円環

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  • 小学館 (2025年4月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784094073522

作品紹介・あらすじ

北欧ミステリ界トップランナーの新境地!

スウェーデン・ウプサラ市郊外の高速道路を走行中のBMWが、突然暴走し菜の花畑で炎上した。死亡したのは、運転中の大手製鉄会社幹部。一週間後、石油業界のキャンペーンを手がけていた広告会社幹部が第2の爆破事件で命を落とす。被害者はどちらも気温変動や環境破壊に関係していた。
容疑者に挙げられたのは、15年前に先端技術の活用を拒否したがためにある誘拐事件の解決に失敗して辞職し、森で隠遁生活を送る元警部ルーカス・フリセル。当時の彼の部下で今は国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマン宛てに、彼からと思われる犯行予告の手紙が届いていたのだ。
エヴァは、立ち上げられた特捜班Novaの曲者たちを率いて事件の捜査にあたり、第3の事件を警戒しながらフリセルを追うが――。
『時計仕掛けの歪んだ罠』で翻訳ミステリファンの度肝を抜いた、北欧ミステリ界のトップランナーが贈る驚愕の新シリーズ、ここに誕生!


【編集担当からのおすすめ情報】
1990~2000年代「スウェーデン国家刑事警察シリーズ」でブレイクし、2016年のベリエル&ブルームシリーズ第1弾『時計仕掛けの歪んだ罠』(日本では小学館文庫より2020年に田口俊樹訳にて刊)で衝撃的な進化を遂げて日本の翻訳ミステリファンの度肝を抜いたアルネ・ダール。
「ダールの新作が読みたい」という熱烈な声に応え、新境地「Novaシリーズ」の第1弾をお届けします。「先が読めない」というレベルをはるかに超えて読む者をヒリつかせるツイスト、おぞましくもスタイリッシュな映像的描写。加えて、捜査班Novaの個性的な面々を始め、一筋縄ではいかないキャラ立ち感が素晴らしく、今後の続編でも大きな魅力となりそうです。
他の北欧ミステリでは味わえない唯一無二のアルネ・ダールワールド、ぜひご堪能ください。

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるミステリーが展開され、読者を引き込む力強いストーリーが特徴です。スウェーデン・ウプサラ市郊外で発生した連続爆破事件を巡り、元警部ルーカス・フリセルと国家作戦局の主任警部エヴァ・ニーマンが...

感想・レビュー・書評

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  • 爆弾事件を国家作戦局の捜査チームが追う! 容疑者は元警部でプレッパー、エコテロリストか… #円環

    ■あらすじ
    スウェーデンで爆破事件が発生、被害者は気温変動や環境破壊に関係する仕事に従事していた。国家作戦局(NOD)は主任警部エヴァ・ニーマンをリーダーとする捜査チームNovaを立ち上げ、犯人を追うことになった。

    エヴァの元に犯行声明の手紙が届くのだが、見覚えがある言い回しを見つけた。それは、かつてNODの元警部ルーカス・フリセルがよく使う言い回しだったのだ…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    エコテロリストって、日本ではあまり馴染みがないですよね。世界一環境への意識がたかいスウェーデンならではですね。

    私も最近は環境のことを考え、必ずエコバックを持ち歩くようにしてるんですよ、えらいでしょ。でも近くのコンビニに行くのですら自動車を使うんですけどね。なにがエコなのか、よくわかりません。

    さて本作は爆弾魔を特殊捜査チームが追うというありそうなストーリー。しかしなんと容疑者フリセルは元NODの刑事なんです。しかも現チームリーダーのエヴァの元上司にあたるという。果たしてフリセルは犯人なのか…

    序盤がいきなり読みどころなんですよね~。どうなるどうなるって、いきなりサスペンススリラーモード。チームNovaの面々が森の中に侵入し、フリセルの住処にアタックするのですが… もう目が離せない! 中盤以降どんな展開になっていくかは、もう言えません。ぜひ実際の読んでみてください。

    本作は場面や会話が次々と切りかわる三人称視点で進行します。スピーディーなエンタメを描くのがお上手でまるで海外の刑事ドラマを観ているようなんすよね。読んでると止まらなくなっちゃう。

    そしてなんといってもチームNovaメンバーがイイ!

    女性ながらも指導力があるリーダーのエヴァ、その同僚であり親友のソーニャ。家族の不幸から価値観の変わったアンカン、移民で努力家のサルワニ、家族を愛するアントン。生き様や価値観や少しずつ背後から描かれていて、どんな人生を生きてきたか見えてくるんだよね。何よりチームワークがいいんですよ、あらためて仕事仲間は仲良しが一番だと感じましたね。

    物語も中盤以降に入ると、事件の背景や「円環」とは何なのか?という謎に迫ってくる。最初の段階では、なるほどなーそういうことか~と単純に思っていました。しかし事件の深層に近づいてくると、更なる意味を知ることになり… 胸が詰まってしまいましたね。

    終盤はもう超ドタバタのサスペンスアクションですよ、どうなるかワクワクドキドキがとまりませんでした。ラストはもうね… 気になるから、やめてください。でも次の作品に期待しちゃいます!

    ■ぜっさん推しポイント
    プレッパーって知ってました? 災害や緊急事態に備え、過剰に自給自足の生活を志向する人々。アメリカには何百万人もいるらしく、背景には戦争、疫病、経済崩壊などのリスクを感じてるからとのこと。

    私なんて緊急性もないのに、いつもスマホでニュースやSNSなどあさってばかっりですよ。すぐ情報の渦に溺れるくせに、こういった大切な事実は何も知らない。もちろん過剰すぎるのも良くないのですが、あまりに平和ボケなのも良くないですね。海外の作品はいつも学ぶことが多いです、ありがとうございました。

  • 始めは凄くのめり込んで読んだが、百ページ過ぎ越えた位で止まった。奥行きが感じれなかったのが理由。内容はめちゃ面白いから読まなきゃ、と言う、半分プレッシャー気分も後押ししてくれて読み終えた。
    TVドラマのブリッジを彷彿させた。まじ、ブリッジ続編をみたい。

  • スウェーデン・ウプサラ市郊外の高速道路を走行中のBMWが、突然暴走し菜の花畑で炎上した。死亡したのは、運転中の大手製鉄会社幹部。一週間後、石油業界のキャンペーンを手がけていた広告会社幹部が第2の爆破事件で命を落とす。被害者はどちらも気温変動や環境破壊に関係していた。
    容疑者に挙げられたのは、15年前に先端技術の活用を拒否したがためにある誘拐事件の解決に失敗して辞職し、森で隠遁生活を送る元警部ルーカス・フリセル。当時の彼の部下で今は国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマン宛てに、彼からと思われる犯行予告の手紙が届いていたのだ。
    エヴァは、立ち上げられた特捜班Novaの曲者たちを率いて事件の捜査にあたり、第3の事件を警戒しながらフリセルを追うが――。

    ページターナーぶりは健在であった。過去のシリーズの翻訳がいずれも中断しているのが、残念なところ。新作ももちろん読みたいが、ぜひ過去作の紹介をお願いしたい。

  • おそらくシリーズ重ねるごとに洗練されてきてるんやろけど。
    既刊シリーズの続きも読みたい。

  • 2025年の16冊目は、アルネ・ダールの「円環」です。アルネ・ダールの作品を読むのは、「狩られる者たち」以来でしょうか。
    環境破壊に関係する企業の幹部が、爆弾により死亡するという事件が続けて起きます。事件は、環境テロリストによる犯行と思われます。いかにもスウェーデンらしさを感じてしまいます。
    事件の犯行声明と予告が、国家作戦局のエヴァ・ニーマン主任警部宛で届きます。何故、彼女の元に届いたのかが鍵となる理由ですが、彼女のチーム“NOVA”が捜査に当たる事になります。チームの面々がそれぞれ個性的で良い味を出しています。特にシャビール・サルワニがカッコ良い。
    そして、もう1人の主人公というべき、エヴァのかつての上司ルーカス・フリセルの存在。彼の存在が有るからこそクライマックスで2方向に分かれてのよりスリリングな展開と緊張感溢れるシーンに繋がっていると思います。作者アルネ・ダールの手腕を感じます。
    ぶっ飛び満載のエピローグも秀逸です。
    1つ不満を挙げるとするなら、事件の真相が想像付き易い事ではないですかね。
    ☆4.7

  • じめッとしていて、暗い。というのがこの作品の良いところ。ただ、いくら面白くても、読み終わった後で楽しい気分にはならないのが、難しいよね。

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