後宮の巫女は妃にならない 美しさは罪ですか? (小学館文庫)

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  • 小学館 (2023年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784094073126

作品紹介・あらすじ

熱烈求婚してくる皇太子をかわし事件解決!

「君には僕の妃になるって以外に選択肢はないんだし」
「勝手に他人の人生を決めないでくださいー」
いにしえの時代、神や死者とも通じる不思議な能力を持った巫女は、その力をもって王の治世を補佐したと言われる。しかしそんな巫女も今では禁忌の存在とみなされ、国内に巫女の血を継ぐ者はごくわずかになってしまった。
祖母のスパルタ巫女教育で、その「禁忌の巫女」となった螢那(ただし本人は「ただちょっと死霊が見えるだけの普通の人」だと主張)は、ある日、皇太子・侑彗にさらわれ、強引に後宮に入れられてしまう。
「王朝にかけられた呪いを解き、世継ぎ問題を解決できるのは巫女だけ」という予言を信じる侑彗は、螢那こそがすべてを解決する女神とばかりに熱心に口説いてくるが、妃になんかなれたくない螢那は常にスルー。そんな中、また後宮内で事件が勃発。なんと薪小屋で桂花という宮女が死んでいたというのだ。小屋には中からつっかい棒がされていて、外から侵入するのは難しい。しかし遺体は傷だらけで、しかも全裸だったというのだ。果たしてこれは自殺か殺人か? 後宮に動揺が広がる中、今回もなぜか飄々と螢那が事件解決にのりだすことに!? シリーズ第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 乳母のお嬢様主情主義と思い込み激しい
    そのせいで自分で御子を落馬させてしまったり次々に妊娠した妃達に流産させるように毒水を飲ましたりと
    まぁ最後は皇后にバレないようにと牢獄で死んでしまったらしいが
    蛍那は結局ゆうけいに話せないでいるよね
    まぁバレてそうだけど

  • 螢那が人とズレててとんちんかんなこと言っちゃうキャラなのはいいんだけど、人が死んで駆け込んで来た相手への態度があんまりでちょっとなぁ。
    でもなんだかんだ面白いので続編も楽しみ。

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著者プロフィール

神奈川県在住。立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する。デビュー作を含めた「エルトゥールル帝国シリーズ」が人気を博し、そのうちの『囚われの歌姫』『運命の皇帝』のほか、短編『流離の花嫁』がコミカライズされている。

「2022年 『後宮の屍姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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