010

作品紹介・あらすじ

中学生作家の圧巻デビュー作、待望の文庫化

田中花実は小学6年生。ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、大食らいで過ごしている。そんな花実とお母さんを中心とした日常の大事件やささいな出来事を、時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる筆致で描ききる。今までにないみずみずしい目線と鮮やかな感性で綴られた文章には、新鮮な驚きが。
友人とお父さんのほろ苦い交流を描く「いつかどこかで」、
お母さんの再婚劇に奔走する花実の姿が切ない「花も実もある」、
小学4年生時の初受賞作を大幅改稿した「Dランドは遠い」、
田中母娘らしい七五三の思い出を綴った「銀杏拾い」、
中学受験と、そこにまつわる現代の毒親を子供の目線でみずみずしく描ききった「さよなら、田中さん」。
全5編収録。
巻末には、カバーイラストも担当している西原理恵子氏による文庫特別解説マンガを収録。また、20歳となった著者が自身のデビュー以降を振り返るエッセイも収録。この2編も見逃せません!

【編集担当からのおすすめ情報】
メディアでも数多く取り上げられ、旋風を巻き起こし、デビュー小説ながら12万部を超えるベストセラーとなった本作品。
文庫化にあたり、改めて読み返してみるといつまでたっても色あせないピュアな魅力は健在です。いまでもファンレターが届く、花実母娘の物語はこの後の『太陽はひとりぼっち』『私を月に連れてって』そして最新刊の『星に願いを』と続いていきます。大学生となった今も「書くことが大好き」という著者の心の軌跡とも言える、その原点となる本作品。
俵万智さんに「素晴らしすぎる。私たちが、同時代に鈴木るりかという作家を得たこと。これは事件だし僥倖だし大きな希望です」と言わしめ、道尾秀介氏、あさのあつこ氏、西原理恵子氏、石田衣良氏など文壇の先生方からも絶賛を受けた、比類なき才能の輝きを是非ご堪能ください。

みんなの感想まとめ

中学生作家によるデビュー作は、母子家庭の日常を描いた心温まる物語です。主人公の田中花実とその母親のユーモアあふれる生活は、笑いと涙が交錯する瞬間を巧みに描写しています。リアルな体験に基づくエピソードは...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 14才のデビュー作ということで文庫本になるのを待っていた。
    後書きを見ると7年経っての文庫本化ということで、多少の修正はあるようだが、それ程変更は無いようだ。色々頑張って書いたなという雰囲気はあるが、やはりこの年でこの内容は凄いとしか言いようが無い。実体験かと思うぐらいリアルさが出ている。西原理恵子さんの漫画が後ろに掲載されているが、ある意味、西原さんの漫画に出てくる登場人物達そのもののよう。豪快な母親に貧乏を貧乏と思わない主人公の田中さん。銀杏拾いや自販機のお釣り拾いなどは笑えて哀しい。大昔の話しのようでいて、今もあるかも知れないエピソードで満載。

  • あー、田中さんってホントいい子。
    そしてお母さんも素晴らしい。

    今の立場はお母さんよりだから
    こんなお母さんになりたいと思う。
    そして娘を田中さんみたいに
    自分の意見を持った子に育てたい。

    それにしても著者の鈴木るりかさんには
    驚いた。初版の発刊が2017年。その時
    著者は中学2年生。素晴らしい文章だった。
    感動した。ファンになった。これからも
    読んでいきたい!

  • え?
    この小説、14歳の子が??? 
    すごーい。
    なんで??
    こんなに物分かりの良い小学生のこと、中学生の作家さんが書けるなんて…
    すごーい、すごすぎるー‼️‼️‼️

    小説の内容もとっても好きよ❤️
    続編も読むよ‼️‼️

  • 中学生作家、素晴らしい。
    子どもの目線が文章に出ていてよりこの母娘に親しみを覚えた。言葉の選び方も凄いと思う。
    シリーズのようなのでその後が気になる。

  • 2026/01/20
    中学生作家の小説が文庫で存在すると知って即購入しました。
    とてもじゃないけど中学生が書いたとは思えないほど完成されている小説なのではないかと思います。
    主人公の田中花実は小学六年生で母子家庭で育っている一人娘。小学生ながら色々と自分でも考えられる年齢になってくる花実は聞いても全然教えてくれない父親のことについて考えすぎたり、友だちとの約束と自分の家の事情との間であくせくしたり、母親と共に身の回りに起こる日常を小説として読むことができます。
    貧しくても底抜けに明るく過ごす花実の母親や、それを小学生ながらにどう見つめているのかという描写も面白いです。
    またこの家族を際立たせるのが後半のエピソード出でくる毒親の母親。花実の母親のおおらかさや良さがこの毒親との比較でも読むことができます。
    確かに続編があるとしたらとても気になる!と思いました。

  • いろいろ驚かされた一冊!
    でもとてもおもしろかった!

  • すごいね~ホントにすごい‼︎

    こういうのって年齢関係ないんだな~って感心して読んでたけど、ラストに向かって切なすぎて嗚咽

    これから人生経験していったら一体どんな作品を書いていくんだろうってホントに楽しみでしかない!

  • 周りからどう見られていても、私なりに笑って楽しく過ごせていればそれでいいんだろうなと思える。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

鈴木 るりか(すずき るりか)
2003年東京都生まれ。史上初、小学4年生、5年生、6年生時に3年連続で小学館主催『12歳の文学賞』大賞を受賞。あさのあつこさん石田衣良さん、西原理恵子さんらが、その才能を手放しで絶賛した「スーパー中学生」。2017年、14歳の誕生日に大賞受賞作を含めた連作短編集『さよなら、田中さん』発表。近年では珍しいローティーンの文壇デビューで、各メディアの注目を集めベストセラーに。

鈴木るりかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×